年月の記事

『ふゆの獣』初日舞台挨拶-ロッテルダム国際映画祭でも“バッドボーイ”シゲヒサは大注目。

7月2日、テアトル新宿にて東京フィルメックスグランプリ受賞作『ふゆの獣』の初日舞台挨拶が行われた。生々しい恋愛の現場を映し出している本作には脚本はなく、大まかなストーリーだけを伝えられ、役者が自由に演技するスタイルを取っている。舞台挨拶では内田伸輝監督と4人のキャストが役に入りきる撮影現場を振り返った。またロッテルダム国際映画祭に出席したシゲヒサ役佐藤博行さんからは街中で観客から声をかけられたエピソードが披露され暖かい笑いに包まれた。

『死ね死ねシネマ』-公開初日特別上映+舞台挨拶レポート

映画学校講師による観客虐殺現場でかつて教え子であった学生が「究極のホラー映画」を作り出す『死ね死ねシネマ』。7月23日オーディトリウム渋谷で公開初日を迎え、新しいタイプの3D?公開初日特別上映が行われた。『死ね死ねシネマ』は2週間の限定上映。原点に向き合うプロの映画監督の痛くて生々しい「究極の一本」を見逃すな。

『死ね死ねシネマ』-原点に向き合うプロの映画監督の痛くて生々しい「究極の一本」

映画学校の試写会で学生の作品を「映画ですらない」と酷評する講師シマザキ。反対に観客から「お前のトウニョウジマよりはマシ」と野次をとばされ、発狂したシマザキは会場内の観客42人を虐殺し逮捕される。4年後、シマザキ作品のファンだった生徒、なつきは「究極のホラー映画」を撮影するために廃墟となった学校にもぐりこむ。映画に真正面に向き合い、とり憑かれた人々を生々しく描く。『東京島』の篠崎誠監督作品。7月23日よりオーディトリウム渋谷にて公開。(c)篠崎誠 映画美学校

『黄色い星の子供たち』─絶望の中に見る愛と勇気。50年間隠されていた事件の真実とは。

つい最近まで隠されていた重大な事件がある。フランス政府による史上最大のユダヤ人一斉検挙「ヴェル・デイヴ事件」だ。ユダヤ人迫害を描いた映画は数多くあるが、フランス政府のホロコーストは他の国のそれと比べてあまり題材にされていない。95年にシラク元大統領がフランスの責任と認めるまで、ナチスドイツのよるものと捉えられていたせいだろう。ささやかな幸せを奪われ、家族と引き裂かれた子供たち運命は─?「世界が過ちを繰り返すことがないように。」祈りと願いから生まれた<真実>だけを描いた物語。7月23日より、TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館他にて全国順次ロードショー。

『モンスターズ/地球外生命体』―パニック映画の既成概念にとらわれず、恋愛ロードムービーの要素も兼ね備えた1本。

2010年のカンヌ国際映画祭で上映され、クエンティン・タランティーノやピーター・ジャクソンも絶賛したギャレス・エドワーズ監督のデビュー作。総製作費1万5千ドル(約130万円)という低予算、主演の2人以外は現地のメキシコ人エキストラ、視覚効果のほとんどを自宅の地下室で完成させるといった条件下で製作されたとは思えないクオリティです。7月23日(土)より、シアターN渋谷他にて全国ロードショー。(C)Vertigo Slate 2010

『グッド・ハーブ』—切なくも不思議な温もりに満ちた作品

メキシコシティを舞台に、アルツハイマー型認知症と診断された母と娘の絆を描くこの作品は、世界各国の映画祭で上映され多くの人々に感動を与えた。監督はメキシコ映画界で、唯一、女性を主人公に映画を撮り続けるマリア・ノバロ。初の日本公開作品となる本作では、生と死というテーマを女性らしい感性で繊細に編み上げ、美しい映像と音楽で優しく包み込んでいる。7月23日よりシネマート新宿他全国順次公開。

『ネイキッドボーイズ・ショートムービーvol.1』-ラストシーンに個性が光るイケメン達

ライブパーフォーマンスを中心に活躍をするイケメン集団「ネイキッドボーイズ」主演のオムニバス。ニコニコ動画やツイッターを題材にしたショートムービーはステージとはまた違うネイキッドボーイズの表情を楽しめる。下北沢トリウッドにて7月16日より二週間限定上映。舞台挨拶と握手会も随時開催するので、お気に入りのキャストをチェックして会場に会いに行こう。(C)2011 イトーカンパニー

『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』― 奇才バンクシーが描くアート界のどんでん返し

世界で最も有名、だがその素顔は誰も知らない英国のストリート・アーティスト、バンクシーの初監督作品。ストリート・アートに魅せられ夢中になる古着店店主ティエリー・グレッタの姿を通じ、バンクシー特有の皮肉とユーモアを織り交ぜ、“アートの価値”を問うドキュメンタリー。謎に包まれたバンクシー本人のインタビューを始め生のグラフィティアートの現場を体感できる。アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート作品。7 月16 日(土)より、シネマライズほか全国順次公開 c. 2010 Paranoid Pictures Film Company All Rights Reserved.

『LAゾンビ』―ゲイ・ポルノとゾンビ映画が融合した問題作、奇跡の特別上映。

アート・シーンにも多大な影響を与える、クィア映画界の第一人者、ブルース・ラ・ブルース監督の最新作『LAゾンビ』 ― 昨年のメルボルン国際映画祭で、上映用マスターが警察に押収された上に「焼却」までされた問題作です。日本公開は絶望的と言われていた本作の、奇跡的な特別上映が決定しました。7月16日(土)・18日(月)、銀座のヴァニラ画廊にて、「ポルノ」、「ゾンビ」、「耽美」が融合する神秘をご覧あれ。

レッドカーペット写真館-ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2011編

2011年6月26日(日)明治神宮会館にてショートショートフィルムフェスティバル&アジア2011の授賞式が行われた。映画祭を締めくくる、アワードセレモニーには様々な国々からフィルムメーカーや出演者、また日本からも豪華なゲストが続々と出席され、注目度の高さがうかがわれた。
「ミニシアターに行こう」では、ショートショートフィルムフェスティバルのレッドカーペットの模様をレポート。恒例の靴チェックも見逃すな。