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【画像で楽しむイベントレポート】第28回東京国際映画祭レッドカーペット
10月22日アジア最大の映画祭、東京国際映画祭が開幕。オープニングを飾るのは華やかなレッドカーペットセレモニー。国内外から多くの映画人が集まり、賑やかに映画祭のスタートを切りました。今回はミニシア流にレッドカーペットをレポートします。
『第28回東京国際映画祭』—アジア最大の映画の祭典、今年の注目は日本のチカラ!
第28回東京国際映画祭が2015年10月22日よりスタート。今年のミニシアの注目ポイントは「世界に注目されるべき日本」だ。コンペティション部門では11年ぶりに日本映画3作品が出品される。世界から集められたよりすぐりの作品とともに日本映画を見れば、日本映画のチカラをより強く実感するはず。また、今年は新たたに「Japan Now」部門が新設され、今観るべき日本作品16作品を世界に向けて発信する。世界の人々に観てもらいたい日本の美意識、日本の文化と魅力を日本人としてあらためて発見できるかもしれない。この他にも歌舞伎座での特別上映、“ガンダム”を語るうえでは欠かせないクリエイター陣を迎えたトークショーなど、スクリーンだけではない映画祭の楽しみ方も満載。ミニシアおすすめの作品とイベントをたっぷりとご紹介します!
©SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
『ブラジル・バン・バン・バン:ザ・ストーリー・オブ・ソンゼイラ 〜ジャイルス・ピーターソンとパフェクトビートを探しもとめて〜』
ロンドンを拠点に、世界的なクラブ/ラジオDJとして絶大な人気を誇るジャイルス・ピーターソンがリオデジャネイロへと赴き、現地の音楽家たちとチームを組んだプロジェクトアルバム『ブラジル・バン・バン・バン』を制作。カメラはその過程を捉えると共に、ブラジル音楽の魅力とルーツに迫っていく。国民的歌手のエルザ・ソアレス、ブラジル音楽界のキープレイヤーであるマルコス・ヴァーリ、巨匠パーカッショニストのママ・ヴァスコンセロスなどの伝説的人物が顔を揃えるセッション風景は必見! 10月9日(金)より、渋谷アップリンクにて公開
『ザ・ヴァンパイア~残酷な牙を持つ少女~』-斬新な視点が光るイランを舞台にしたヴァンパイア映画
東欧のイスラム世界にも吸血鬼伝説はあるものの、十字架や聖水など、キリスト教と関連するイメージが強いヴァンパイア。だが、注目のイラン系新人監督アナ・リリ・アミリプールは、チャドルに身を包み男たちに襲いかかる美しいヴァンパイアを誕生させた。モノクロ映像と全編を流れる音楽が印象的な本作は、デヴィッド・リンチや初期のジム・ジャームッシュの作品と比較されることが多いというが、その世界観は独特かつ斬新で高い評価を受けている。9月19日(土)新宿シネマカリテ他全国順次公開。
『ぼくらの家路』―大人になるしかなかった10歳の少年は、旅の果てに何を悟ったのか
突然消えた母親を捜して、ベルリンの街をさまよい歩く10歳と6歳の兄弟。お金も食べ物も眠るところもなく、頼る大人もいない。たった二人、寄り添い合って懸命に過ごした3日間の旅の果てに、兄のジャックが下した切な過ぎる決断とは――? 幼い子どもが母親に向ける無条件の愛情をシンプルに描きながら、身近に起こりうるネグレストという問題を子どもの目線を通してリアルに見つめる作品。第64回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門正式出品。ドイツ映画賞では作品賞、監督賞、脚本賞を受賞したほか、各国の映画祭で観客賞や審査賞に輝いた話題作。9月19日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
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【注目の映画人にインタビュー!】『氷川丸ものがたり』主演声優 河本啓佑さん
横浜の山下埠頭に係留される氷川丸。その波乱に満ちた歴史を、一人の乗組員の成長と共に描いた長編アニメーション映画、『氷川丸ものがたり』が全国順次公開中だ。主人公・平山次郎の青年時代を演じたのは、今もっとも注目を集める若手声優、河本啓佑さん。そんな河本さんに作品にかけた思いをやその素顔についてうかがった。




