最新作品情報
『アンティークの祝祭』ー骨董品に刻まれた波乱万丈な人生の記憶
フランスの至宝カトリーヌ・ドヌーヴが、実の娘のキアラ・マストロヤンニと、深い確執のある母娘役で共演した人間ドラマ。「人生最期の日」を悟った高齢の女性が、人生を共にし、彼女の生き様を見つめてきたアンティークを手放すことを決意する。ひりつくような思い出が閉じ込められているそれらを手放すとき、彼女の心は解き放たれるのか。そこに待ち受ける思いも寄らない結末とは? 2020年6月5日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開。©Les Films du Poisson – France 2 Cinema – Uccelli Production – Pictanovo
6月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―
営業自粛していた映画館の再開が続々と決まり、公開延期になっていた作品の上映もみえてきた6月。スクリーン恋しさに身を焦がしていた映画ファンに、ミニシアライター注目の作品をお届けします!【LINE UP】6/5(金)公開 『燕 Yan』、6/13(土)公開『アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい』 『君がいる、いた、そんな時。』『なぜ君は総理大臣になれないのか』、6/19(金)公開『サンダーロード』 、6/26(金)公開『悪の偶像』
この場所を守りたい! 「どこよりも早い」現金支援を実施した、 オンライン・チャリティ上映企画『高円寺シアターバッカスを救え!』
新型コロナウイルスの影響で休館を余儀なくされている高円寺シアターバッカスを救うため、31人の映画監督が計64作品を提供中のオンライン・チャリティ上映企画『高円寺シアターバッカスを救え!』。運営するBest Short Films Fesは、5月15日にチャリティ上映の中間支援金として20万円を高円寺シアターバッカスに送金し、「どこよりも早い」現金支援を実現した。また、好評につき同プロジェクトの開催延長も決定、5月31日までに購入すれば1800円で全作品が見放題だ。視聴は6月20日まで。
松本動監督と12人の役者によるオンライン制作の “長編映画” 『2020年 東京。12人の役者たち』特報映像、緊急公開!
国内外の映画祭で数々の賞に輝く松本動監督による、オンライン制作の “長編映画” 『2020年 東京。12人の役者たち』の特報映像が緊急公開された。新型コロナウィルスの終息が見えないなか、オンライン制作による短編作品がネット配信されているが、本作は再び映画館で映画が思う存分楽しめる未来に希望を込め、長編にこだわって制作しており、7月中旬の完成を目指す。12人の役者たちの焦燥感、葛藤、魂の叫びを収録した『ドキュフィクショ ン』となる予定だ。
『ハウス映画大会』— 11人の監督が自宅待機しながら新作制作!? 映画チャンネルにて5月5日より配信!
新型コロナウイルスの感染拡大により、世界中の人々が “自宅待機” というかつてない共通体験をしているなか、11人の映画監督が自宅の中だけで短編作品を撮るという企画が動き出した。企画名は『ハウス映画大会』。作品はネット放送番組「映画チャンネル」で2020年5月5日(火・祝)〜5月20日(水)の期間オンライン配信され、視聴者に現在進行系の映画体験を届けるとともに、この時代の創作活動の記録となることを目指すという。<参加監督>飯塚貴士/岩崎友彦/内田清輝/小川修平/賀々贒三/かげやましゅう/小林でび/酒徳ごうわく/辻凪子/ないとう日和/三ツ星レストランの残飯
5月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―
5月公開の映画から、個性豊かな珠玉の6作品をピックアップ! あなたが気になるのは、どの映画? 【LINE UP】5/2(土)公開 『精神0』、5/9(土)公開 『許された子どもたち』、5/23(土)公開『三大怪獣グルメ』、5/29(金)公開 『鵞鳥湖の夜』、5/30(土)公開『ドヴラートフ レニングラードの作家たち』、5月下旬公開予定『ポネット』 ※公開日は変更になる場合がございます。最新情報は各作品の公式サイト、SNSでご確認ください。
『2020年 東京。12人の役者たち』— 危機的状況に負けるな! 松本動監督と12人のキャストがオンラインで映画制作を始動
新型コロナウイルスの終息が未だ不透明ななか、『星に語りて~Starry Sky~』の松本動監督と12人の俳優たちによる、オンライン制作の長編映画『2020年 東京。12人の役者たち』が始動した。映画の内容はドキュメンタリー要素のあるフィクション、完成は7月中旬を予定。
ミニシアターの未来へエールを!「ミニシアター・エイド基金」によるクラウドファンディング開始!
映画監督の深田晃司氏、濱口竜介氏の呼びかけにより、全国の有志メンバーで発足した「ミニシアター・エイド基金」。同プロジェクトによる小規模映画館支援のためのクラウドファンディングが、2020年4月13日(月)13時よりクラウドファンディングサイト Motion Gallery(モーション・ギャラリー https://motion-gallery.net/projects/minitheateraid)で開始される。また、同日16時より、DMMUNE にて「ミニシアター・エイド基金」立ち上げ記者会見を配信予定だ。
『地元ピース! 幻想ドライビング』— 愛する地元を応援したい! 故郷を舞台に映画を作りたい! 俳優たちの地元を舞台にした3つの物語
俳優たちの地元を舞台に制作した木場明義監督・脚本のオムニバス映画『地元ピース! 幻想ドライビング』 が、池袋シネマ・ロサにて6月6日(土)より3週間限定レイトショー公開される。栃木・岐阜・宮城出身を舞台に、趣の異なる “ホントの自分を探す3つの物語” が描かれる。
「ボーイズプラトニック〜鈴江誉志監督特集〜」— 大学生監督が描く、新世代の“男の子映画”
10月24(土)より開催の池袋シネマ・ロサ「新人監督特集」に、22歳の新鋭・鈴江誉志(すずえ・たかゆき)の特集上映「ボーイズプラトニック」が決定。理想と現実の狭間に揺れる受験期の男子高校生の葛藤を繊細に描く『青い』を全日程上映するほか、男子高校生の切ない記憶をテーマに した短編作品『インスタントカメラ』を併映する。