最新作品情報
『疾風スプリンター』〜自転車ロードレース、ド迫力のスピード、戦略、そしてクラッシュ! そして男たちの友情と青春〜
自転車プロ・ロードレースを舞台に、男たちの友情と青春を描く本格スポーツ映画。台湾、中国、韓国を代表するアジアの人気俳優たちが、スタントなしで演じる激しい競技シーンはとにかく見もの。アスリートとしての苦悩、友情、恋愛模様という青春ドラマの面も楽しめるエンタメ作品。監督・脚本は、アクション映画監督ダンテ・ラム。第28回東京国際映画祭では『破風』のタイトルで上映され、高い評価を得ている。2017年1月7日(土)より新宿武蔵野館ほか全国公開
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『ヒトラーの忘れもの』〜過酷な任務を背負わされた少年兵たち。恐怖と感動のコントラスト〜
第二次大戦直後、異国の地で地雷撤去を命じられたのは、置き去りにされた少年兵たちだった。ショッキングな史実に基づくヒューマンドラマ。緊張の中で上がる息遣いや虫の羽音の中に満ちていく、地雷爆破の恐怖。そんな緊迫感と対比するような、美しい風景、心を打つ人間ドラマのバランスが素晴らしい。2017年アカデミー賞外国語映画賞デンマーク代表となった、涙なくして観られない感動作。
12月17日(土)、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開
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《ロマンポルノ・リブート・プロジェクト》― 「日活ロマンポルノ」再起動! 日本を代表する5人の監督が“あえて”ルールに縛られる!
45周年を迎える「日活ロマンポルノ」が再起動!新・旧作の活性化を目指す《ロマンポルノ・リブート・プロジェクト》の新作製作に塩田明彦、白石和彌、園子温、中田秀夫、行定勲の5人の名監督が参加。統一ルールのなかでそれぞれのクリエイティビティを存分に発揮する。第1弾作品は11月26日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開! ©2016日活
『世界の果てまでヒャッハー!』-おバカなフランス人が南米リゾートで繰り広げる抱腹絶倒のアドベンチャー
人気TV番組とゆるキャラの決め台詞(?)が合体したような能天気な邦題。内容も期待を裏切らないハイテンションなコメディだ。フランスでは昨年興行収入2週連続No.1、8週連続Best10入りを果たす大ヒットを記録した。手持ちカメラで撮影された、洞窟や密林での予測不能の冒険シーンに思わず心が躍る。オシャレや難解な作品だけがフランス映画じゃない! 11月19日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国ロードショー。
ここでしか観ることのできない作品が目白押し。映画好きが加速する映画祭―第17回 東京フィルメックス
11月19日より第17回東京フィルメックスがスタートする。今年も選りすぐりの22作品、そして選りすぐりのゲストが集結した。世界の三大映画祭すべてで受賞経験のあるキム・ギドク監督が新作『The NET 網に囚われた男』でオープニングを飾れば、モフセン・マフマルバフ監督は1990年以降、上映を禁止されていた幻の作品『ザーヤンデルードの夜』とともに作品を語りに東京にやってくる。これだけの巨匠たちの信頼を一身に集める東京フィルメックスの魅力は何といっても独自に掘り出された作品のラインナップだ。映画好きが加速するような作品に出会いに行こう。今回は『ミニシアターに行こう。』からのおすすめ3作品をご紹介します。(写真は『『ざ・鬼太鼓座』デジタル・リマスター』)
『レミニセンティア』〜ハリウッドに評価された、日本人による本格ロシアSF作品〜
ロシア映画に魅了された日本人映画監督・井上雅貴がロシアで製作したSF映画。人間の記憶の曖昧さをテーマにした、芸術性の高いスリリングな作品。初の長編監督作ながら「ロサンゼルスシネマフェスティパル・オプ・ハリウッド」で主演男優賞、監督賞、長編作品質など主要部門を受賞している。11月12日(土)より、ユーロスペースほかにてロードショー。© INOUE VISUAL DESIGN
「MDGP(モースト・デンジャラス・シネマグランプリ)2016」-選りすぐりの作品の中から最も危険な映画を決定。公式レフェリーは天龍源一郎!
昨年に引き続き、今年も「MDGP(モースト・デンジャラス・シネマグランプリ)」が開催される! 今回は、90年代UK音楽シーンの狂気に満ちた世界を描く「マッド・ドライヴ」(ニコラス・ホルト主演)、スティーヴン・セガールの新作「沈黙のアフガン」などパワフルな6作品がエントリー。公式レフェリーには天龍源一郎が就任し、最もデンジャラスな作品が観客の投票で決定される。10月29日からヒューマントラストシネマ渋谷、12月10日からシネ・リーブル梅田にて開催。
第29回東京国際映画祭 まだ上映されていない最新映画も、高画質で受け継がれる名作も
第29回東京国際映画祭が10月25日よりスタート。アジア最大級の映画のお祭りが今年もやってきました。まだ世界で上映をしていないワールドプレミア作品をチェックしたり、名作の4Kリマスターを一気にみたり、映画好きなら寝る暇、食べる暇を惜しんで、映画をむさぼる10日。今回は、世界に先駆けて上映される最新注目ワールドプレミア作品と、タイムレスに愛される名作の4Kリマスター版の上映作品をミニシア流にご紹介します。TM & ©1962 TOHO CO., LTD.
『淵に立つ』〜家族とは何かを問う、衝撃のヒューマンサスペンス〜
ある平穏な家庭が、一人の男が通り過ぎたことにより、凄まじく崩壊していく、衝撃のヒューマンサスペンス。家族を翻弄する男を演じるのは、浅野忠信。監督は、一作ごとに新たな切り口で人間の生き様を描く、深田晃司監督。第69回カンヌ国際映画祭で「ある視点」部門審査員賞に輝いた問題作。10月8日(土)より、有楽町スバル座ほか全国ロードショー
©2016映画「淵に立つ」製作委員会
『だれかの木琴』〜中年女性の心に潜む闇を、美しきエロスで描く名匠・東陽一のサスペンス〜
常盤貴子がストーカー化してしまう主婦の狂気を、繊細かつ大胆に演じるサスペンス。直木賞作家・井上荒野の原作を、ベルリン国際映画祭銀熊賞など数多くの受賞歴をもつ名匠・東陽一監督が映画化。心の隙間に入り込んできた美容師の男性に執着する、ある主婦の心の孤独と葛藤を描く。
9/10(土)、有楽町スバル座、シネマート新宿ほか全国ロードショー!
©2016年『だれかの木琴』製作委員会