白玉

【画像で楽しむイベントレポート】-第4回したまちコメディ映画祭レッドカーペット

コメディ映画専門の映画祭、第4回したまちコメディ映画祭のオープニングセレモニーが9月17日浅草公会堂にて行われた。レッドカーペットには浅草ゆかりの喜劇人から最新作喜劇『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』の出演俳優陣まで多彩なゲストが結集。熱気を帯びたレッドカーペットの模様をたっぷりの画像でレポートします。したまちコメディ映画祭は9月19日まで。

『ドーバーばばぁ 織姫たちの挑戦』-全長34km。水温16℃以下。過酷な天の川を平均年齢58歳の織姫達は泳ぎ切れるのか?

平均年齢58歳!立川を中心に多摩地区在住の女性達で結成された“チーム織姫”がドーバー海峡横断リレーに挑戦。全長約34km、真夏でも水温は16℃の過酷なこのリレーに6人で渡り切る。ドーバー海峡の環境を考えたトレーニングから、実際のドーバー海峡リレーまでの2年間を追ったドキュメンタリー。渋谷アップリンクXにてロードショー。

『ブリリア ショートショートシアター アートプログラム』-3年に一度のヨコハマトリエナーレ。横浜でアートを楽しみつくそう。

3年に1度開催される日本を代表する現代アートの国際展ヨコハマトリエンナーレにちなんで、ブリリア ショートショートシアターでは“アートプログラム”を特集。人気テレビ番組「ザ・ベストハウス123」のオープニングアニメーションを手がけるイラストレーター、木村タカヒロ氏の『MEAT』を始め、イギリス、バングラディッシュ、オーストラリア、カナダから集まった厳選アートフィルム6作品を上映。ヨコハマトリエンナーレでアートを体感したら、アートフィルムを見に出かけよう。

『ホームランが聞こえた夏』-音を失った高校生達の甲子園。

暴行事件を起こし韓国球界追放の危機に追い込まれていたスター投手キム・サンナムは、イメージ回復のためボランティアで、ろう学校ソンシム学校野球部のコーチを引き受ける。野球の基礎も習っていない寄せ集まりのチームにやる気のなかったサンナムだが、黙々と練習に取り組む生徒の姿に、高校時代に抱いていた野球への熱い気持ちを取り戻していく。目標は韓国の甲子園『鳳凰杯』での一勝。強豪を相手に勝利を手にすることができるのだろうか。実在するソンシム学校高等部の野球部での実話をベースした物語。8月27日(土)シネマート新宿、銀座シネパトスほか全国ロードショー© 2011 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved

『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』

スター刑事の活躍に沸くNY市警。そんなスーパースターを遠くから見つめるのは冴えない刑事コンビ、アレンとテリー。スター刑事の殉職に「次のスター刑事は俺達だ!」と鼻息荒いテリーだが、アレンはオフィスに引きこもり、地味な建築の違法案件にしか興味を示さない。しかし、この地味な事件で逮捕したのは大投資家アーション。冴えない刑事コンビが突き詰めたのはアメリカを揺るがす大事件だった。『サタデー・ナイト・ライブ』でアメリカ社会を容赦なくおちょくり続けたコメディ職人、ウィル・フェレルとアダム・マッケイ監督がNY市警を舞台にアメリカをバッサリと笑いで切り倒す。ヒューマントラストシネマ渋谷、横浜ブルク13ほか全国順次ロードショー。(C) 2010 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

『ムカデ人間』-口と肛門がつながる?!狂気の外科医が生み出す新しい生命体とは?

ヨーゼフ・ハイター博士はかつてシャム双生児分離手術のエキスパートとして名を馳せた外科医。分離手術を極めた博士の夢は切り離すのではなく、人の肛門と口を“結合させて”新しい命を作り出すこと。そんな博士のもとに旅行中の美しいアメリカ人女性二人組が迷い込んでくる。実験台の出現に博士の夢が実現する時が近づいてきた。本作の続編『ムカデ人間2』はイギリスで公開上映のみならず、DVD発売までもが禁じられた問題作。シネクイント にて レイトロードショー。©2009 SIX ENTERTAINMENT

『美女と探偵 ~日本ミステリ映画の世界~』芦辺拓さん、北村薫さん、有栖川有栖さんトークイベント―『混浴露天風呂連続殺人』、うな重とシャーロット・アームストロング、そして…止まらないミステリ映画話

神保町シアターでは本格ミステリ作家クラブ十周年の連動企画として特集上映「美女と探偵 ~日本ミステリ映画の世界~」の会期中「本格ミステリ作家クラブ」会員の芦辺拓さん、有栖川有栖さん、北村薫さんのトークイベントを開催。同じミステリでも表現方法も楽しみ方も異なる『小説と映画』。本格ミステリをこよなく愛するお三方ならではの『映画と小説』それぞれの奥深い楽しみ方をレポートいたします。

『戦争と文学』-戦地ではなく、日々を生きる人々にとっての戦争とは?

集英社創業85周年を記念した『コレクション 戦争と文学』の刊行を記念して、神保町シアターでは『戦争と文学』と題し、21作品の特集上映を開催。「銃後」「復員」「一銭五厘(召集令状)」と3つのキーワードから戦地そのものを描くのではなく、戦争という時代に翻弄され毎日を必死で生きる人々にフォーカスをあてた作品をセレクト。『兵隊やくざ』©角川映画

『ふゆの獣』初日舞台挨拶-ロッテルダム国際映画祭でも“バッドボーイ”シゲヒサは大注目。

7月2日、テアトル新宿にて東京フィルメックスグランプリ受賞作『ふゆの獣』の初日舞台挨拶が行われた。生々しい恋愛の現場を映し出している本作には脚本はなく、大まかなストーリーだけを伝えられ、役者が自由に演技するスタイルを取っている。舞台挨拶では内田伸輝監督と4人のキャストが役に入りきる撮影現場を振り返った。またロッテルダム国際映画祭に出席したシゲヒサ役佐藤博行さんからは街中で観客から声をかけられたエピソードが披露され暖かい笑いに包まれた。

『死ね死ねシネマ』-公開初日特別上映+舞台挨拶レポート

映画学校講師による観客虐殺現場でかつて教え子であった学生が「究極のホラー映画」を作り出す『死ね死ねシネマ』。7月23日オーディトリウム渋谷で公開初日を迎え、新しいタイプの3D?公開初日特別上映が行われた。『死ね死ねシネマ』は2週間の限定上映。原点に向き合うプロの映画監督の痛くて生々しい「究極の一本」を見逃すな。