ミニシアター情報

『アブラクサスの祭』~ ヘアーのない、スネオヘアーの圧倒的な存在感

sub1狂おしいまでに音楽を愛していたミュージシャンが、心を病み、音楽をやめて仏門に入る。小さな町でひっそりと生きてきた僧侶、浄念(スネオヘアー)が音楽への断ち切れない思いに気づいた時に、再度、強く思う。「ライブをやりたい」。ミュージシャン、スネオヘアーはもちろん、僧侶を演じるスネオヘアーの存在感は圧巻。歌とともに僧侶としての言葉の響きを堪能していただきたい。12/25(土)よりテアトル新宿ほか全国順次ロードショー

『ゴダール・ソシアリスム』

gsmain第63回 カンヌ国際映画祭でワールド・プレミアがおこなわれた、ジャン=リュック・ゴダール監督の新作長編『ゴダール・ソシアリスム』が、12月18日(土)よりTOHOシネマズシャンテにてロードショー。公開を記念して、ゴダール監督作品のヴィジュアルが美しいポストカード8点セットを5名さまにプレゼント致します。この記事の中から、応募フォームへお進みください。たくさんのご応募、お待ちしています。

『バスキアのすべて』

mainジャン=ミシェル・バスキア、生誕50周年。1980年代のアート界に新風を吹き込み、27歳で惜しくもこの世を去った天才画家が、亡くなる2年前の25歳のときに語った、貴重なインタビュー映像です。監督は、バスキアの友人だったタムラ・デイビス。ドキュメンタリーであると同時に、バスキアへの愛が詰まった感動的な物語である本作は、12月18日(土)より、シネマライズにてロードショー。全国順次公開です。

『シチリア!シチリア!』

mainジュゼッペ・トルナトーレ監督の集大成! エンニオ・モリコーネの音楽が彩る中、人生とシチリアの素晴らしさがたっぷりと盛りこまれている作品。トルナトーレ監督の実体験がベースになっているこの物語には、勇気を持って前向きに生きていくためのヒントがたくさんつまっている。12月18日(土)より、シネスイッチ銀座、角川シネマ新宿ほか、全国順次ロードショー。

『君を想って海をゆく』

kimimain恋人に会うために、フランスからドーバー海峡を泳いで渡る決意をした青年がいた。彼が無謀な決断をせざるをえなかったのは、難民であるため、正規の手段で渡英することができないから。フィリップ・リオレ監督が難民問題に真正面から取り組んだ感動のヒューマン・ドラマは、12月18日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー。

『リトル・ランボーズ』

lrmain.jpeg『銀河ヒッチハイク・ガイド』のガース・ジェニングス監督が贈る、すべての「男子」に宛てた、ノスタルジックなメッセージ。1982年のイギリスを舞台に、アクション映画『ランボー』に感化されて自主映画の制作に奮起する少年たちの姿は、健気で、ときにコミカルで、限りなくまぶしい ― 英国版の『スタンド・バイ・ミー』とも言いたくなる本作は、渋谷シネクイントほかにて絶賛公開中。全国順次ロードショーです。

『エクスペリメント』

exmain.jpegある「人間行動実験」が、わずか6日で中止となった。いったい何が起こったのか?―話題騒然となった2001年のドイツ映画『es[エス]』を、ポール・シェアリング監督がハリウッド・リメイク。オリジナルを観た人も、そうでない人も、極限下での人間の心理行動をぜひ直視していただきたい。12月4日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次ロードショー。

クリスマスLOVEショート―クリスマス直前、中島哲也監督ら気鋭クリエイターが描く短編ラブストーリー

フラレラ画像

12月に入り、街はクリスマス一色。 ブリリア ショートショートシアターでは短編ラブストーリーの特集上映を二本ご用意。“目と目があった瞬間”に生まれるクリスマスLOVEショートの特集上映と『告白』の中島哲也監督ら注目のクリエイター達が振られる女をテーマに綴った『フラレラ』の限定上映。 また、クリスマス・イヴには戦場カメラマンの渡部陽一さんを迎え、世界各国の短編ラブストーリーを観るイベントも開催。恋に効く短編映画を見逃さないで。

ブリリア ショート ショートシアター劇場招待券(1月末まで有効/ 長編料金で上映する作品への使用は不可)を3組6名様にプレゼント。(応募締切12月10日)

『白いリボン』

「白いリボン」メイン2009年のカンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた『白いリボン』が、12月4日(土)より日本公開。田舎の素朴な村、敬虔な信者、純真な子供 ― 本来なら美しさや崇高さを連想させる要素が、ミヒャエル・ハネケ監督の手にかかると、不穏かつ不気味な雰囲気を放つ。ハネケ監督の集大成ともいわれる本作の謎解きに頭をひねりながら、独特の空気が漂うミステリーを自分なりに咀嚼して味わうのもまた一興。

『信さん・炭坑町のセレナーデ』

shinsan_main福岡の炭坑町に、「綺麗なお姉さん」が現れた ― 平山秀幸監督の新作『信さん・炭坑町のセレナーデ』は、昭和38年を舞台に、少年の淡い恋と、炭坑町のリアリティあふれる情景を描きだした、心温まるヒューマン・ドラマ。CGを使わずにロケ中心で作った、映画作りの原点ともいえる作品です。小雪さん、石田卓也さん他、出演者が駆けつけた初日舞台挨拶の模様も、併せてリポート!