吉永くま

『モンスターズ/地球外生命体』―パニック映画の既成概念にとらわれず、恋愛ロードムービーの要素も兼ね備えた1本。

2010年のカンヌ国際映画祭で上映され、クエンティン・タランティーノやピーター・ジャクソンも絶賛したギャレス・エドワーズ監督のデビュー作。総製作費1万5千ドル(約130万円)という低予算、主演の2人以外は現地のメキシコ人エキストラ、視覚効果のほとんどを自宅の地下室で完成させるといった条件下で製作されたとは思えないクオリティです。7月23日(土)より、シアターN渋谷他にて全国ロードショー。(C)Vertigo Slate 2010

『エクソシズム』―スペイン発! 悪魔に取り憑かれた少女の苦悩と、翻弄される周囲の人間の姿。

『REC/レック』 のプロデューサーが製作、本国スペインで大ヒットを飛ばした衝撃のホラームービー。神父が執り行うエクソシズム(悪魔祓い)の儀式を軸に、悪魔に取り憑かれた少女の苦悩と翻弄される周囲の人間の姿が描かれています。不安定な年頃の少女の強烈な変貌ぶりと、背筋がぞっとするような視覚的・心理的恐怖をぜひ体感してください。6月25日(土)シアターN渋谷にて、4週間限定モーニング&レイトショー! (C)2010 CASTELAO PRODUCTIONS, S.A.

「映画の國名作選II クロード・シャブロル未公開傑作選」―晩年期の日本未公開作『最後の賭け』、『甘い罠』、『悪の華』が遂に上映!

2010年9月に80年の生涯を閉じた、フランス映画界の巨匠クロード・シャブロル監督。生涯にわたり54本もの長編作品を世に送り出した彼の日本未公開作の中から、晩年期の3作『最後の賭け』、『甘い罠』、『悪の華』の3本が、5月21日(土)よりシアター・イメージフォーラムで上映されます。「ブルジョワ階級の退廃的なモラルやエキセントリックな犯罪などを描く時、芸術家としての真価を発揮する」といわれるように、フランス的でノーブルかつデカダンなシャブロル・テイストを存分に堪能するべく、この機会にぜひ劇場へ!

『愛しきソナ』―団欒、結婚式、ボーリング……、北朝鮮の「普通」の日常。

前作『ディア・ピョンヤン』の公開後、北朝鮮政府から入国禁止を言い渡されたヤン・ヨンヒ監督の新作が、4月2日(土)よりポレポレ東中野ほかにてロードショー。ピョンヤンに住む姪のソナの成長を軸に、2つの国に離れて暮らす家族の姿がカメラに収められた。

『オボエテイル』 明石知幸監督(第2話『前世の記憶』) インタビュー

akashi2005年の作品完成から約5年。諸事情から公開が凍結されていたオムニバス・ミステリー映画『オボエテイル』が、2011年1月8日(土)より新宿K’s cinemaほかにて、ついに緊急公開されます! プロジェクトの中心を担い、また第2話『前世の記憶』のメガホンをとった明石知幸監督に喜びの声をお聞きしました。独占ロング・インタビュー、たっぷりとお楽しみください。

『オボエテイル』

obotirasi2005年の完成後、諸事情により公開が凍結されていたまぼろしのオムニバス作品が5年の時を経てついに公開される。“記憶”をモチーフにした高橋克彦の小説の中から、直木賞受賞作「緋い記憶」など3本を映画化。怖さと切なさと入り混じったストーリーとどこか懐かしさを感じさせる映像は、日本人の心にしっくりくるに違いない。1月8日(土)より、新宿K’s cinema、横浜ニューテアトルにてロードショー。

ミニシアターに行きたくなる監督達―東京フィルメックス、Q&Aハイライト

IMG_1151若い映画製作者の登竜門“東京フィルメックス”。内田伸輝監督『ふゆの獣』が最優秀作品賞を受賞して幕を閉じた。Mixiで俳優を集め、たった110万円で制作された自主映画が、そのカメラワークと俳優の演技を高く評価され世界への第一歩を踏み出す。「完成度の高い作品」ではなく、「可能性あふれる作品」を発掘する東京フィルメックスは作品上映とともに行われるQ&Aも見どころ。今回は東京フィルメックスの取っておきQ&Aをピックアップした。将来、国際映画祭で活躍する映画人たちの熱い思いをチェックしよう。

※第11回 東京フィルメックスの公式パンフレットを2名さまにプレゼント致します。ご応募はこちらから。応募〆切は、2010年12月31日(金)です。

最優秀作品賞を受賞した『ふゆの獣』の内田伸輝監督から独占コメント!―第11回 東京フィルメックス 審査員記者会見・閉会式

①11月28日(日)、第11回 東京フィルメックスが大盛況のうちに閉幕しました。コンペティションで最優秀作品賞に輝いたのは、内田伸輝監督の『ふゆの獣』。受賞に寄せて、内田監督から当サイトの読者さまへ向けて、コメントをいただきました。審査員記者会見と閉会式の模様を、たっぷりの画像と共に、じっくりとお楽しみください。また、第11回 東京フィルメックスの公式パンフレットを2名さまにプレゼントする企画も実施中です(応募〆切は12月31日)。

『白いリボン』

「白いリボン」メイン2009年のカンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた『白いリボン』が、12月4日(土)より日本公開。田舎の素朴な村、敬虔な信者、純真な子供 ― 本来なら美しさや崇高さを連想させる要素が、ミヒャエル・ハネケ監督の手にかかると、不穏かつ不気味な雰囲気を放つ。ハネケ監督の集大成ともいわれる本作の謎解きに頭をひねりながら、独特の空気が漂うミステリーを自分なりに咀嚼して味わうのもまた一興。

フィンランド映画祭 2010 オープニングセレモニー

1_全員大盛況開催中のフィンランド映画祭 2010。10月30日(土)、恵比寿ガーデンシネマにてオープニングセレモニーが開催され、『ツイステッド・ルーツ』のサーラ・サーレラ監督、『4月の涙(仮題)』のアク・ロウヒミエス監督、『ヤコブへの手紙』のクラウス・ハロ監督、そして、駐日フィンランド大使館からユッカ・パヤリネン一等書記官が舞台挨拶をおこないました。携えてきた作品への愛と自信を語った監督たちの模様を、どうぞお楽しみください。