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『恋に至る病』 ― ある日、性器が入れ替わった生徒と教師の、恋のゆくえ。
思春期には、誰もが、恋やセックスにまつわる都合のいい妄想を、頭のなかで繰り広げた経験があるだろう。本作の主人公ツブラも、「大好きなひとと性器交換をしたい」という奇想天外な妄想を抱いている。その妄想が現実になってしまったことで、ツブラを取り巻くひとたちの関係に、様々な変化が生じていくのだ。第21回ぴあフィルムフェスティバルのスカラシップを得て製作された本作は、1986年生まれの新人、木村承子監督の長編デビュー作である。ゲーム音楽のような電子音が挿入されたり、コミカルなセリフが頻出したり、ポップな印象を受けるのだが、能天気な恋物語では決してない。中心を成す4人の登場人物は、ときにシビアな言葉で、互いの欠落した部分をえぐる。緊張と緩和の連続は、中毒性が高く、何度でも観たくなる作品だ。(C)PFFパートナーズ
『こっぴどい猫』初日舞台挨拶 — 個性あふれるキャストが勢揃い!
映画『こっぴどい猫』、初日舞台挨拶に今泉力哉監督と主演を務めたモト冬樹氏ほか主要キャストの総勢8人が登壇し、撮影時のエピソードや作品に対するそれぞれの思いを語った。7月28日(土)、新宿K’s cinemaにて繰り広げられた、個性あふれるメンバーの和気あいあいとしたトークの模様をレポート!
【インタビュー】『こっぴどい猫』今泉力哉監督―60歳のモト冬樹を主演に迎えて描く、究極のダメ恋愛群像劇恋愛
若者たちのリアルな恋愛模様を独特の空気感で描き、今もっとも注目を浴びる若手監督のひとり、今泉力哉監督。現在公開中の『こっぴどい猫』では、60歳のモト冬樹氏を主演に迎え、またもや新たな才能を見せてくれた。奥様である今泉かおり監督の『聴こえてる、ふりをしただけ』が8月に公開を控え、ご夫婦ともどもお忙しいなか、ご愛息と一緒にインタビューにいらした今泉監督に本作制作にあたっての思いやエピソードを語っていただいた。
『こっぴどい猫』 — “21世紀型ダメ恋愛の旗手” 今泉力哉が、還暦のモト冬樹を主演に描く究極のダメ恋愛群像劇
歌手、タレント、俳優などとしてマルチな才能を発揮し続ける国民的タレント・モト冬樹。その生誕60周年を記念して制作された映画、『こっぴどい猫』は15人の男女と7つの三角関係が交差する究極のダメ恋愛群像劇。若手注目株の今泉力哉監督が恋愛の本質をユーモラスかつ鋭く描くヒューマンコメディ。7月28日(土)より新宿K’s cinemaにてレイトショー公開。©2012 DUDES