最新作品情報
『1人のダンス』— 待望の拡大上映! アツい衝動が再びスクリーンを駆け抜ける!
今年5月に池袋シネマ・ロサで上映され大盛況を博した『1人のダンス』が、8/10〜の東京・UPLINK渋谷での上映を皮切りに、神戸・元町映画館、名古屋・シネマスコーレで順次上映される。駆け出しの監督・安楽が、親友でアーティストのリュウイチからMV撮影を断られ、激しい怒りと衝動に駆られる姿を描いた本作は、安楽監督と実の親友であるOOPARTZのRYUICHIとの実際のケンカを、本人出演で映画化した異色の青春映画。リアルとフィクションの垣根を越えた生々しい感情がスクリーンにほとばしり、シネマ・ロサの上映時には熱烈なサポーターやリピーターが生まれるなど、大きな反響を得た作品だ。
ちば映画祭とカフェがコラボ! 若手監督と映画をより身近に楽しむ上映イベント —『映画とおはなしとブレイクタイム 』vol.1 清原惟監督 短編集
「ちば映画祭」が、この夏から新たな映画上映イベント『映画とおはなしとブレイクタイム 』をスタートする。若手監督をより身近に、作品をもっと気軽にかつ深く楽しんでもらいたいという主旨のもと、1人の監督にスポットをあてた短編映画メインの上映と、少し長めのトークをカフェのリラックスした雰囲気の中で展開する。第1回は清原惟監督を特集し、 短編4本の上映と清原監督と俳優としても活躍する菊沢将憲監督をゲストに迎えたトークも予定。8月25日(日)に西千葉の「cafe STAND」にて開催。
7月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―
7月公開映画の中から、ミニシアライターが気になった作品をピックアップ! 今回は、愛する者を失った人々の再生を描く夏物語、さえない中年男たちがシンクロに奮闘するヒョーマンコメディ、ヴィンテージカメラが恐怖を呼ぶホラー、24歳の女性監督が孤独な10代の心模様を描く青春映画、モデル「雅子」の半生に迫るドキュメンタリー、グリーンランドに赴任した教師の成長物語などを紹介! 【LINE UP】7/6(土)公開 『サマーフィーリング』、7/12(金)公開 『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』、7/19(金)公開『ポラロイド』、7/20(土)公開『暁闇』、7/26(金)公開『モデル 雅子 を追う旅』、7/27(土)公開 『北の果ての小さな村で』
『CINEMA JOURNEY 湯梨浜×門司×宗像』—心に抱えた重い荷物はいったん置いて、スクリーンの中で旅に出よう!
6月29日(土)〜7月5日(金)に新宿K’s cinemaで開催される『CINEMA JOURNEY』は、3人の新鋭監督――吉開菜央、岡太地、浦井崇が、異なる地域で撮った珠玉の中編映画 3 本を楽しめる特集上映。湯梨浜、門司、宗像を舞台に、経歴も作風も異なる監督たちが、美しい土地の風景と、そこに生きる人や訪れる人々の人生を、いきいきと描いた意欲作が揃う。
高円寺シアターバッカス監督特集vol.3『松本動監督特集』+『星に語りて~Starry Sky~』
松本動(ゆるぐ)監督の特集上映が、7月6日(土)、7日(日)に【高円寺シアターバッカス】にて開催される。松本監督の初長編作品『星に語りて ~Starry Sky~』の公開を記念した本特集上映では、同作と短編代表作『ミックス』『チャガチャ/GACHA GACHA』『公衆電話』『カセットテープ』の計5作を上映。各プログラムの上映後には監督登壇によるトークショーも予定されており、作品と監督自身の魅力に触れることのできる2日間だ。
6月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―
6月公開映画の中から、ミニシアライターが気になった作品をまとめてピックアップ! 今回は、注目の新鋭監督2人が大学時代に撮った作品、イタリアで大ヒットのコメディ作品、日立銅山の煙害に立ち向かった人々の実話、ポーランド発の悲しき愛の物語など5作品を紹介!【LINE UP】6/7(金)公開 『ガーデンアパート』、6/8(土)公開『満月の夜には思い出して』、6/21(金)公開 『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』、6/22(土)公開『ある町の高い煙突』、6/28(金)公開 『COLD WAR あの歌、2つの心』
『卒業 4Kデジタル修復版』『小さな恋のメロディ』ー若者を熱狂させた永遠の名作2本が同日公開!
初公開当時、若者の心を掴み、今もなお多くのファンに愛される2作品が同日公開される。心の満たされない若者が愛に目覚める姿をシニカルに描く『卒業』は4Kデジタル修復版、イギリスのローティーンの初恋が眩しい『小さな恋のメロディ』はデジタルリマスター版での上映。誰もが一度は耳にしたことがある名曲にも聞き惚れる。青春映画の傑作をこの機会に是非スクリーンで! 6月7日(金)より角川シネマ有楽町ほか全国公開。
『メモリーズ・オブ・サマー』— 70年代末ポーランドの美しい風景のなか、少年は“痛み”とともに大人になる
多くの巨匠や実力派監督を輩出したポーランドで新たに注目を浴びている、アダム・グジンスキ監督。彼の長編2作目にして日本の劇場初公開作となる本作は、70年代末ポーランドの田舎町を舞台に、無邪気な子どもから大人へと変化していく少年の心の痛みを描き出す、苦くも美しい作品。1970年生まれの監督自身の経験をもとに描いたというストーリーには、思春期を迎えた主人公と母親の関係性の崩壊や、恋や性への戸惑い、他者との距離感に悩む12歳の少年の姿が、繊細かつ切実に描かれる。6月1日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
5月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters― Vol.2
5月下旬(25〜31日)公開映画の中から、ミニシアライターが気になった3作品をピックアップ!【LINE UP】5/25(土)公開『台北セブンラブ』5/31(金)公開 『イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語 』『オーファンズ・ブルース』
『アナと世界の終わり』-「glee」のホラーバージョン!? 奇想天外なハイスクール“ゾンビ”ミュージカル
高校生とミュージカル、ゾンビというコラボレーションがユニークな青春映画。本作を『ショーン・オブ・ザ・デッド』×『ラ・ラ・ランド』と評した海外メディアもあるが、 “負け犬の高校生が抜群の歌唱力で歌い踊る”米テレビドラマ「glee/グリー」を彷彿とさせる。監督は本作が長編2作目となるジョン・マクフェール。出演はエラ・ハント、マルコム・カミングほか。スペイン「シッチェス・カタロニア国際映画祭」のミッドナイト・エクストリーム部門最優秀作品賞を受賞。5月31日(金)より新宿武蔵野館ほか全国ロードショー。
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