吉永くま
第三回下北沢映画祭-コンペティション部門 ノミネート作品情報- 新感覚の映像を生み出すクリエイターの作品を上映
第三回下北沢映画祭・コンペティション部門ノミネート作品の上映は、2011年11月27日(日)北沢タウンホールにて。実写・アニメ・CG・ドキュメンタリーといった様々なジャンルの約250作品から、厳選された9作品が紹介されます。審査員は映画監督・黒沢清氏、映画プロデューサー・直井卓俊氏、短編専門映画館「トリウッド」代表・大槻貴宏氏、映画評論家・轟夕起夫氏の4名。新しく斬新な映像を生み出す作家の作品に、直に触れるチャンス!
第三回下北沢映画祭-イベント・スケジュール編- ここでしか見られない個性的なイベントに注目!
2011年11月25日(金)~27日(日)、第三回下北沢映画祭が開催されます。今年のテーマは~楽しみ方、もっと広がる~『映画の未来』。「コンペティション部門」では厳選された9作品が上映されるほか、「黒沢清監督トークショー」「紙芝居ナイト」など、今年も興味深い様々なイベントも予定されています。新しい文化の発信地・下北沢で、型にはまらない新しい才能と出会ってみませんか。今回は映画の楽しみ広がるイベントをご紹介いたします
『マーガレットと素適な何か』-7歳の自分が書いたメッセージが心の扉を開く-
40歳の誕生日を迎えたマーガレット。仕事に打ち込む彼女のもとに、突然公証人と名乗る老人が一通の手紙を届けに現れる。それは、辛かった子供の頃の思い出や懐かしい写真がたくさん詰まった手紙で、差出人は7歳の自分だった-。子供の頃の自分が書いた手紙をきっかけに、心の扉を開き、本当の自分を見つけて前に進んでいく女性をソフィー・マルソーが好演。大切なものがぎゅっと詰まったハートウォーミングな作品。10月29日よりシネスイッチ銀座他全国順次ロードショー。
『スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション』— あのゴーストフェイスが帰って来る! 大人気ホラーシリーズ11年ぶりの続編
いまやハロウィンの仮装の定番となったゴーストフェイスが11年の時を経て、スクリーンに蘇る! 前作までのオリジナルキャストに加え、将来性豊かな新進俳優、豪華なカメオ出演者たちが新旧のファンを魅了。スピード感あふれるストーリー展開や戦慄の連続殺人シーンがさらに進化し、単なる続編ではなく新しい作品としての魅力を発揮している。10月29日(土)よりシネマスクエアとうきゅう他全国ロードショー。
『あしたのパスタはアルデンテ』-南イタリアの美しい街で紡がれる、笑って泣ける大家族の愛と絆の物語。
実家が営むパスタ会社を継がず自由に生きるため、皆の前で“秘密”を告白する一大決心をした青年。同じ“秘密”を持つ兄に出し抜かれて、会社と大家族にどっぷりと関わるはめになった様子がユーモアたっぷりに描かれる。イタリアの巨匠、フェエルザン・オズペテク監督が贈る、家族の絆を温かい目で見つめた愛情溢れる作品。8月27日(土)より、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開。(C)Fandango2010
『モンスターズ/地球外生命体』―パニック映画の既成概念にとらわれず、恋愛ロードムービーの要素も兼ね備えた1本。
2010年のカンヌ国際映画祭で上映され、クエンティン・タランティーノやピーター・ジャクソンも絶賛したギャレス・エドワーズ監督のデビュー作。総製作費1万5千ドル(約130万円)という低予算、主演の2人以外は現地のメキシコ人エキストラ、視覚効果のほとんどを自宅の地下室で完成させるといった条件下で製作されたとは思えないクオリティです。7月23日(土)より、シアターN渋谷他にて全国ロードショー。(C)Vertigo Slate 2010
『エクソシズム』―スペイン発! 悪魔に取り憑かれた少女の苦悩と、翻弄される周囲の人間の姿。
『REC/レック』 のプロデューサーが製作、本国スペインで大ヒットを飛ばした衝撃のホラームービー。神父が執り行うエクソシズム(悪魔祓い)の儀式を軸に、悪魔に取り憑かれた少女の苦悩と翻弄される周囲の人間の姿が描かれています。不安定な年頃の少女の強烈な変貌ぶりと、背筋がぞっとするような視覚的・心理的恐怖をぜひ体感してください。6月25日(土)シアターN渋谷にて、4週間限定モーニング&レイトショー! (C)2010 CASTELAO PRODUCTIONS, S.A.
「映画の國名作選II クロード・シャブロル未公開傑作選」―晩年期の日本未公開作『最後の賭け』、『甘い罠』、『悪の華』が遂に上映!
2010年9月に80年の生涯を閉じた、フランス映画界の巨匠クロード・シャブロル監督。生涯にわたり54本もの長編作品を世に送り出した彼の日本未公開作の中から、晩年期の3作『最後の賭け』、『甘い罠』、『悪の華』の3本が、5月21日(土)よりシアター・イメージフォーラムで上映されます。「ブルジョワ階級の退廃的なモラルやエキセントリックな犯罪などを描く時、芸術家としての真価を発揮する」といわれるように、フランス的でノーブルかつデカダンなシャブロル・テイストを存分に堪能するべく、この機会にぜひ劇場へ!
『愛しきソナ』―団欒、結婚式、ボーリング……、北朝鮮の「普通」の日常。
前作『ディア・ピョンヤン』の公開後、北朝鮮政府から入国禁止を言い渡されたヤン・ヨンヒ監督の新作が、4月2日(土)よりポレポレ東中野ほかにてロードショー。ピョンヤンに住む姪のソナの成長を軸に、2つの国に離れて暮らす家族の姿がカメラに収められた。
『オボエテイル』 明石知幸監督(第2話『前世の記憶』) インタビュー
2005年の作品完成から約5年。諸事情から公開が凍結されていたオムニバス・ミステリー映画『オボエテイル』が、2011年1月8日(土)より新宿K’s cinemaほかにて、ついに緊急公開されます! プロジェクトの中心を担い、また第2話『前世の記憶』のメガホンをとった明石知幸監督に喜びの声をお聞きしました。独占ロング・インタビュー、たっぷりとお楽しみください。