ミニシアター情報
【スクリーンの女神たち】『センターライン』主演・吉見茉莉奈さんインタビュー
スクリーンで女神のごとく輝く女優にスポットを当て、出演作品とその素顔の魅力に迫る本コラム。今回は、2019年4月20日(土)より池袋シネマ・ロサで公開の『センターライン』で主演を務めた吉見茉莉奈さんにご登場いただきました! 撮影の舞台裏や好奇心に溢れた素顔の秘密などを、オリジナル画像満載でたっぷりとお届けします!(撮影:ハルプードル)
『星に語りて~Starry Sky~』— 未曾有の大震災直後、“障害者が消えた”のはなぜか? 多くの人が知るべき真実を基に描くヒューマンドラマ
東日本大震災で被災した障害者の震災直後の状況と支援者の活動を綿密に取材し、その事実を基に描いたヒューマンドラマ。成人期の障害者を支援する事業所の全国組織「きょうされん」結成40周年記念映画として製作され、脚本は自らも被災を経験した漫画家の山本おさむ氏が務める。メガホンを執ったのは、大林宣彦監督作品の監督捕にも従事し、ドキュメンタリードラマや短篇映画で注目を集める気鋭、松本動(ゆるぐ)監督。実力派の役者陣やオーディションで選ばれた障害当事者たちの演技も魅力的だ。4月5日(金)アップリンク吉祥寺にて公開、全国順次上映開始
『アニエス・ヴァルダ監督 追悼特集上映』— “ヌーベルヴァーグの祖母”が遺した名画たち
3月29日に亡くなったアニエス・ヴァルダ監督の追悼特集上映が4月6日(土)より2週間限定でアップリンク吉祥寺にて開催される。“ヌーヴェルヴァーグの祖母”とも呼ばれたヴァルダ監督の作品『顔たち、ところどころ』『5時から7時までのクレオ』『幸福(しあわせ)』『ジャック・ドゥミの少年期』と、ヴァルダが歌詞で参加している夫ジャック・ドゥミ監督作品『ローラ』の5作品が上映される予定だ。
【すずゆり撮影日記】ロブ・ライナー監督の熱意に打たれた『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』来日会見潜入レポ
【すずゆり撮影日記】第2回は、2019年3月29日(金)より公開の『記者たち~衝撃と畏怖の真実~』ロブ・ライナー来日記者会見をレポート! イラク戦争の大義名分となった「大量破壊兵器」の存在に疑問を抱き、真実を追い続けた新聞社ナイト・リッダーの記者たちの奮闘を描く本作に、ライナー監督が込めた熱く真摯なメッセージをお届けします!<取材:2019年2月1日 日本外国特派員教会>
追悼 ミシェル・ルグラン-美しい旋律に彩られた“恋する映画”たち
2019年1月、フランスのピアニストで作曲家のミシェル・ルグランの訃報が届いた。フランス映画から、ハリウッド映画、日本映画まで数々の映画音楽を手掛け、その作品は長い間多くのファンを虜にしてきた。今回はルグランの名曲に彩られた作品の中から、『ロシュフォールの恋人たち』『おもいでの夏』『華麗なる賭け』のDVD&Blu-rayをご紹介。時に甘く時に切ないメロディは、映画とともにいつまでも私たちの心の中に生き続けるだろう。
『偏愛ビジュアリスト/東海林毅ショートフィルム選』— 異色にして珠玉の短編4作を一挙上映!
VFXアーティスト、映画監督として活躍する東海林毅の短編4作品を上映する『偏愛ビジュアリスト/東海林毅ショートフィルム選』が、2019年3月30日(土)から4月5日(金)まで、池袋シネマ・ロサにて開催される。期間中は多彩なゲストを招いたアフタートークイベントも連日行われる予定だ。<上映作品>
『老ナルキソス』『ホモソーシャルダンス』『ピンぼけシティライツ』『23:60』
『天然☆生活』— 古き良き日本映画の香りを漂わせた、愛おしさ120%のトンデモ映画
50歳の独身ニートの平和な日常が、オーガニックかぶれの外来種一家に壊される!? インディーズ映画への注目が高まるなか、またもや見逃せない快作が登場した。2017 年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のグランプリに輝いた『トータスの旅』の永山正史監督が、その受賞で手にした次回作制作補助金を基に完成させた本作は、古き良き日本映画の香りを漂わせながら、昨今のオーガニックブームや高齢ニートの姿をユーモアたっぷりに描き、終いにはスプラッター&怪奇な展開が待ち受けるという、愛おしさ120%のトンデモ映画だ。川瀬陽太、津田寛治を中心に個性派揃いのキャスティングも魅力的だ!
3月23日(土)より新宿K’s cinemaほか全国公開
『第10回ちば映画祭』— 若手監督の秀作&傑作を上映!「ちば映画祭」が2年ぶりに帰ってきた!
千葉県初上映&将来有望な若手監督の作品をメインに上映する「ちば映画祭」が2019年3月29日(金/前夜祭)・30日(土)・31日(日)に千葉市中央区の千葉市生涯学習センターで開催される。前夜祭では、千葉県とゆかりのある作品の上映するほか、本祭では清原惟監督の特集上映を含む計16作品を上映予定。各上映後には監督などゲストによるトークも予定。
『ノーザン・ソウル』— 最盛期の“ノーザン・ソウル”シーンがスクリーンに蘇る、苦くてアツくてエモい青春映画!
60年代にイングランド北部の労働者階級の若者から誕生したユース・カルチャー、“ノーザン・ソウル”。その最盛期である70年代を舞台に、青年たちの葛藤と成長を描く、ほろ苦くもとびきりアツい青春映画。メガホンを執ったのは、ユース・カルチャーの描写に定評があるフォトグラファー、エレイン・コンスタンティン。彼女自身がリアルに経験した“ノーザン・ソウル”の熱狂を、初監督作品ながら生々しくスクリーンに投影している。2月9日(土)より東京・新宿シネマカリテ、兵庫・神戸・元町映画館 ほか全国順次公開
2月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―
2月公開映画の中から、ミニシアライターが気になった作品をまとめてピックアップ! 今回は、村上春樹の原作を巨匠イ・チャンドンが映画化したサスペンス、シャーロット・ランプリングの渾身の演技が光る珠玉の人間ドラマ、女性の愛と葛藤を戦争の記憶とともに描くM・デュラスの「苦悩」を映画化した物語、LGBTの人々の真実をミュージカル仕立てで描く新鋭監督の意欲作など、バラエティ豊かな4作品を紹介! 【LINE UP】2/1(金)公開 『バーニング劇場版』、2/2(土)公開 『ともしび』、2/22(金)公開 『あなたはまだ帰ってこない』、『サタデーナイト・チャーチ -夢を歌う場所-』