10.8(⼟)公開!里内伽奈プロデュース・脚本・主演『ささくれ』―⼩川未祐が書き下ろした主題歌MV&堤幸彦監督、内⽥英治監督ほか応援コメント解禁!

  • 2022年09月30日更新


俳優の⾥内伽奈がプロデュース・脚本・主演を務める映画『ささくれ』が、池袋シネマ・ロサにて2022年10⽉8⽇(⼟)より1週間限定レイトショー上映される。

婚約が破棄になり⺟と2⼈暮らしの実家に出戻った主人公の瑞季(⾥内)が、かつて家庭を捨てた⽗に会いに⾏き、自ら囚われていた家族や遺伝に向き合うというストーリー。⽗親の晃⼀役に板尾創路、⺟・真帆役には秋本奈緒美と豪華キャストが集結する。

この度、⼩川未祐による主題歌『ごめんねありがとう』と映画本編がコラボレーションしたMV(ショートバージョン)が解禁された。さらに、堤幸彦監督、内⽥英治監督ほか著名人から映画への賞賛&応援コメントも到着。劇場公開に向けての期待がさらに高まる。

小川未祐による主題歌
『ごめんねありがとう』
映画本編とのコラボMV(Short.ver)解禁

主題歌『ごめんねありがとう』を書き下ろしたのは、俳優・ミュージシャンとして活躍する小川未祐。MVの演出を務めたのは『ささくれ』本編の監督であり、MV『コブクロ/卒業』(2020)やEテレ『シャキーン!』なども⼿掛けた映像作家の⼤⾦康平。映画のアフターストーリーとも思わせる場⾯に加え、⽼若男⼥さまざまな⼈物のスライス・オブ・ライフを、⼤⾦監督⾃らカメラを回し記録した作品となっている。

MVにはギターを弾き語る⼩川のほか、映画本編で主演を務めた⾥内伽奈の姿も垣間⾒える。映画のなかで、とある⼩さな決意を固める主⼈公。その背中を優しく⾒届けるような歌詞。そしてそこに紡がれるメロディと柔らかな歌声は、物語の結末を⾒届けた観客をも癒す「⼤⼈の⼦守唄」となるだろう。

⼩川未祐(⾳楽・主題歌)コメント

主題歌『ごめんねありがとう』は、映画の世界から20年後の瑞季さんを想ってつくりました。

⼈はちいさな痛みをいくつも抱えながら、⽣きていく。
痛むささくれの、絆創膏のようなうたになればいいな。

称賛& 応援コメント

堤幸彦 氏(映画監督・演出家)

ささくれ。圧倒的な映像美とちくちくする⼈間関係。キレイで、距離が痛い。
そして、泣ける。気がついたら。
これは⾃主映画じゃない。“ずっと待っていた⽇本映画”だ。もっと、、⾒たい。


内⽥英治 氏(映画監督)

ただ漂うだけの、親⼦関係と恋愛。ただ漂う、俳優たちの演技。
⼈⽣のなかの何気ない⼀瞬を⾒事に切り取った作品。


枝優花 氏(映画監督・写真家)

家族だから、⾎が繋がっているからという⾒えない鎖のようなものに縛られ、時には⾔い訳のように縋ってみたり。しかし⼤⼈になって気づく。それは、とっくのとうに錆びて壊れていたのに、ただ握りしめ勝⼿に動けなくなっていただけだったのだと。結局わたしの⼈⽣はわたしだけのものであると。


秦建⽇⼦ 氏(脚本家・映画監督)

極上の短編⼩説のような味わい。個⼈的には、娘を迎えにきた⺟の最後のセリフにやられました。ラストシーンも秀逸。なるほど。こう終わるのか。良いなあ。


森⾕雄 氏(ドラマ・映画プロデューサー)

僕にも⽣き別れた⽗がいる。でも僕には会いに⾏く勇気がなかった。それは、⼼がチクチクすることに臆病になってしまっていたからかも知れない。会ったら、この映画の主⼈公のように⾔いたくもない⾔葉を投げかけてしまうかも知れないから。誰もが⼼にある「ささくれ」には触れたくない、触れられたくないはずだ。でもチクチクした痛みの先には、ほんの少しの再⽣が待っているのかも知れない。⾥内伽奈の⾔葉たちにそんなことを思った。


倉本美津留 氏(放送作家・演出家)

映画は総合芸術だから観る⼈それぞれが何に⼼触れるか千差万別。私は監督のアングル、⼼情⾵景描写、そしてピンの設定に⼼触れた。⼤⾦康平は映像監督だということを再認識した。


⽮部太郎 氏(芸⼈・マンガ家)

こんなにも短いのに、ずっと⼼に残る映画でした。映画の中の⼈たちのことを考えています。

作品・公開情報

『ささくれ』(2022年/日本/30分)

監督:⼤⾦康平 プロデュース・脚本:⾥内伽奈
出演:⾥内伽奈、秋本奈緒美、星ようこ/板尾創路

【STORY】職場恋愛の末に⼊籍を⽬前に控えるも、急な婚約破棄を受けて実家に出戻った瑞季。元婚約者との気まずさから仕事は退職、同居する⺟・真帆の冷ややかな視線もよそに、憂鬱で⾃堕落な⽣活を送っていた。ある⽇唐突に届く⼀通の封筒。それは、かつて瑞季と真帆を残して去った⽗・晃⼀からの結婚祝いだった。煮え切らない感情が募るなか、無⽤の祝儀を突き返すべく、瑞季は⽗の暮らす町を訪れた。両親の離別。そして⾃⾝にも訪れた、結婚 “できなかった”⽣活。新たな⼀歩を踏み出すために、彼⼥が起こした⾏動とは……。

クラウドファンディングを10⽉3⽇(⽉)まで実施中!

公式Twitter


同時上映:⾥内伽奈初プロデュース作品『誰のための⽇』

『誰のための⽇』(2021年/日本/16分)

監督・編集・⾳楽:名村⾠ プロデューサー・脚本:⾥内伽奈
撮影:平⾒優⼦ 照明:市川朋樹 録⾳:⼩川賢⼈ 美術:柏倉さくら ヘアメイク:藤原玲⼦ 助監督:景⼭未喜 制作:⼩川諒 撮影助⼿:松⽥恒太 整⾳:五⼗嵐猛吏 スチール:柳澤将⼤ 宣伝美術:⼭下礼
出演:⾥内伽奈、⽇⾼七海、村中玲⼦、⽥渕正博、⼩⽇向春平、⻑嶺安奈、⿃越勇作、⿃越⼀平

【STORY】京⾹は⺟親の三回忌、親戚を集めた⾷事会を開いた。妹の由梨は参加するも不機嫌なまま。帰宅後、京⾹が由梨の態度を注意した事をきっかけに、お互いの⽣き⽅を理解できず姉妹の⾔い合いはヒートアップしてしまう。

【チケット情報】『ささくれ』『誰のための⽇』上映+トークショー
当⽇⼀般:1500円 前売り券:1200円(劇場窓⼝にて販売中)

※池袋シネマ・ロサにて10⽉8⽇(⼟)〜14⽇(⾦)1週間限定レイトショー上映!

  • 2022年09月30日更新

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