三鷹市がウクライナ特別企画事業開催として映画『火の馬』無料上映会を開催

  • 2023年02月03日更新

2月21日(火)午後7時より
ウクライナ映画『火の馬』の解説講演付き無料上映会開催

三鷹市_ウクライナ映画『火の馬』解説講演付き無料上映会チラシ表東京都三鷹市では、ウクライナ特別企画事業として「ウクライナ映画『火の馬』の解説講演付き無料上映会」を2023年2月21日(火)午後7時より三鷹市芸術文化センターにて開催する。

ウクライナから避難し、三鷹市に滞在する方への支援が開始されてから半年以上が経過。避難生活の長期化が予測されるなか、同市では避難者が地域の人と繋がり一緒に暮らしていけるよう、「お互いの文化の理解から繋がる交流」をテーマにさまざまなイベントや講座を実施している。

そうした取り組みの一つとして行われる今回の上映会では、セルゲイ・パラジャーノフ監督『火の馬』(1964年/ソ連)を上映。ウクライナを代表する映画作品で、民族文化を色濃く描いた点や鮮やかな色彩表現が国際的にも高く評価されている作品だ。一途な恋愛の末の悲劇を描く物語は、ウクライナ版ロミオとジュリエットとも呼ばれている。

上映前には、本作の魅力やウクライナで愛される理由などについて、DVD・Blu-ray版で解説を執筆した東京外国語大学大学院の沼野恭子教授による解説講演が行われる。事前申込制で先着180名まで参加可能(日本語字幕上映、全席自由)。事前申込開始は2月3日(金)正午より。

開 催 概 要

ウクライナ特別企画事業「お互いの文化の理解から繋がる交流」

【ウクライナ映画『火の馬』の解説講演付き無料上映会】

日時:2023年2月21日(火)午後7時~9時(午後6時30分開場)
会場:三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都三鷹市上連雀6-12-14)
定員:180人(事前申込・先着順)
申込:2月3日(金)正午から、申込受付フォームまたは企画経営課へのメール、電話、ファクスで受付。
(1)申込受付フォーム https://logoform.jp/form/ejBZ/204778
(2)メール kikaku@city.mitaka.lg.jp
(3)電話 0422-29-9032(平日8時30分~午後5時)
(4)ファクス 0422-29-9279
必要事項:代表者氏名、人数(代表者含め5人まで)、参加者氏名、代表者連絡先、車いすの有無
申込締切:(1)(2)2月20日(月)まで、(3)(4)2月10日(金)まで

※日本語字幕上映。全席自由。詳しくは三鷹市公式サイト

映画『火の馬』提供:パンドラ【作品解説】『火の馬』

※ブルーレイ・DVD(1964年/ウクライナ語/デジタル・リマスター版/92分)

【受賞】1965年マール・デル・プラタ映画祭国際映画批評家連盟賞・南十字星賞受賞ほか

【STORY】貧しい家の息子イワンは、兄の葬儀で父を殺されてしまう。相手一族に憎しみを募らせる母。だが彼は敵方の娘マリーチカと、将来を誓い合う仲に。やがてマリーチカはイワンの子を身ごもるが、貧しいイワンは結婚の為に出稼ぎに行かなければならず、再会を約束して二人は別れる。イワンの愛を信じ、羊を追って日々を過ごすマリーチカの身に、ある日、思いもかけない出来事が降りかかる。(株式会社パンドラより)
画像提供:パンドラ


【解説講演】沼野恭子教授(東京外国語大学大学院)

◇プロフィール
ロシア文学、比較文学。
東京外国語大学卒業後、NHK国際放送でロシア国内向けのロシア語放送番組を担当。
東京大学大学院博士課程満期取得退学。2008年から現職。
NHKロシア語講座の講師や「100分de名著ーアレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』」の案内役も務めた。
著書に『ロシア文学の食卓』、『ロシア万華鏡ー社会・文学・芸術』、訳書にリュドミラ・ウリツカヤ『ソーネチカ』、アンドレイ・クルコフ『ペンギンの憂鬱』、ボリス・アクーニン『リヴァイアサン号殺人事件』などがある。
三鷹市_ウクライナ映画『火の馬』解説講演付き無料上映会チラシ裏

(編集:富田旻)

  • 2023年02月03日更新

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