ミニシアター情報
『第6 回したまちコメディ映画祭 in 台東』― レトロとモダンが交差する東京下町で、世界各国のコメディ映画を上映 !
浅草、上野という東京随一の下町(したまち)の魅力をコメディ映画を通じて存分に味わえると、回を重ねるごとに盛り上がりをみせる『したまちコメディ映画祭 in 台東』(略称:したコメ)が、今年も2013年9月13日(金)~ 9月16日(月・祝)に開催される。いとうせいこう氏が総合プロデュースを務める本映画祭は、「映画(Cinema)」「したまち(Old town)」「笑い(Comedy)」の3要素を掛け合わせることで、映画人、喜劇人、地元の人々、映画・喜劇を愛する観客が一体となって盛り上がれる、ほかにはない魅力を持った住民参加型の国際コメディ映画祭なのだ!© 2013 辛酸なめ子/「したまちコメディ映画祭in台東」実行委員会
『黒いスーツを着た男』ラファエル・ペルソナインタビュー-アラン・ドロンの再来と言われた美貌の俳優は真面目で母親思い。
8月31日より公開がスタートする『黒いスーツを着た男』はひき逃げ事件の加害者、被害者、目撃者3つの世界が交錯するクライムサスペンス。単なる謎解きではなく、三者それぞれの抱える事情と心が繊細に描き出され、真のつぐないとはなにか?を追い求めていく。『ミニシアターに行こう。』ではアラン・ドロンの再来と謳われた主演のラファエル・ペルソナさんにインタビュー。質問に対し熱く語る姿は実直で真面目。歯ごたえあるフレンチイケメンのお話をお楽しみください。
『サウンド・オブ・ノイズ』 ~陳腐な世にテロを仕掛ける! 前代未聞のロマンチック・ヘンテコ映画~
突如現れた6人組。彼らは、あらゆるものをパーカッションに見立て、リズムを刻み音楽を作り上げる、ミステリアスなテロリスト。この事件を追う警察官は、破格の音楽嫌いアマデウス。要求を明かすことなく見事な「音楽テロ」を繰り広げる、謎の6人組の目的とは……? カンヌ国際映画祭をはじめ、各国の映画祭の短編部門で賞レースを賑わせた短編映画『アパートの一室、6人のドラマー』。本作はそのコンセプトを活かし、キャストもそのままに、バージョンアップさせた長編意欲作。本年2月にユーロスペースで開催された「トーキョーノーザンライツフェスティバル」でプレミア上映されるも、満席で観逃したという声も多い。スウェーデン発の新感覚エンターテインメント、いよいよ期待の全国上映スタート!
7月27日(土)より、新宿シネマカリテほか全国順次公開。
© 2010 BLISS/DFM FIKTION/NORDISK FILM/WILD BUNCH/KOSTR-FILM/DFM/FILM I SKÅNE/FILM I VÄST/EUROPA SOUND
【画像で楽しむイベントレポート】東京国際レズビアン&ゲイ映画祭-公式パーティー『ル グラン バル』レポート
第22回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭が7月5日よりスタート。初日となる7月5日は青山スパイラル地下 1 階「Cay」にて東京国際レズビアン&ゲイ映画祭公式パーティーの『ル グラン バル』が開催され、ジャンルを超えた新しいエンターテイメントパフォーマンスの数々に観客は大きな盛り上がりをみせた。「ミニシアターに行こう。」では公式パーティーの模様を画像満載でレポートします。パーティーが気になったあなたは今週末にも引き続き青山スパイラルホールで行われる東京国際レズビアン&ゲイ映画祭に参加してみてはいかが?
『3人のアンヌ』公開記念―「ホン・サンスは巨匠の三種盛りだ!」菊地成孔氏トークイベントレポート
ホン・サンス監督の新作『3人のアンヌ』の公開を記念し、2013年6月2日(日)オーディトリウム渋谷にて、トークイベント「ホン・サンス監督特集プラスワン ―ホン・サンス監督をこよなく愛する菊地成孔が語るホン・サンス」が行われました。音楽家・文筆家の菊地成孔さんと日本映画大学准教授の韓東賢(ハン・トンヒョン)さんによるトークは、ゴダールの名作から『麻雀放浪記』まで幅広く引用をしつつホン・サンスを語るという非常に内容の濃いものでした! 今回は、そんなイベントの様子をお届けします。
【「ほぼ」ノーカット!】フランス映画祭トークショー、『In the House (英題)』フランソワ・オゾン監督、エルンスト・ウンハウアーさん-オゾン監督の映画の恩師は誰?
フランス映画祭のオープニングセレモニーに引き続き、オープニング作品『In the House (英題)』が上映され、上映後にフランソワ・オゾン監督と主演のエルンスト・ウンハウアーさんによるトークショーが行われた。日本でも人気の高いオゾン監督とセザール賞男優賞にノミネートされたフランス期待の小悪魔系若手イケメン俳優、エルンストさんに会場からは途切れることなく質問が飛びかい熱気あふれるイベントとなった。会場の模様をほぼノーカットでレポートします。
『嘆きのピエタ』-シニカルで非道、そして慈悲深い「キム・ギドクの寓話」
天涯孤独の心ない借金取り、ガンド。保険金から借金を返済させる非道な生き方をしてきた男に母親と名乗る女が現れた。「悪魔」と呼ばれた男は「母親のぬくもり」を信じることができず戸惑うが、なにげない母親との生活の中で氷のような心をとかしていく。そんな中、突然、母親が姿を消す。母と名乗る女はどこに行ったのだろうか? 金と愛の中に生きる人間の姿をシニカルで非道に、それでいて慈悲深く描く「キム・ギドクの寓話」は答えを与えるのではなく、観客に考えをゆだねていく。ヴェネチア国際映画祭最高賞の金獅子賞受賞作品。(c)2012 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.
3人のアンヌ―ホン・サンス×イザベル・ユペールによる、クセになりそうなパラレル・ワールド
「面倒くさそうな人」に、どうしようもなく惹きつけられてしまう瞬間があるのはなぜだろう。フランスからきた女性が、海辺の街で過ごす短い時間のなかで同じライフガードに出会い、淡い恋が生まれるという物語が3度反復されるという、シンプルな構造の『3人のアンヌ』という映画。けれども、登場人物が発する言葉や小道具の使い方から、ホン・サンスという監督の面倒くさそうな人柄が感じとれる。悪い意味ではなく、「このひとに関わったら理由もなく惹きつけられて収拾がつかなくなるだろうな」という意味の面倒くささだ。静かな海辺の街で繰り広げられる大人の物語。引き返すことができなくなるかもしれないやっかいな感情を抱えてしまうことを覚悟のうえ、劇場に足を運んでほしい。
【画像で楽しむイベントレポート】-ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2013レッドカーペット
2013年6月9日(日)明治神宮会館にてショートショートフィルムフェスティバル&アジア2013の授賞式が行われた。本映画祭グランプリは次年度米国アカデミー賞短編部門ノミネート選考対象として出品される国際的なコンペティション。アワードセレモニーには様々な国々からフィルムメーカーや出演者、ゲストが多数参加され、華やかなセレモニーとなった。「ミニシアターに行こう。」ではレッドカーペットの模様をレポートします。もちろんセレブの靴チェックもお楽しみに。
第25回東京学生映画祭授賞式レポート-グランプリは多摩美術大学 中村祐太郎監督「ぽんぽん」に
中村義洋監督、青山真治監督など多くの映画人を輩出してきた、学生映画の登竜門、第25回東京学生映画祭が5月24~26日 に開催された。今回はゲスト審査員に瀧本智行監督,松江哲明監督,君塚良一監督を迎え、140作品以上の作品のなかから厳正なる審査、観客投票を経て、各賞を決定。受賞者の喜びの声をレポートします。
