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『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』-悲劇は仕組まれた罠か、人智を超えた存在によるものか? 奇才監督が放つ不条理サスペンス

前作『ロブスター』では、“結婚できない男女は動物に変えられてしまう”というシュールな設定で、強烈なインパクトを残したヨルゴス・ランティモス監督。ここでもその独特な世界観は健在。仕事にも家族にも恵まれた男の身に降りかかる、不可思議で身の毛がよだつ悲劇を描く。第70回カンヌ映画祭脚本賞受賞作品。3月3日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか公開。

『ストロングマン』-オジさんの“生態”を垣間見られるオジ専垂涎のギリシャ映画

舞台はギリシャ・エーゲ海。“少しヨレた中年男たちが、競争心も露わにひたすら馬鹿げたゲームで優劣を競う”という設定だけでも、オジさん好きの人々の心をくすぐる。後からじわじわと可笑しさがこみ上げてくる作品だ。監督・脚本は『ビフォア・ミッドナイト』の共同プロデューサーで、女優としても出演をしているアティナ・ラヒル・ツァンガリ。脚本や編集などには『ロブスター』のスタッフが当たっている。3月25日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次公開。