『鳥を見て!』初日舞台挨拶―佐々木友紀監督、七咲楓花さん、広澤草さん、片山享さん、永峰絵里加さん、清瀬やえこさんがご登場

  • 2012年04月16日更新

写真左から、佐々木監督、七咲楓花さん、広澤草さん、片山享さん、永峰絵里加さん、清瀬やえこさん

青春Hシリーズ第22弾『鳥を見て!』が、2012年4月14日(土)に東京のポレポレ東中野にて公開初日を迎え、佐々木友紀監督と出演者のみなさまが初日舞台挨拶に駆けつけました。

上映後の舞台挨拶だったので、作品のディープな箇所に関する裏話も飛びだしました。本作をこれからご覧になるかたの驚きを奪わないためにも、ネタバレにならない部分のみを抽出してリポートをお届け致します。


「町を歩いていたら、すごく珍しい鳥を見たんです」(佐々木監督)


佐々木友紀監督と、主演の七咲楓花さん。 ポレポレ東中野のロビーにて

― この映画を作ることになったきっかけや動機は?

佐々木友紀監督(以下、佐々木) 僕は話が長いので(今日は)短めにお話ししますが(笑)、ある日、町を歩いていたら、すごく珍しい鳥を見たんです。それで、「こういう物語ができたらいいな」と思っていたところに、ちょうど本作の企画をいただいた感じです。

「佐々木監督は、謎がちょっと多いかたでした」(七咲さん)

― 七咲さんは主人公のかおりを演じましたが、佐々木監督とお仕事をなさって、いかがでしたか?

七咲楓花さん(以下、七咲) 謎がちょっと多いかたでした。「監督は果たしてなにを考えているのか」と不明な点が多々ありました。

― 撮影現場での監督は、どんなかたでしたか?

七咲 格好良かったです(一同笑)。耳打ちや質問をすごくしてくれる監督で、おもしろいな、と思いました。

「観るたびに、違う楽しみかたができる作品だと思います」(広澤さん)

― 広澤さんは、完成した本作をご覧になって、どのように感じましたか?

広澤草さん 私も今日初めて観たんですけど、(ご来場の)みなさまが思っていらっしゃる感想に近いと思います(会場笑)。
監督は本当に変わっているかたなんですよ。ですので、本作を観て私も「まさか、こうなっているとは」と思う点がいくつもありました。ただ、それが「佐々木監督という人の作品」ということなので、繰り返して観るたびに、違う楽しみかたができると思います。私も、もう1回観てみないとよくわからないところがいっぱいあるので(会場笑)、改めて観たいと思っています。

「佐々木監督と出会って、それまで僕自身がカテゴライズしていた『映画』というものを、見事にぶち壊していただけました」(片山さん)

― 片山さんは、佐々木監督の作品にこれまでも出演なさっていますね。

片山享さん(以下、片山) 佐々木監督の長編第1作の『ちょちょぎれ』から出演させていただいています。今、(広澤さんが)おっしゃった通りなんですけど、監督には結構変わっているところがありまして。不思議だな、と思うのは、監督はよく「女性心を描くのが巧い」と言われるのですけど……。

佐々木 よく言われます。

片山 こういう感じなんですけど(一同笑)。僕はプライベートの監督もよく知っているのですが、そういう点から見ると、この人が女性心を理解しているようには全然思えないんです(笑)。でも、こうして映画になると「女性心を描くのが巧い」と言われるということは、「監督はどこで女性を観察しているのかな」と不思議に思います(笑)。
佐々木監督と出会って、監督の映画に出演させていただいたり、作品を拝見したりしたことで、それまで僕自身がカテゴライズしていた「映画」というものを、見事にぶち壊していただけた思いがしています。佐々木監督の作品には、噛めば噛むほど意見が出てくるような部分がありまして、「こういう映画があってもいいんだな」と感じさせていただけます。お時間がありましたらぜひ、2回、3回と、繰り返しご覧になっていただきたい、と思っています。

「撮影現場での佐々木監督は、結構役者に手放してくださるかた」(永峰さん)

― 永峰さんから観て、撮影現場での佐々木監督の印象は?

永峰絵里加さん 佐々木監督とご一緒させていただくのは今回が初めてでしたが、最初にお会いしたときと今で、印象はそんなに変わらないです。「あ、やっぱり不思議なかたなんだな」って(笑)。でも、撮影現場に入ると、アドリブ等も含めて、結構役者に手放してくださるかたなので、やりやすかったです。いつもとはちょっと違う変わった感じで役作りをする部分もありましたが、それも楽しめました。

「びっくりさせてしまって、すみません(会場笑)」(清瀬さん)

― 清瀬さんは、本作に出演なさって、いかがでしたか?

清瀬やえこ (私が出演している部分で、ご覧になったかたを)ちょっとびっくりさせてしまうところがありますよね。すみませんでした(会場笑)。

― 最後に、佐々木監督からメッセージをお願い致します。

佐々木 この映画をみなさまがどうご覧になってくださったかが、すごく気になっているので、教えていただけたら嬉しいと思っています。おもしろかったら「おもしろい」とおっしゃっていただければ嬉しいですし、つまらなかったら「つまらない」とおっしゃっていただけても、すごく考えるところがあるので。(会場から、「おもしろかったです!」と声が飛んで)ありがとうございます(会場笑)。

《ミニシア恒例、靴チェック!》
初日舞台挨拶にご登壇だったみなさまのお足元です。
左から、佐々木監督、七咲さん、広澤さん、片山さん、永峰さん、清瀬さん。

▼『鳥を見て!』作品・公開情報
(2012年/日本/100分)
ビスタサイズ/ステレオ/HDV(一部劇場を除く)
監督・脚本:佐々木友紀
出演:七咲楓花 広澤 草 片山 享
永峰絵里加 清瀬やえこ 永井 努 黒田耕平
吹上タツヒロ 広江美奈 塚原大助
製作:松下順一
企画:高﨑正年
プロデューサー:小貫英樹 奥野邦洋
アシスタントプロデューサー:松下達郎 廣田将人
音楽:まついえつこ
原案:岩佐陽一
撮影:佐々木友紀
録音:荒井るり子
助監督:河村匡哉
制作プロダクション:東京レイダース
製作:アートポート
配給・宣伝:アートポート
コピーライト:(C)2012アートポート
青春H『鳥を見て!』公式サイト
※2012年4月14日(土)よりポレポレ東中野にてロードショー

取材・編集・文:香ん乃 スチール撮影:ハルプードル

▼過去の関連記事
『鳥を見て!』―青春Hシリーズの第22弾は、「体から始まる関係」しか知らなかった肉食女子のピュア・ストーリー。
「バトルキャッツ! DEひな祭り!!」―美少女忍者と猫又の用心棒が活躍する『バトルキャッツ!2011』、2日間の限定上映。
青春H『ソーローなんてくだらない』―「早漏の改善」をきっかけに、人生について考える起爆剤の役割を果たす極上の人間ドラマ。
『ちょちょぎれ』作品紹介

  • 2012年04月16日更新

トラックバックURL:https://mini-theater.com/2012/04/16/22896/trackback/