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癒されるかたも嫌悪を感じるかたもいる。色々な感情が沸き起こることを狙って作っています―『おだやかな日常』プロデューサー杉野希妃さんインタビュー

2011年3月11日東日本大震災直後の東京を舞台に、放射能に敏感に反応する二人の女性とその周囲の人々を描く『おだやかな日常』。『ふゆの獣』で生々しい恋愛関係を描いた内田伸輝監督が、今回もユニークな手法を使って、激しくぶつかり合う人々の姿をリアルに浮かび上がらせている。プロデューサーとして、女優として『おだやかな日常』の制作に携わった杉野希妃さんは国際映画祭に積極的に参加し、高い評価を得ている映画人。震災という混乱期を切り取る今作品をプロデューサーとして、女優としてどのように表現しようとしたかのか、たっぷりお話を伺ってきました。

映画の達人— 深田晃司監督がおすすめする「真面目な姿がたまらなくおかしい喜劇映画」

映画界で活躍する皆さんに愛してやまない映画について語っていただく「映画の達人」。第8回目は『歓待』が公開中の深田晃司監督に「喜劇」映画について熱く語っていただきました。深田晃司監督の愛してやまない喜劇は笑わせようと思って作られた喜劇ではなく、大真面目に生きる人々がおかしくて笑えてしまう喜劇。コメディの枠組みを超えた“笑える”名作をチェックしてみよう。

『歓待』-緊張感に潜む笑い。真剣、まじめな小林一家の運命は?

下町の小さな印刷工場を営む小林一家の前に、住み込みで働きたいという男、加川が現れた。腕は確かだがどこか胡散臭い加川は、家族の人々の中に入り込み、平和な家族に波風を立て始める。ある日、家族が帰宅すると加川の妻と名乗るブラジル人女性がバスタオル一枚巻いて現れた。「コンニチハ」。戸惑う小林家の人々に加川夫妻はちゃっかりと夫婦の同居を依頼。加川夫婦の同居の目的は?そしてバランスの崩れた小林一家に平和は戻るのか?いたって真剣小林家と加川夫妻の間に生まれる緊張感に笑いが潜む新しい喜劇の形。ハリウッドとは一線を画す新しい笑いを体感しよう。4月23日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか、順次全国公開