最新作品情報

『kocorono』―激烈に衝突しあうからこそ成り立つ人間関係の一例。

『kocorono』メイン日本の音楽界を牽引し続けるロック・バンド”bloodthirsty butchers”(ブッチャーズ)の「生の姿」をありのままに映したドキュメンタリー。川口潤監督は、約9ヶ月間バンドに密着して、自らカメラをまわしました。2月5日(土)よりシアターN渋谷、同19日(土)より吉祥寺バウスシアター、名古屋シネマテーク他、全国順次ロードショーです。

女優によって増幅する作家の想像力-文豪と女優とエロスの風景

26_砂糖菓子が壊れるとき_C_角川映画谷崎潤一郎、泉鏡花、川端康成、三島由紀夫。緻密に書き込まれた男と女の愛の世界は美しいだけではなく、時に残酷で、時に醜くゆがみ、人間が必死で隠している恥ずかしい部分をあらわにしていく。そんな文豪の作品を与えられた女優はただの演技をする操り人形などではない。男を惑わせる美しい横顔、その豊満な体からにじみ出る色香は饒舌に作品世界を語り、作家ですら想像を超えた愛の形を紡ぎだす。神保町シアターでは『文豪と女優とエロスの風景』と題し明治から昭和の文豪とその時代を彩る女優達で作られた28作品を一挙に上映。神保町で名作を選んで読んで、映画館でその世界を増幅させよう。1967©角川映画
神保町シアターの劇場招待券プレゼント(5組10名様。3月4日まで有効/応募〆切は2月10日)

『ハーモニー 心をつなぐ歌』-心に響く奇跡のハーモニー。

main.jpg_cmyk刑務所に入るというその時に子供を授かる女性がいる。罪を犯しても母親は母親。子供を愛する気持ちに変わりはない。一度その子を抱いてしまえばなおさらその思いは強まる。主人公は刑務所内で合唱団結成し、成功させることを条件に離れ離れになる子供との外泊許可を刑務所に願い出る。塀の中の合唱団。それぞれの事情を抱えた強烈な個性の合唱団メンバーはどんなハーモニーを奏でるのだろうか?実話に基づいて作られたヒューマンドラマ。シネスイッチ銀座、新宿バルト9ほか全国ロードショー

『ソウル・キッチン』―口角あがりっぱなしの人間模様、ご賞味あれ。

main寂れたレストランを舞台に、「できることなら、お近づきになりたくない面々」が繰り広げる人間模様。観ているあいだじゅう、にやにやと口角があがってしまうこのコメディは、『愛より強く』や『そして、私たちは愛に帰る』を手がけたファティ・アキン監督待望の新作です。1月22日(土)より、シネマライズほか全国順次ロードショー。

『180°SOUTH/ワンエイティ・サウス』―“人生の旅”を描くライフ・ドキュメンタリー。

180°SOUTHメインかつて、未開の地・南米パタゴニアを目指した2人の若いアメリカ人がいました。その40年後、2人の残した映像に魅せられたアメリカ人青年が彼らの足跡をたどって追体験の旅を試みたのです。彼は旅の終わりに何を見たのでしょうか?―自然を愛するスペシャリストたちの“人生の旅”を描くライフ・ドキュメンタリー。1/22(土)より、渋谷・シネクイントほか全国順次公開です。

『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』-嘘つきの嘘はほんと?

サブ1middle嘘つきと言われないまでも、嘘はつくもの。あなたはどんな嘘をついていますか?自分の保身のためにつく嘘?それとも誰かを欺く嘘?嘘つきと呼ばれたみーくんの嘘はとにかくバリエーション豊か。その嘘の中に見えるのは「守りたい嘘」。自分のためではなく、自分の大切なもののためにつく嘘。あなたはこの映画でいつく見つけ出すことができるだろうか?合計100万部以上を売り上げる入間人間原作の同タイトル映画実写化。

スターショート-ガエル・ガルシア・ベルナルも要潤も短編から始まった

シークレット・ショウ今をときめくスターもキャリアのスタートは短編映画だった。ブリリアショートショートシアターではスター映画人が出演、制作をしている作品を特集上映。短時間でもくっきりとその個性が印象的に残るのがスターの証。短編映画と彼らが現在携わる長編映画を見比べてみてはいかが? また2月にはシアター創立3周年イベントとして別所哲也さんとLiLicoさんの“アカデミー短編を語りつくすイベント”が開催。
ブリリア ショート ショートシアター劇場招待券(2月末まで有効/ 長編料金で上映する作品への使用は不可)を5組10名様にプレゼント。(応募締切1月30日)

『その街のこども 劇場版』

sonomain1995年1月17日 午前5時46分、街は一瞬にして破壊され、ぼくたちは生き残った ― 阪神・淡路大震災からちょうど15年目にあたる2010年1月17日に放映されたテレビドラマが、遂に劇場版となりました。ニュースやドキュメンタリーが訴えかけてくる「震災」とはまた違う側面のリアリティ、共感を得られる作品です。1月15日(土)より、東京都写真美術館ホール、池袋シネマ・ロサほか全国順次ロードショー。

笑う門には福来たる。年の始めは大笑い-新春!喜劇映画デラックス

誰よりも金を愛す_C_国際放映2新しい年の始まりは映画を見て大笑いしよう。お正月は家でゴロゴロお笑い番組を見てすごした人も多いはず。そろそろ外に映画でも見に行きませんか?神保町シアターでは昭和の喜劇が大集合。理屈抜き、見れば腹の底から笑いがわきあがる笑いの世界。そのアクション、そのセリフ、50~60年前とは思えない洗練された笑いの世界に驚くはず。©国際放映

『オボエテイル』

obotirasi2005年の完成後、諸事情により公開が凍結されていたまぼろしのオムニバス作品が5年の時を経てついに公開される。“記憶”をモチーフにした高橋克彦の小説の中から、直木賞受賞作「緋い記憶」など3本を映画化。怖さと切なさと入り混じったストーリーとどこか懐かしさを感じさせる映像は、日本人の心にしっくりくるに違いない。1月8日(土)より、新宿K’s cinema、横浜ニューテアトルにてロードショー。