最新作品情報
『ファイティン!』― マッチョでキュートなマ・ドンソクの魅力全開で描く、アームレスリングの激熱バトルと家族愛!
韓国の個性派俳優、マ・ドンソクが、腕周り50センチの上腕筋パワー全開で挑んだ感動と笑いがいっぱいの腕相撲アクション・ドラマ。生後間もなくアメリカへ養子に出され、腕っ節の強さだけを頼りに生きてきた孤独な男が、祖国で初めて知る妹の存在と“家族”の絆。しかし、そこにはある秘密があった……。共演には『バトル・オーシャン 海上決戦』のクォン・ユル、『ハナ 奇跡の46日間』のハン・イェリ、韓国で大人気の子役、チェ・スンフンなど、個性豊かな実力派俳優が顔を揃える。2018年10月20日(土)シネマート新宿ほか全国公開
『止められるか、俺たちを』〜1969年を再現した若松プロダクションの青春群像劇〜
「若松プロダクション」で若き日々を過ごした映画製作者たちの青春群像劇。若松孝二役を井浦新が、21歳でピンク映画の助監督となったヒロイン・吉積めぐみ役を門脇麦が好演。監督をつとめたのは、若松プロダクション出身で、実際に若松本人を知る白石和彌。1969年頃の新宿・原宿を舞台に、時代が匂い立つような魅力ある作品に仕上がっている。2018年10月13日(土)よりテアトル新宿ほか全国順次公開。©2018若松プロダクション
「ジョージア[グルジア]映画祭 コーカサスの風」— “映画の王国”の新旧未公開作品全19作を2週間限定上映
ジョージア(グルジア)に映画が誕生して110年。この記念すべき年に、サイレント時代の伝説的作品からソ連時代の名作、1991年以降の現代映画など、知られざる“映画の王国”の新旧未公開作19作品が岩波ホールで公開される。創立50周年を迎えた同ホールは、これまでにも数々のジョージア作品を紹介してきた。秋のひとときに“コーカサスの風”を体感してみてはいかがだろうか。10月13日(土)~10月26日(金)開催
10月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―
10月公開映画の中から、ミニシアライターが気になった作品をまとめてピックアップ! 今回は、昭和の匂いを放つ “ジャンル分け不可”のインディーズ作品、一晩の奇蹟を描く東野圭吾原作の感動ファンタジー、全編PCの画面上で展開するスリリングなミステリーなど、 “映画の秋”にぴったりな4作品をご紹介。気になる作品はぜひ劇場で! 【LINE UP】『シャルロット すさび』(10/6〜)、『ナミヤ雑貨店の奇蹟 -再生―』(10/13〜)、『テルマ』(10/20〜)、『search/サーチ』(10/26〜)
『黙ってピアノを弾いてくれ』〜愛すべき”狂気の天才”ミュージシャン、チリー・ゴンザレスのすべて〜
優れた音楽性を内包しつつ、破天荒なキャラクターとラップのパフォーマンスで、90年代のアンダーグラウンドシーンから頭角を現したカナダ出身のミュージシャン、チリー・ゴンザレス。世界中に熱狂的なファンをもつ彼は、過激なおしゃべりと奇抜なパフォーマンスを見せたかと思えば一変してピアノで美しい旋律を紡ぎ、人々を感動させる。ダフト・パンク、ビョーク、ジェーン・バーキンなど多くのアーティストが心酔する、異端の音楽家”ゴンゾ”の全貌に迫る傑作ドキュメント。その名を知らない人でも、この作品を観ればファンになってしまうほど、チリー・ゴンザレスの魅力が溢れている。第68回ベルリン国際映画祭正式出品作品。9月29日(土)より渋谷・シネクイントほか全国順次公開。
『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』-タイの天才女子高生が手がける世界を股にかけたカンニング・プロジェクト!
受験戦争が過熱するタイを舞台に、天才少女をリーダーとした高校生の犯罪グループが、その頭脳と度胸と行動力で大がかりなカンニング計画に挑む。世界16の国と地域で大ヒットを記録し、そのうち中国や台湾、ベトナム、マレーシアなどではタイ映画史上歴代興行収入第1位となった。巧妙な計画やスリリングな展開は高校生版「オーシャンズ11」と評されたこともある。28分間にわたるクライマックスのカンニングシーンに、思わず手に汗握る。9月22日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開
『1987、ある闘いの真実』― 人々の勇気と信念の連鎖が国家を変えた真実のドラマ
全斗煥大統領による軍事政権下の韓国で、民主化闘争に関わった人々の実話を描く衝撃のドラマ。一人の大学生の不審死をきっかけに、やがて国中へと広がった国民たちの闘いを、さまざまな人々の視点から濃密かつサスペンスフルに描いていく。メガホンを執ったのは、『ファイ 悪魔に育てられた少年』のチャン・ジュナン監督。キム・ユンソク、ハ・ジョンウほか、カン・ドンウォン、ソル・ギョング、ユ・ヘジン、キム・テリなど、豪華極まりない俳優たちの渾身の演技にも注目。9月8日(土)シネマート新宿ほか全国順次公開。© 2017 CJ E&M CORPORATION, WOOJEUNG FILM ALL RIGHTS RESERVED
9月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―
9月公開映画の中から、ミニシアライターが気になった作品をまとめてピックアップ! 今回は、最強キャストのバイオレンスアクション、ブレイク・ライヴリー主演の心理サスペンス、太陽の塔の謎と魅力を解き明かすドキュメンタリーほか、バラエティ豊かな5作品をご紹介。気になる作品はぜひ劇場で! 【LINE UP】『SPL 狼たちの処刑台』(9/1〜)、『ウルフなシッシー』(9/15〜)、『かごの中の瞳』(9/28〜)、『運命は踊る』『太陽の塔』(9/29〜)
『大人のためのグリム童話 手をなくした少女』〜流れるような筆絵が鼓動する! ダイレクトに心へ響く驚愕のアニメーション〜
グリム童話を物語のベースに「現代に通じるヒロイン」の生き様を描く 長編アニメーション。悪魔と取引する父に手を切られてしまった少女が、自分の居場所を求めて、旅に出る。弾むように動く簡略化された筆絵の線に、風景や色など、いくつものレイヤーを重ねた、美しい絵画的な世界がスクリーンに広がる。東京アニメアワードフェスティバル・長編アニメーショングランプリ受賞、アヌシー国際アニメーション映画祭・審査員賞&最優秀フランス作品賞のW受賞。8月18日(土)よりユーロスペースほか全国順次公開。
イケメンにドキドキ! ストーリーにハラハラ! 猛暑を吹き飛ばす中華圏映画2選— 『SHOCK WAVEショック ウェイブ 爆弾処理班』『夏、19歳の肖像』
中華圏を代表する俳優、歌手として第一線に君臨するアンディ・ラウ。美しい顔立ちとスター性で、歌手のほか俳優としても活動を広げる元EXOのファン・ズータオ。世代の違う2人のイケメン俳優が主演を務め、スリリングなストーリー展開が楽しめる、この夏オススメの中華圏映画2作をご紹介!