最新作品情報
『愛しきソナ』―団欒、結婚式、ボーリング……、北朝鮮の「普通」の日常。
前作『ディア・ピョンヤン』の公開後、北朝鮮政府から入国禁止を言い渡されたヤン・ヨンヒ監督の新作が、4月2日(土)よりポレポレ東中野ほかにてロードショー。ピョンヤンに住む姪のソナの成長を軸に、2つの国に離れて暮らす家族の姿がカメラに収められた。
『婚前特急』-自己中心、上から目線!それでも憎めない悪女の恋人査定。
仕事も出来て、プライベートも充実している24歳のOLチエ。5人の恋人のメリットを最大限に活かして色々な経験を楽しんでいる。そんな中、親友のトシコが結婚!幸せそうな親友トシコに影響を受け、チエは5人の中から“ほんとうの相手”を絞り込むべく、恋人たちの査定をし始める。一番メリットの少ない恋人に別れを切り出したものの帰って来た答えは意外なものだった。4月1日(金)より、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国ロードショー!
『ビー・デビル』-救いを求める手を黙殺する人々。物語はそこから始まる
ソウルで働くヘウォンはすり減った心を癒すため、幼少期に過ごした孤島で休暇を過ごす。島には幼馴染のボンナムが、温かくヘウォンを迎える。しかし、へウォンが見たのはボンナムに対する直視できない夫や姑の仕打ち。自由に生きるヘウォンを見たボンナムは村から脱出しようと考えるが。
キム・ギドク監督に師事をしたチャン・チョルス監督の長編第一作。
『ファンタスティックMr. FOX』-アカデミー受賞俳優たちが野原を駆け回りながら声を収録!
アニメでもない、CGでもない、まるで絵本から飛び出てきたような懐かしくも新しい作品が誕生した。本作を手掛けたのは、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』『ダージリン急行』のウェス・アンダーソン監督。CGや3Dが主流となっている今、独自の世界観を打ち出してきた彼が、あえてパペットを使ったストップモーションに挑んだと知った瞬間、思わずニンマリしてしまった。ちょっぴりシニカルだけどユーモアたっぷりな“アンダーソンワールド”をぜひご堪能あれ。
『台北の朝、僕は恋をする』‐パリよりも恋が生まれる街台北
制作総指揮はヴィム・ヴェンダース、主演は台湾の国民的スター、アンバー・クォのアジア注目作品。パリに留学した恋人に会いたいカイ。渡航費を借りるために依頼されたのは“ある小包”をパリに運ぶこと。台北を出発する前夜、カイは渡された小包を巡り、顔見知りの本屋の店員スージーと台北の街を駆け巡ることに。第60回ベルリン国際映画祭において最優秀アジア映画賞受賞作品。3月12日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町他全国順次ロードショー
新鮮昭和モード東京コレクション!女優とモード 美の競演
ファッションは女性が纏う時代そのもの。神保町シアターでは『女優とモード 美の競演』と題し、昭和の女性ファッションを楽しむ28作品を一挙上映。40年、50年前に熱狂したファッション。その魅力は現代の若者が見ても新鮮と感じるスタイルであること。いうまでもなく、モードを着こなす女優のプロポーションも必見。©日活
神保町シアターの劇場招待券プレゼント(5組10名様。4月1日まで有効/応募〆切は3月10日)
『サラエボ、希望の街角』‐サラエボ内戦を経て未来に生きる監督のサラエボへの愛
ある日、恋人が突然、自分とまったく異なる価値観を持ってしまったら、あなたはどうするだろうか。、職を失い希望を失いかけた時、よりよい社会を作るための信仰に傾倒していく恋人。変貌していく恋人にどう向き合うか。サラエボ内戦を経て未来に生きようとするカップルの物語。『サラエボの花』でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したヤスミラ・ジュバニッチ監督の長編第2作。2月19日(土)より岩波ホールでほか全国順次ロードショー
トーキョーノーザンライツフェスティバル2011―北欧映画と親しくなれる1週間。
北欧映画を味わい尽くせる映画祭「トーキョーノーザンライツフェスティバル2011」が、2月12日(土)~20日(日)、東京・渋谷で開催されます。北欧を代表する監督たちの15作品と4作の短編アニメーションが一挙上映される中、当サイトでは、かつて日本で公開されたミニシアター系作品から、計3作をピックアップ。おとなの恋愛映画『しあわせな孤独』、音楽ドキュメンタリー『スクリーミング・マスターピース』、女の子同志の青春映画『ショー・ミー・ラヴ』 ― 北欧映画と親しくなれるこの機会、思いきり活用しましょう。
『洋菓子店コアンドル』―スイーツを通じて触れ合う「人生」の物語。
「コアンドル」とは、フランス語で「街角」の意味。その名の通り、「洋菓子店コアンドル」も様々な人が集まる、さながら都会の街角のよう ― 目にも鮮やかなスイーツは眺めているだけで幸せな気分に浸れるけれど、本作は「お菓子を作る」物語ではなく、スイーツを通じて触れ合う「人生」の物語です。2月11日(金・祝)より、新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネクイントほか、全国ロードショー。
第二回ドキュメンタリーフェスティバル―真実をずっしりと感じる映画祭
座・高円寺では2月9日よりドキュメンタリーフェスティバルが開催される。第二回を迎える今年は『≒1969』と題し戦後の価値観から大きく変化をした1969年前後の出来事にスポットを当てた特集上映。その他、各界の著名人が選ぶゲストセレクションとコンペティション部門4本などが上映され、バラエティ豊かなドキュメンタリー映画を堪能できる。作品上映後はより深くドキュメンタリー作品を知るトークイベントも開催。目の前に映し出される真実をそれぞれに見て、素直に感じてもらいたい。