ミニシアター情報

『モーターズ』〜「空回りで、ちょうどいい」不器用な40男の愛すべき日々を綴った、渡辺大知第一回監督作品〜

うだつの上がらない40男が恋に落ちた…!どこともしれない郊外の工場で働く男たち、その日常をオフビート感覚でみせる出会いと別れの物語。主演に実力派俳優・渋川清彦。監督は、ロックバンド・黒猫チェルシーのフロントマンであり、映画『色即ぜねれいしょん』『くちびるに歌を』などで俳優として高い評価を得ている渡辺大知。本作はPFFアワード(ぴあフィルムフェスティバル)2014で審査員特別賞を受賞している。
11月14日(土)~11月27日(金)新宿武蔵野館レイトショー上映!全国順次公開
(C)2014 team モーターズ 

第一回監督作品『モーターズ』劇場公開 〜渡辺大知監督インタビュー〜

ロックバンド「黒猫チェルシー」のフロントマンである一方、俳優としても高い評価を得ている渡辺大知氏が、なんと監督としてオリジナル脚本の映画を撮り上げていた!そしていよいよ第一回監督作品『モーターズ』新宿武蔵野館での公開がスタートする。PFFアワード(ぴあフィルムフェスティバル)2014では審査員特別賞を受賞。大学の卒業制作でありながら、主演に実力派俳優・渋川清彦を迎え、整備工場で働くちょっぴり空回り気味の中年男と、一組のカップルの出会いと別れを味わい深く演出している。
劇場公開直前、渡辺監督に本作のエピソードや映画への思いについてお話を伺うことができました。

【画像で楽しむイベントレポート】第28回東京国際映画祭レッドカーペット

10月22日アジア最大の映画祭、東京国際映画祭が開幕。オープニングを飾るのは華やかなレッドカーペットセレモニー。国内外から多くの映画人が集まり、賑やかに映画祭のスタートを切りました。今回はミニシア流にレッドカーペットをレポートします。

『ザ・ヴァンパイア~残酷な牙を持つ少女~』-斬新な視点が光るイランを舞台にしたヴァンパイア映画

東欧のイスラム世界にも吸血鬼伝説はあるものの、十字架や聖水など、キリスト教と関連するイメージが強いヴァンパイア。だが、注目のイラン系新人監督アナ・リリ・アミリプールは、チャドルに身を包み男たちに襲いかかる美しいヴァンパイアを誕生させた。モノクロ映像と全編を流れる音楽が印象的な本作は、デヴィッド・リンチや初期のジム・ジャームッシュの作品と比較されることが多いというが、その世界観は独特かつ斬新で高い評価を受けている。9月19日(土)新宿シネマカリテ他全国順次公開。

「観ずに死ねるか!傑作絶望シネマ88」出版記念上映会-観なきゃ夏は終われない、猛毒注意のトークショー10連発

「観ずに死ねるか!傑作絶望シネマ88」出版を記念して掲載絶望作品12本をテアトル新宿で一挙上映される。「観なきゃ死ねない」圧倒的な作品セレクションはもちろん、注目すべきはなんといってもトークショー。原一男監督×中村うさぎさん、ライムスター 宇多丸さん×三沢和子(故・森田芳光監督夫人)など映画ファンなら一度は聞いてみたいトークゲストがずらりと勢揃い。激しい化学反応が起きそうな、この夏一番の「観なきゃ死ねない」「聴かなきゃ死ねない」イベントを見逃すな。Ⓒ1993松竹株式会社

第24回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭-LGBTに対して世界は変わっている。あなたはどうだ?

7月11日(土)〜20日(月・祝)の計10日間、 シネマート新宿、スパイラルホー ルを会場に「第24回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭(以下TILGFF)」が開催中。カンヌ・ベルリン・サンダンスなど、各国際映画祭への出品作からLGBTをテーマにした骨太なドラマやドキュメン タリー全14プログラムを上映。LGBT(セクシャルマイノリティ)を取り巻く環境は大きく変化をしている。さまざまな意見が出てきている今だからこそ、LGBTをテーマにした作品をみることの意味は大きい。映画をみたら、今までのイメージが変わるかもしれない。そういうパワーを秘めた作品が集まる。上映作品のほとんどの作品がジャパンプレミアとなる作品なので、この機会を見逃さないで。

ジョシュア・オッペンハイマー監督、主人公アディさん登壇〜『ルック・オブ・サイレンス』パネルディスカッションレポート

インドネシア9.30事件とその後の虐殺から50年、沈黙を強いられてきた遺族を描くドキュメンタリー映画『ルック・オブ・サイレンス』。その日本公開に先駆け、試写&パネルディスカッションイベントが2015年6月、東京・早稲田大学小野記念講堂にて行われた。登壇はジョシュア・オッペンハイマー監督、アディ・ルクンさん(兄を殺害された本作主人公)、慶応大学名誉教授の倉沢愛子教授、学生パネラーの二重作和代さんと野間千晶さん。「『ルック・オブ・サイレンス』をどう受け止め、何を学ぶか」をテーマとし、胸が熱くなる制作秘話なども飛び出した。質疑応答では客席からも数えきれぬ挙手があり、本作への関心の深さがうかがえた。

『Beauty of Tradition-ミャンマー民族音楽への旅-』― 世界でも稀少な音源CD制作の収録風景を撮影したドキュメンタリー

ふとしたきっかけで出会ったミャンマーの伝統音楽に魅せられ、その手つかずのピュアな音楽を守りたいという想いからトランク7個分の録音機材とともに現地に赴き、40日間かけて約100曲もの楽曲を録音。映画『Beauty of Tradition-ミャンマー民族音楽への旅-』は世界でも稀少な音源CD制作の収録風景を撮影したドキュメンタリーであり、アウンサンスーチーの解放後、急速な民主化と経済改革が進むミャンマー最大の都市・ヤンゴンの風景を記録したロードムービーでもある。6月27日(土)よりポレポレ東中野ほか全国順次公開
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グランプリは中村祐太郎監督に―第27回東京学生映画祭授賞式

中村義洋監督、青山真治監督など多くの映画人を輩出してきた、学生映画の登竜門、第27回東京学生映画祭が5月29-31日 に開催された。今回はゲスト審査員に大林宣彦監督、深田晃司監督、俳優の古舘寛治さんを迎え、厳正なる審査、観客投票を経て、各賞が決定しました。受賞者の喜びの声と授賞式最後に学生監督に送られた大林宜彦監督のコメントをレポート。映画を愛する同志に向けられた大林宜彦監督の熱い言葉をじっくりお楽しみください。