最新作品情報
『フラメンコ・フラメンコ』-本国スペインで“最高の芸術作品”と賞されるフラメンコ映画の決定版! 超一流アーティスト達がセッションする魅惑と官能のステージ。
世界中でフラメンコブームを巻き起こしたと言われる前作『フラメンコ』(1995)からおよそ15年、『カラスの飼育』『血の婚礼』『カルメン』などの名作を次々と生み出してきた、名匠カルロス・サウラ監督と、『暗殺の森』『ラストエンペラー』などの作品で”光の魔術師”という異名を持つ撮影監督のヴィットリオ・ストラーロが再びタッグを組み、更なるフラメンコの真髄に迫る。「生命の旅と光」をテーマに、フラメンコ界の神とも呼ばれるマエストロ達と、人気若手アーティストが一同に会し、魅惑的な舞台を創り上げる。本国スペインで”最高の芸術作品”と賞される、美しきダンスと音楽の饗宴がついに開幕。2月11日(土)より、Bunkamuraル・シネマにてロードショー。
第3回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル
座・高円寺では2月8~12日ドキュメンタリーフェスティバルを開催中。第3回を迎える今年は原発事故後の福島の現状を映し出す作品を含むコンペティション部門4本の上映他、各界の著名人が選ぶゲストセレクションと、バラエティ豊かなドキュメンタリー映画を堪能できる。作品上映後はより深くドキュメンタリー作品を知るトークイベントも開催。目の前に映し出される真実をそれぞれに見て、素直に感じてもらいたい。(C)東映
映画の貴公子 ボリス・バルネット傑作選『帽子箱を持った少女』―旧ソビエトの巨匠の愛らしいコメディを、ピアノの生伴奏と共に。
1月21日(土)~2月10日(金)、「映画の貴公子 ボリス・バルネット傑作選」が、渋谷のユーロスペースで開催されている。サイレントからトーキーへと移り変わっていく映画の黄金時代にあらゆるジャンルの作品を手がけてきたバルネット監督は、旧ソビエトを代表する娯楽映画の名手。今回のラインアップで唯一の無声映画『帽子箱を持った少女』は、2月9日(木)の夜にピアノの生伴奏付きで上映される。映画館にピアノを搬入しておこなわれる、特別で贅沢な上映会 ― 渋谷でそんな一夜を過ごしてみるのはいかがだろうか。
トーキョーノーザンライツフェスティバル 2012―日本初上映作、幻のフィルム、伝説の無声映画まで。北欧映画が渋谷に大集結!
北欧映画を満喫できる1週間が、今年も渋谷で待っている ― 2月11日(土・祝)~17日(金)、「トーキョーノーザンライツフェスティバル 2012」が、ユーロスペースとアップリンクファクトリーにて開催される。新旧の北欧映画から選ばれた上映作品は、長編がなんと14本。ジャパン・プレミアの『ネクストドア/隣人』、安部公房原作の『友達』、無声映画の『魔女』等、ヴァラエティに富んだラインナップだ。「どの作品を観るか。何本、観に行けるか」、さあ、思いきり頭を悩ませていただきたい。(画像は、ポール・シュレットアウネ監督作品『ネクストドア/隣人』)
代官山の宵をチャップリンと共に 第2夜―粋な空間で美味しい食事を味わいながら、サイレント映画を「ライヴ」で愉しむ。
2月2日(木)、風土カフェ&バー「山羊に、聞く?」にて、「代官山の宵をチャップリンと共に 第2夜」が開催される。チャップリンの初期作品に加えて、日本の「大スタア」林長次郎主演『野狐三次』も上映。活動弁士・片岡一郎による語りと、サイレント映画ピアニスト・柳下美恵による伴奏つきの、贅沢な上映会だ。
「映画馬鹿のススメ ~80s⇒ 90s PFFリバイバル上映~」—人気監督3人のPFFアワードグランプリ受賞作品を1日限定上映!
我らは映画馬鹿である。そんな彼らが集う秘密の一夜—1月28日(土)、オーディトリウム渋谷でバンタンデザイン研究所の学生有志による上映会「映画馬鹿のススメ~80s⇒90s PFFリバイバル上映~」が開催される。映画制作がフィルムからデジタルへと大きな転機をむかえている今、その相違点や自主制作における展望などを考える注目の上映&トークイベントだ。
ちば映画祭 VOL.4―『ロストパラダイス・イン・トーキョー』に『へんげ』、『おばけのマリコローズ』……、日本の映画界を担う監督の作品を堪能しよう。
今年で4回目となる「ちば映画祭」が、1月28日(土)・29日(日)の2日間、千葉市民会館にて開催される。ベテランから若手まで、日本の映画界を担う監督の作品をメインに堪能させていただける質実剛健の映画祭。注目のラインアップから、ミニシアが「これは絶対に押さえてほしい!」と太鼓判を捺すのは、『ロストパラダイス・イン・トーキョー』、『へんげ』、『おばけのマリコローズ』、『THE GODFATHER OF GORE/ゴッドファーザー・オブ・ゴア』の4作品だ。記事内にて、1月29日の通し券のプレゼント企画(2組4名様)も実施中!(画像は『ロストパラダイス・イン・トーキョー』)
『ゾンビ大陸 アフリカン』-史上初! 暗黒のアフリカ大陸を舞台にした本格的サバイバルホラー。
近年、ゾンビも走ったり武器を持ったりとだいぶ進化を遂げている。だが、本作に登場するのは、動作が緩慢で、音もなく獲物に近付く正統派ゾンビ。監督・脚本・プロデューサーを務めるハワード・J・フォードとジョン・フォードの兄弟は、子供のころ、ジョージ・E・ロメロ監督の『ゾンビ』に大きな衝撃を受けたという。ゾンビ映画の原点回帰を目指し、なおかつ史上初のアフリカを舞台にしたという本格的サバイバルホラー。1月21日(土)より、シアターN渋谷にてロードショー。(C)2010 INDELIBLE PRODUCTIONS UK LTD-ALL RIGHTS RESERVED
『果てなき路』—幻影と現実の境目を彷徨う、終わりなきロマンティック・ミステリー。
『断絶』でニューシネマの伝説となったモンテ・ヘルマン監督。21年ぶりの長編作品『果てなき路(みち)』は映画製作現場を舞台に描くロマンティック・ミステリー。愛と欲望、夢と野心が交差し、不思議な官能美に彩られた極上のフィルム・ノワール作品。1月14日(土)より、渋谷シアター・イメージフォーラムにて公開。(C)2011 ROAD TO NOWHERE LLC
『今日と明日の間で』-39歳の首藤康之のしなやかな体と強靭な魂
モーリス・ベジャール、ジョン・ノイマイヤー、 イリ・キリアン、マシュー・ボーンなど世界の名だたる振付家から愛され多くの作品に出演してきたダンサー首藤康之。東京バレエ団、退団後はバレエの枠組みを超えた新しい表現を次々と世に送り出している。2010年の活動を中心に首藤康之の今を追うドキュメンタリー。自分の体に向き合いながら、その先の表現を求める首藤。明日はどこに開かれて行くのだろうか。※1/7(土)より東京都写真美術館ホール他にてプレミアムロードショー (C)2011 スタイルジャム