最新作品情報

中国インディペンデント映画祭2011-検閲を通さない中国の生々しい“現実”を観る

12月3日よりポレポレ東中野で『中国インディペンデント映画祭』が開催される。第三回目を迎える今年は10本を一挙上映。中国のインディペンデント映画は劇場公開の映画とは異なり、検閲がないため、政府による表現の制約を受けない。インディペンデント映画にしか描けない生々しい“中国の今”をチェックしよう。会期中には監督によるQ&Aも予定されているので、監督達が世界に発信したい中国を直接聞くことができる。(写真は『歓楽のポエム』)

『ホーボー・ウィズ・ショットガン』─ ロバート・ロドリゲス絶賛!“グラインドハウス映画”最新作!!

ロバート・ロドリゲスの『マチェーテ』に続き、『グラインドハウス』のフェイク予告編から長編映画が誕生!開始早々から度肝を抜くバイオレンスと血しぶきの連発!5分に1度のショック描写が飛び出し、映倫から「ここ10年で最も酷い映画」と判定され、R18+指定となりながらも奇跡的に無修正での公開が決定した。“第二のタランティーノ”と呼び声も高い新進気鋭のジェイソン・アイズナー監督が放つ『グラインドハウス』直系のB級映画ワールドをご堪能あれ!シアターN渋谷にて11月26日(土)よりギっリギリのロードショー!!! (C) 2011 HOBO INC. / 3243988 NOVA SCOTIA LIMITED

『花子の日記』-最高級ブランド和牛をめぐって日韓の親子がセイシをかけた戦い!?異色テーマを超ローカル&グローバルに魅せる、“空腹絶倒”のヒューマン・ストーリー

瀬戸内海に実在する、人間よりも牛の数が多いとされる島、香川県小豊島。その島で最高級ブランドの和牛を育てる事に没頭する“牛狂い”の父親・吾郎と、“牛嫌い・父親嫌い”に育ってしまった娘・花子が、ある日、牛の精子をめぐる大騒動に巻き込まれる!種牛を狙う韓国マフィアにより、日本に送り込まれたのは何も知らない普通の韓国人親子。やがて「吾郎・花子 VS 韓国人親子」の日韓親子対決が繰り広げられる事に・・・。笑いと感動と空腹を誘う、ヒューマン・ストーリー。2010さぬき映画祭優秀企画賞&準グランプリ受賞作品。11月26日(土)オーディトリウム渋谷にてロードショー。©2011「花子の日記」製作委員会

第三回下北沢映画祭-コンペティション部門 ノミネート作品情報- 新感覚の映像を生み出すクリエイターの作品を上映

第三回下北沢映画祭・コンペティション部門ノミネート作品の上映は、2011年11月27日(日)北沢タウンホールにて。実写・アニメ・CG・ドキュメンタリーといった様々なジャンルの約250作品から、厳選された9作品が紹介されます。審査員は映画監督・黒沢清氏、映画プロデューサー・直井卓俊氏、短編専門映画館「トリウッド」代表・大槻貴宏氏、映画評論家・轟夕起夫氏の4名。新しく斬新な映像を生み出す作家の作品に、直に触れるチャンス!

北欧好きのための映画の会~@「Sweet Sweet Sweden+2011」~ – 浅草のレトロシックなビルで、北欧気分を味わいながら映画鑑賞。

普段はスタジオとして使われている、アンティークな雰囲気が魅力の浅草「ライオンビル」。3階建てのこのビルが、11月26日(土)、27日(日)の2日間は、上から下まで丸ごとスウェーデンに!「Sweet Sweet Sweden+2011 ~北欧のふんわり冬じたく~」は、雑貨マルシェやカフェ、ワークショップなどコンテンツ盛りだくさんのイベントです。ビルの3Fでは、“移動映画館”の活動で知られるキノ・イグルーさんによる上映会「北欧好きのための映画の会」を開催!スウェーデンの街にお出かけする気分でお楽しみ下さい。

第三回下北沢映画祭-イベント・スケジュール編- ここでしか見られない個性的なイベントに注目!

2011年11月25日(金)~27日(日)、第三回下北沢映画祭が開催されます。今年のテーマは~楽しみ方、もっと広がる~『映画の未来』。「コンペティション部門」では厳選された9作品が上映されるほか、「黒沢清監督トークショー」「紙芝居ナイト」など、今年も興味深い様々なイベントも予定されています。新しい文化の発信地・下北沢で、型にはまらない新しい才能と出会ってみませんか。今回は映画の楽しみ広がるイベントをご紹介いたします

NO NAME FILMS-世界の観客は認め始めた。日本はどうだ?

自主映画界で高い評価を受けている映画作家の短編作品を集めた『NO NAME FILMS』が11月19日よりユーロスペースにて2週間限定で上映。東京学生映画祭でグランプリを受賞した翌年、カンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に正式出品された田崎恵美監督の『ふたつのウーテル』を始め、海外の映画祭に出品をし、注目を浴びる自主映画作家の10本のショートフィルム。今後日本でも評価が高まるであろう映像作家をチェックしよう。

第12回東京フィルメックス-ついに開幕!巨匠の新作、見逃せない若手監督。押さえて欲しい見どころを最終チェック

11月19日より第12回東京フィルメックスが開幕。12回目を迎える東京フィルメックスでは映画の目利きが選んだ「今、勢いのあるアジアの若手監督作品」と「海外映画祭を騒がせる巨匠の作品」を中心に約40作品を上映。ミニシアターファンが「こんな作品観たかった!」と唸る作品が必ず見つかる映画祭、東京フィルメックスをミニシア流にご紹介します。

『大津波のあとに』『槌音』- ふたりの監督が見つめた、震災。見逃せない、一週間の限定ロードショー

「山形国際ドキュメンタリー映画祭」で上映され注目を集めた『大津波のあとに』(森元修一監督)と『槌音』(大久保愉伊監督)。東日本大震災で被災した土地を撮ったドキュメンタリーが渋谷UPLINK Xで同時上映される。
東京都民の森元監督が、3月23日から約10日間、仙台で取材した『大津波のあとに』と、被災した岩手県大槌町出身の大久保監督が震災前と後の映像を重ね合わせて作った『槌音』。視点の違う作品が並ぶことで、東日本大震災を多角的に受け止めることができる。2011年が終わりに近づいている中で、このドキュメンタリーを見て、今一度、あの出来事を胸に刻み付けたい。©2011 Shu^ichi Morimoto & Yui O^kubo All Rights Reserved.

『恋の罪』— 禁断の話題作が解禁! 世界の園子温が描く、女たちの愛の地獄

いまや世界がその新作を待ち望む、園子温監督。11月21日(土)より公開となる『恋の罪』は、1990年代に渋谷区円山町で実際に起きた殺人事件をベースに、女たちの愛と性、決して満たされない心の渇きを鮮烈に描き切る究極のエンターテインメント作品。3人の主演女優、水野美紀、冨樫真、神楽坂恵の鬼気迫る演技バトルからも目が離せない!
© 2011「恋の罪」製作委員会