最新作品情報

『第4の革命 エネルギー・デモクラシー』-ドイツを脱原発に導いた、2010年で最も観られたドキュメンタリー。

福島第一原発事故後、世界に先駆けて「脱原発法」を閣議決定したドイツ。そのドイツで大反響を呼び、2010年の最多観客動員数・13万人を記録。国を本格的なエネルギー・シフトへ導くきっかけのひとつとなったと言われる環境ドキュメンタリーである。水力・風力・太陽光・地熱・・・再生可能エネルギーへの100%移行は果たして実現可能なのか?世界の実例を挙げながら、各分野の第一人者達が様々な視点から分析してゆく。3.11以降、エネルギー問題に大きく揺れる日本。まさに今だからこそ注目したい一作である。12月17日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次ロードショー。

『瞳は静かに』―シエスタをしたがらない少年は、なにを見ていた?

「お涙ちょうだいの子ども映画には食傷気味」というかたに朗報。愛らしくて無害に見える少年がおとなたちの秘密を見破っていく戦慄の物語が、アルゼンチンから届いた。1970年代、軍事政権下のサンタ・フェを舞台に、「シエスタをしたくない少年」の瞳に映った、おとなたちと時代の現状とは ― 12月10日(土)より、新宿K’s シネマ、渋谷アップリンクにて上映中。1月7日(土)より、梅田ガーデンシネマ他、全国順次ロードショー。

『オジー降臨』— ロック界の生きる伝説、オジー・オズボーンがスクリーンに降臨!

ヘビーメタルの元祖と呼ばれ、世界中のファンを熱狂させたオジー・オズボーン。“闇の帝王”と崇められ数々の伝説を残したオジーが、満を持してついにスクリーンに舞い降りる! 息子であるジャック・オズボーンの目を通して、オジーのありのままの姿を捉えた初の長編ドキュメンタリー映画『オジー降臨』が12月17日(土)シアターN渋谷に降臨!
©2011 Next Films/ Schweet Entertainment.

『サラの鍵』-第23回東京国際映画祭最優秀監督賞/観客賞をW受賞した『サラの鍵』、いよいよ公開!

全世界で300万部を超えるベストセラーとなったフランス人作家タチアナ・ド・ロネの小説を映画化した『サラの鍵』。第23回東京国際映画祭最優秀監督賞/観客賞をW受賞した力のこもった作品が公開される。
ユダヤ人として迫害を受けた少女の痕跡をジャーナリスト・ジュリアを追う。やがて明るみとなる真実はーー。12月17日 銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館他全国順次ロードショー © 2010 – Hugo Productions – Studio 37 – TF1 Droits Audiovisuel – France2 Cinéma

『CUT』— 映画のために死ねるのか。名匠アミール・ナデリ監督が描く凄まじい「映画愛」

イラン映画界の名匠アミール・ナデリが西島秀俊を主演に迎えた最新作『CUT』。数々の名画や監督たちへのリスペクトと、映画そのものへの深い愛情が込められた作品であると同時に、シネコン文化をはじめとする現在の映画界へ容赦のない怒りを投げかけてくる。ナデリ監督自身の「映画愛」と「怒り」を全身全霊で体現した西島秀俊の演技が胸を打つ衝撃作。12月17日 より シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開© CUT LLC 2011

エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストランー五感が開くメニューを召し上がれ

スペイン・バルセロナから車で1時間半の海辺の小さなレストランに年間200万件の予約が殺到する。席数45席、営業は年の半分。予約を試みた0.4%しか足を踏み入れることの出来ない伝説のレストラン、「エル・ブリ」。ミシュランでは最高星の3つ星を獲得するこのレストランは単に味の良い料理を提供する場だけではなく新しい食のスタイルを提案し、常に料理の世界のトレンドを作りだしている。オーナーシェフ、フェラン・アドリアと試作担当シェフらによる半年に及ぶ新作メニュー開発から「エル・ブリ」が生み出す驚きの完成メニューを追ったドキュメンタリー。12月10日(土)より、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー(C)2010 if…Productions / BR / WDR

第5回 聖なる夜の上映会 音楽と体感するサイレント映画 『東への道』―リリアン・ギッシュの名演を、荘厳な礼拝堂で味わう一夜。

今年で5回目となる「聖なる夜の上映会」が、12月10日(土)、東京の本郷中央教会で開催される。サイレント映画(無声映画)の『東への道』を、ピアニストの柳下美恵さんとフルート奏者の菊池香苗さんの生演奏と共に上映。『東への道』は、D.W.グリフィス監督がリリアン・ギッシュを主演に撮った、1922年の作品。荘厳な礼拝堂で、ギッシュの名演と美しい音楽を堪能する一夜をどうぞ。

中国インディペンデント映画祭2011-検閲を通さない中国の生々しい“現実”を観る

12月3日よりポレポレ東中野で『中国インディペンデント映画祭』が開催される。第三回目を迎える今年は10本を一挙上映。中国のインディペンデント映画は劇場公開の映画とは異なり、検閲がないため、政府による表現の制約を受けない。インディペンデント映画にしか描けない生々しい“中国の今”をチェックしよう。会期中には監督によるQ&Aも予定されているので、監督達が世界に発信したい中国を直接聞くことができる。(写真は『歓楽のポエム』)

『ホーボー・ウィズ・ショットガン』─ ロバート・ロドリゲス絶賛!“グラインドハウス映画”最新作!!

ロバート・ロドリゲスの『マチェーテ』に続き、『グラインドハウス』のフェイク予告編から長編映画が誕生!開始早々から度肝を抜くバイオレンスと血しぶきの連発!5分に1度のショック描写が飛び出し、映倫から「ここ10年で最も酷い映画」と判定され、R18+指定となりながらも奇跡的に無修正での公開が決定した。“第二のタランティーノ”と呼び声も高い新進気鋭のジェイソン・アイズナー監督が放つ『グラインドハウス』直系のB級映画ワールドをご堪能あれ!シアターN渋谷にて11月26日(土)よりギっリギリのロードショー!!! (C) 2011 HOBO INC. / 3243988 NOVA SCOTIA LIMITED

『花子の日記』-最高級ブランド和牛をめぐって日韓の親子がセイシをかけた戦い!?異色テーマを超ローカル&グローバルに魅せる、“空腹絶倒”のヒューマン・ストーリー

瀬戸内海に実在する、人間よりも牛の数が多いとされる島、香川県小豊島。その島で最高級ブランドの和牛を育てる事に没頭する“牛狂い”の父親・吾郎と、“牛嫌い・父親嫌い”に育ってしまった娘・花子が、ある日、牛の精子をめぐる大騒動に巻き込まれる!種牛を狙う韓国マフィアにより、日本に送り込まれたのは何も知らない普通の韓国人親子。やがて「吾郎・花子 VS 韓国人親子」の日韓親子対決が繰り広げられる事に・・・。笑いと感動と空腹を誘う、ヒューマン・ストーリー。2010さぬき映画祭優秀企画賞&準グランプリ受賞作品。11月26日(土)オーディトリウム渋谷にてロードショー。©2011「花子の日記」製作委員会