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予告編大賞から長編の主役へ 『猿楽町で会いましょう』石川瑠華インタビュー

待ちに待った劇場公開が、いよいよ現実となる。新型コロナウイルスの影響で公開が大幅に延期されていた『猿楽町で会いましょう』(児山隆監督)は、「未完成映画予告編大賞MI-CAN」のグランプリ受賞作を基に、都会の片隅に生きる若い男女の気持ちのずれを双方の視点から描いた意欲作だ。2019年の東京国際映画祭で初披露されたときにインタビュー取材をした主演の石川瑠華は、その後、数多くの映画に引っ張りだこの存在となる。期待のホープが信じる映画の魔力とは――。

【インタビュー再掲載】『アボカドの固さ』待望の劇場公開! 城真也監督、主演・前原瑞樹が喜びのコメント

映画『アボカドの固さ』インタビュー(劇場公開)

情けなくて、切なくて、たまらなく愛おしい——そんな失恋男の “愛と執着の30日間”を描く『アボカドの固さ』が、新型コロナウイルスの影響による公開延期やオンライン上映を経ていよいよ劇場公開を迎える。東京・ユーロスペースの9/19(土)公開を皮切りに、10/10(土)からは大阪シネ・ヌーヴォ、10/23(金)からは京都出町座で上映。若い才能が集結した本作の劇場公開を祝い、監督・主演の二人より届いた最新コメントとともに、今年5月に掲載した二人のインタビューを再掲する。

『アボカドの固さ』— 城真也監督、主演・前原瑞樹さんインタビュー

5年間付き合った恋人に別れを告げられ、復縁への淡い期待を抱きながら右往左往する男の “愛と執着の30日間”を描く本作が、今夏の劇場公開に先駆け、5月23日(土)より2週間「仮設の映画館」にて先行オンライン上映される。主演は劇団青年団所属の若手実力派俳優・前原瑞樹。前原の実体験をもとに、失恋直後の男の退屈かつドラマチックな日常を活写したのは、気鋭の新人監督・城真也。だれにでもある、どこにでもある失恋話。だけど、痛々しくて切実で、たまらなく愛おしい――。城にとって初長編作であり、前原は脚本にも参加した渾身の主演作である本作。どのように紡いでいったのかを伺った。