ミニシアター情報

第22回東京国際レズビアン & ゲイ映画祭-セクシャルマイノリティだけではなく映画を観る全ての人に問いかける映画祭

7月5日より東京国際レズビアン & ゲイ映画祭がスタート。セクシュアルマイノリティを題材にした28作品が上映される。映画祭がセレクトしたのは『レズビアンの娘と母親のハートフルコメディ』、『プロバスケット選手になってカミングアウトすることを目指すハーバード大学生のドキュメンタリー』、『元祖ドラァグクイーンの伝説』など多彩で刺激的な作品がずらり。単に同性間の恋愛を描くにとどまらず、家族、社会、政治の中で生きる人間の在り方を問う作品はセクシャルマイノリティだけではなく、映画を観る全ての人に問題を投げかけてくる。会期中は監督のトークイベントや公式パーティも予定されている。作品に触れ、それぞれの意見を語りあうきっかけになる映画祭だ。作品画像は『エミリー――青春へのパス』

『イノセント・ガーデン』パク・チャヌク監督 ― 韓国随一の鬼才がハリウッドを席巻! 豪華キャストとの撮影秘話を緊急インタビュー

パク・チャヌク監督が初のハリウッド進出を果たした作品『イノセント・ガーデン』がいよいよ5月31日(金)より日本公開される。韓国映画界随一の鬼才は、ハリウッドでもその才能を存分に開花。恐ろしくも圧倒的な映像美で観るものを困惑させ夢中にさせた……。映画の公開を記念して緊急来日したパク監督のインタビューにうかがってきました。豪華なキャストとの撮影秘話をお楽しみください!

『セレステ∞ジェシー』 切なく、キュート。そしてリアル。練りに練った脚本が光る、日々を闘うあなたに贈るフレッシュなラブ・ストーリー。

自分らしく生きていれば、幸せになれると思っていた―」。上昇志向が強いガンバリ屋のヒロインは、まさに今日を乗り越えるあなたの姿! まわりに流されることなく、正しいと信じた道をひたすら真っ直ぐ進んでみれば、そこには思いがけない“マサカの窮地”が待っていた……! リアルな設定と繊細な会話が光る本作で、米国からスマッシュヒットを放ったのは、ラシダ・ジョーンズ(共同脚本/制作総指揮/主演)。 理詰めではごまかせないハートを抱え、傷つき、闘うセレステに共感しているうち、きっとあなたもかけがえのない何かを発見できるはず。
5月25日(土)、渋谷シネクイントほか全国ロードショー 
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「フランス映画祭2013」ラインナップ&来日ゲスト発表記者会見

今年も6月21日(金)から24日(月)まで、フランス映画祭2013が開催されます。それに先駆けて、去る5月10日(金)、上映ラインナップと来日ゲストが発表されました。今年の映画祭団長にはフランスの名女優ナタリー・バイが就任。彼女が出演する『私はロランス』(グザヴィエ・ドラン監督)のほか、フランソワ・オゾン監督の『In the House』、セザール賞5部門にノミネートされ本国でも大ヒットしたエンターテイメント『Populaire』など、話題の新作が勢揃いします。記者発表の模様をレポートします。

『私が靴を愛するワケ』特別試写会&トークショーに叶姉妹が登場! 私物ハイヒールとハグのプレゼントに会場もヒートアップ!!

現在公開中の映画『私が靴を愛するワケ』の公開に先がけ、ゴールデンウィーク最終日の5月6日(月・祝)に特別試写&トークショーが行われた。ゲストに登場したのは叶姉妹。サンシャインカラーのドレスに身を包み、華麗なキャットウォークで登場した二人の足元には高級ブランドのハイヒールが宝石のような輝きを放っていた――。 抽選で選ばれた来場客に二人が私物のハイヒールをプレゼントするコーナーもあり、会場は最高潮の盛り上がりをみせた。

『ホーリー・モーターズ』レオス・カラックス監督トークショーレポート-ドニ・ラヴァンは特殊な体をつくりだしていきました。それは素晴らしい体で、いつも私はそれを撮影したいと思います。

『ポーラX』から13年ぶり、レオス・カラックス監督の新作となる『ホーリー・モーターズ』はドニ・ラヴァン演じる、オスカーの『行為の美しさ』をたどるSFでありファンタジーな物語。今回は、カラックス監督の来日中に行われたトークショーをレポートします。30年来、共に作品を作り続けている俳優ドニ・ラヴァンさんとの関係、カラックス監督自身の出演の経緯など監督がこの作品を作るに至る聖なる原動力(ホーリー・モーターズ)についてたっぷりと語っていただきました。

『コズモポリス』― 鬼才クローネンバーグが終末感ただよう映像でスリリングに描く、資本主義社会の“膿”

鬼才デイヴィッド・クローネンバーグ監督の最新作『コズモポリス』は、若くして巨万の富を手中にした投資家エリック・パッカーが破滅へと向かう1日を描いた、緊迫感溢れるサスペンススリラー。独自の世界観から映像化は不可能といわれた現代アメリカ文学の巨匠ドン・デリーロの同名小説を、終末感ただよう映像でスリリングに描く。70歳にして枯渇知らずのクローネンバーグ監督の想像力、そして映像センスには「さすが鬼才!」と唸ることだろう。すべてを手に入れながらも深い虚無感を抱える美青年を演じたロバート・パティンソンの演技と存在感、顔色の悪さにも大注目!?
4月13日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー!
(c)2012–COSMOPOLIS PRODUCTIONS INC. / ALFAMA FILMS PRODUCTION / FRANCE 2 CINEMA

【実践映画塾シネマ☆インパクト】シネマ☆インパクト第3期 いまおかしんじ監督インタビュー-映画を作るには仲間が必要

受け身の授業じゃない。実践で映画を撮りながら学ぶんだという気概にあふれた試み〈シネマ☆インパクト〉。開講から1年、できた映画の上映もついに第3弾、いよいよ完結となりました。毎回、監督たちが好きに暴れまくった粋のいい作品が発表されている中、今回は、熊切和嘉、いまおかしんじ、大根仁、廣木隆一、山本政志の5人の監督作の上映です。これまでは、撮影地は新宿などの共通項目が設定されていましたが、今回はそういうこともなくなって自由度アップ。廣木監督はオール福島ロケ、大根監督は138分の大作、山本監督は長編映画のプロローグと皆、自由過ぎ!熊切監督は32分の短編ながら、人間の心の中に痛烈に迫っていって、濃密な時間を作り出しています。さて、「UNDERWATER LOVE-おんなの河童」の記憶も未だ鮮やかな、いまおかしんじ監督はどんなトライをしたのでしょうか。スペシャルインタビューです。制作者コースを受講した甘利類さん(24歳)も加わって受講の実感を語ってくれました。

『セックスの向こう側~AV男優という生き方』-極めつくしたものが語る女性とは?セックスとは?

2012年、アダルトビデオ=AVが誕生していから30年。現在ではメーカー数100社以上、月間販売タイトル推定4500本、業界年間売上約550億円の一大産業へと発展している。業界を支える現役AV女優は推定10,000人ともいわれるが、一方AV男優は約70人と驚くほど少ない。男優の数が少ないという事は、一人の男優が“からむ”女優の数は数千人に上り、休む間もなくフル稼働をしているのが現状だ。本作はセックスを仕事とし、日々セックスと向き合う男達20人の生の声を追い求めるドキュメンタリー。加藤鷹を始めとする伝説の男優から新世代のイケメン男優が女性について、セックスについて語りつくす。極めつくした者だけが語れる言葉に男性だけでなく、女性も耳を傾けていただきたい。2月23日(土)より渋谷アップリンクにてレイトショー以降全国主要都市にて順次公開!

『メッセンジャー』-イラク戦死者の遺族に訃報を伝えるメッセンジャーの苦悩

2003年、イラクの大量破壊兵器を摘発するという名目で、アメリカを中心とする多国籍軍はイラクに侵攻する。結局大量破壊兵器は見つからず、戦争の大義名分は崩壊した。イラク戦争における米軍の死者数は約3500人。本作のタイトルにもなっている“メッセンジャー”とは、故郷で帰りを待ちわびる家族に、悲しい報告を伝える軍人のことだ。ここでは、自らも負傷し、この過酷なミッションに任命された軍曹の苦悩と心の再生が描かれる。『プライベート・ライアン』のプロデューサーが製作し、第82回アカデミー賞でも助演男優賞と脚本賞にノミネートされた秀作である。3月9日(土)より、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー © All the Kings Horses, LLC ALL RIGHTS RESERVED