ミニシアター情報
第三回下北沢映画祭-イベント・スケジュール編- ここでしか見られない個性的なイベントに注目!
2011年11月25日(金)~27日(日)、第三回下北沢映画祭が開催されます。今年のテーマは~楽しみ方、もっと広がる~『映画の未来』。「コンペティション部門」では厳選された9作品が上映されるほか、「黒沢清監督トークショー」「紙芝居ナイト」など、今年も興味深い様々なイベントも予定されています。新しい文化の発信地・下北沢で、型にはまらない新しい才能と出会ってみませんか。今回は映画の楽しみ広がるイベントをご紹介いたします
NO NAME FILMS-世界の観客は認め始めた。日本はどうだ?
自主映画界で高い評価を受けている映画作家の短編作品を集めた『NO NAME FILMS』が11月19日よりユーロスペースにて2週間限定で上映。東京学生映画祭でグランプリを受賞した翌年、カンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に正式出品された田崎恵美監督の『ふたつのウーテル』を始め、海外の映画祭に出品をし、注目を浴びる自主映画作家の10本のショートフィルム。今後日本でも評価が高まるであろう映像作家をチェックしよう。
第12回東京フィルメックス-ついに開幕!巨匠の新作、見逃せない若手監督。押さえて欲しい見どころを最終チェック
11月19日より第12回東京フィルメックスが開幕。12回目を迎える東京フィルメックスでは映画の目利きが選んだ「今、勢いのあるアジアの若手監督作品」と「海外映画祭を騒がせる巨匠の作品」を中心に約40作品を上映。ミニシアターファンが「こんな作品観たかった!」と唸る作品が必ず見つかる映画祭、東京フィルメックスをミニシア流にご紹介します。
『恋の罪』小林竜樹さんインタビュー -鬼才・園子温監督作品で映画デビューした期待のイケメン俳優がみせる、不思議な存在感に大注目!
鬼才・園子温監督が女たちの愛と性の地獄を描いた衝撃の問題作『恋の罪』。主演女優たちの壮絶な演技バトルが繰り広げられるなか、渋谷という街で風俗店を経営しながら飄々と生きる若者・カオルを演じ、独特の存在感をみせた注目の新人俳優、小林竜樹(こばやし・りゅうじゅ)さんのインタビューに伺ってきました!
【画像で楽しむイベントレポート】東京国際映画祭詳細レポート-この靴は誰の靴?クイズで見せるグリーンカーペット
盛況のうちに終幕した、第24回東京国際映画祭。今回は豪華ゲストが集結した映画祭最大のイベント、グリーンカーペットを歩いた映画人を詳細レポート。「ミニシアターに行こう。」流に靴画像や後ろ姿をクイズにまとめてみました。あなたもバーチャルにグリーンカーペットを体験してみてください。
『マーガレットと素適な何か』-7歳の自分が書いたメッセージが心の扉を開く-
40歳の誕生日を迎えたマーガレット。仕事に打ち込む彼女のもとに、突然公証人と名乗る老人が一通の手紙を届けに現れる。それは、辛かった子供の頃の思い出や懐かしい写真がたくさん詰まった手紙で、差出人は7歳の自分だった-。子供の頃の自分が書いた手紙をきっかけに、心の扉を開き、本当の自分を見つけて前に進んでいく女性をソフィー・マルソーが好演。大切なものがぎゅっと詰まったハートウォーミングな作品。10月29日よりシネスイッチ銀座他全国順次ロードショー。
『スパルタの海』— 一度は封印された日本映画史上最大の問題作がついに解禁!目が離せないほど壮絶な青春ドラマ
非行少年や不登校児の更生施設として話題となった、戸塚ヨットスクールを題材に映画化されるも、生徒の相次ぐ死亡事故により校長ら関係者が逮捕、上映中止に追い込まれた問題作が、28年の時を経てついに公開。次々とスクールに送り込まれてくる、札付きの不良少年・少女達が、壮絶なしごきの中、仲間の死、淡い恋などを乗り越え、徐々に人間らしさを取り戻してゆく青春ドラマ。戸塚校長を若き伊東四朗が熱演している。体罰は暴力か、教育かー 現代の教育論に一石を投じる怪作。10月29日(土)シアターN渋谷にてロードショー。Ⓒ「スパルタの海」管理委員会
『サウダーヂ』―世界も耳を傾けた、山梨県甲府からあがった都市生活者たちの叫び。
ロカルノ国際映画祭参加以後、静かに熱く話題が広がりつつある『サウダーヂ』が10月22日からいよいよユーロスペースで公開。地方都市の現況を現地密着でリアルに描き社会に問題定義を投げながら、なおかつ普遍的なほろ苦い青春譚にもなっている。あなたはこの映画を見て、何を感じるだろうか?©空族
『エイリアン・ビキニの侵略』オ・ヨンドウ監督インタビュー -製作費35万円でゆうばり国際ファンタスティック映画祭グランプリを受賞した韓国インディーズ映画界の雄
街の治安を守る34歳の童貞男ヨンゴンが助け出したのはむしゃぶりつきたくなるようなセクシー美人。そんな彼女は実はエイリアンだった?!ソウルの個室が壮大な宇宙と繋がる『エイリアン・ビキニの侵略』。スピード感と広がりある映像でゆうばり国際ファンタスティック映画祭のグランプリを受賞した本作はなんと製作費35万円。チャン・グンソクでも2PMのテギョンでもない「34歳童貞」をニューヒーローに仕立て上げ、低予算ながらスリリングな作品を作り上げたオ・ヨンドウ監督に作品について伺ってきました。
『UNDERWATER LOVE -おんなの河童-』河童のピンクミュージカル?! 無邪気でパワフルなピンク映画の驚愕
缶詰工場で働く明日香の目の前にお調子ものの河童が現れて親しげに話しかけてきた「オレだよ、オレ。青木哲也」。伝説の妖怪はなんと高校時代に溺死した同級生だった。河童が17年ぶりに突然人里に現れた理由とは?いまおかしんじ監督とカメラマン、クリストファー・ドイルによる、ピンク映画の概念を打ち破る、無邪気で、ユーモラスなピンクミュージカル。10月8日~ポレポレ東中野、10月22日~ユーロスペース、10月下旬~ドイツ6都市ほか全国順次ロードショー。 ©2011 国映株式会社/Rapid Eye Movies/インターフィルム