白玉
『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』-嘘つきの嘘はほんと?
嘘つきと言われないまでも、嘘はつくもの。あなたはどんな嘘をついていますか?自分の保身のためにつく嘘?それとも誰かを欺く嘘?嘘つきと呼ばれたみーくんの嘘はとにかくバリエーション豊か。その嘘の中に見えるのは「守りたい嘘」。自分のためではなく、自分の大切なもののためにつく嘘。あなたはこの映画でいつく見つけ出すことができるだろうか?合計100万部以上を売り上げる入間人間原作の同タイトル映画実写化。
スターショート-ガエル・ガルシア・ベルナルも要潤も短編から始まった
今をときめくスターもキャリアのスタートは短編映画だった。ブリリアショートショートシアターではスター映画人が出演、制作をしている作品を特集上映。短時間でもくっきりとその個性が印象的に残るのがスターの証。短編映画と彼らが現在携わる長編映画を見比べてみてはいかが? また2月にはシアター創立3周年イベントとして別所哲也さんとLiLicoさんの“アカデミー短編を語りつくすイベント”が開催。
ブリリア ショート ショートシアター劇場招待券(2月末まで有効/ 長編料金で上映する作品への使用は不可)を5組10名様にプレゼント。(応募締切1月30日)
笑う門には福来たる。年の始めは大笑い-新春!喜劇映画デラックス
新しい年の始まりは映画を見て大笑いしよう。お正月は家でゴロゴロお笑い番組を見てすごした人も多いはず。そろそろ外に映画でも見に行きませんか?神保町シアターでは昭和の喜劇が大集合。理屈抜き、見れば腹の底から笑いがわきあがる笑いの世界。そのアクション、そのセリフ、50~60年前とは思えない洗練された笑いの世界に驚くはず。©国際放映
「映画の達人」- 耳をすまして聴く映画 加藤直輝監督
「映画は観るもの」と思われるかもしれない。しかし、今回の映画の達人の主役は音。
元ロックミュージシャンの僧侶が再度、音楽に向かう物語、『アブラクサスの祭』の加藤直輝監督は感情にダイレクトに訴えかける“音”の世界に魅了された映画人。今回は加藤監督が刺激的な音づかいに注目した「音を楽しむ映画」厳選三本をご紹介。ユニークな音が映像に影響を与える映画を耳をすまして感じてみよう。©2004 – Rectangle Productions / Leap Films / 1551264 Ontario Inc / Arte France Cinema
スネオヘアーの強烈ユーモアに会場爆笑。「ともさかさんと結婚するなんて勝手な情報流しました」-「アブラクサスの祭」公開初日舞台挨拶
元ロック・ミュージシャンの悩めるお坊さんが音楽を通して、再度自分の生きる道を探る「アブラクサスの祭」。12月25日、テアトル新宿にて、公開初日舞台挨拶が行われた。撮影から一年たった現在、スネオヘアーさんは髪がふさふさと伸び様変わりをしたものの、加藤直輝監督、ともさかりえさん、村井良大さんとのチームワークの良さは健在。スネオヘアーさんからは、「ともさかさんと結婚するなんて勝手な情報を、大桃さんみたいにツイッターで流してみたりしてすみません」とユーモアたっぷりのコメントが飛び出し、会場が大いに沸いた。今回はほぼノーカットで舞台挨拶の模様をレポートします。
『アブラクサスの祭』~ ヘアーのない、スネオヘアーの圧倒的な存在感
狂おしいまでに音楽を愛していたミュージシャンが、心を病み、音楽をやめて仏門に入る。小さな町でひっそりと生きてきた僧侶、浄念(スネオヘアー)が音楽への断ち切れない思いに気づいた時に、再度、強く思う。「ライブをやりたい」。ミュージシャン、スネオヘアーはもちろん、僧侶を演じるスネオヘアーの存在感は圧巻。歌とともに僧侶としての言葉の響きを堪能していただきたい。12/25(土)よりテアトル新宿ほか全国順次ロードショー
ミニシアターに行きたくなる監督達―東京フィルメックス、Q&Aハイライト
若い映画製作者の登竜門“東京フィルメックス”。内田伸輝監督『ふゆの獣』が最優秀作品賞を受賞して幕を閉じた。Mixiで俳優を集め、たった110万円で制作された自主映画が、そのカメラワークと俳優の演技を高く評価され世界への第一歩を踏み出す。「完成度の高い作品」ではなく、「可能性あふれる作品」を発掘する東京フィルメックスは作品上映とともに行われるQ&Aも見どころ。今回は東京フィルメックスの取っておきQ&Aをピックアップした。将来、国際映画祭で活躍する映画人たちの熱い思いをチェックしよう。
※第11回 東京フィルメックスの公式パンフレットを2名さまにプレゼント致します。ご応募はこちらから。応募〆切は、2010年12月31日(金)です。
クリスマスLOVEショート―クリスマス直前、中島哲也監督ら気鋭クリエイターが描く短編ラブストーリー
12月に入り、街はクリスマス一色。 ブリリア ショートショートシアターでは短編ラブストーリーの特集上映を二本ご用意。“目と目があった瞬間”に生まれるクリスマスLOVEショートの特集上映と『告白』の中島哲也監督ら注目のクリエイター達が振られる女をテーマに綴った『フラレラ』の限定上映。 また、クリスマス・イヴには戦場カメラマンの渡部陽一さんを迎え、世界各国の短編ラブストーリーを観るイベントも開催。恋に効く短編映画を見逃さないで。
ブリリア ショート ショートシアター劇場招待券(1月末まで有効/ 長編料金で上映する作品への使用は不可)を3組6名様にプレゼント。(応募締切12月10日)
「フィルメックスが待ち遠しい!Vol.2」-行定監督が語る、東京フィルメックスの楽しみ方。
ついに開幕した第11回東京フィルメックス。開催に先駆けて行われたトークイベント、「フィルメックスが待ち遠しい!Vol.2」では11年前の第1回東京フィルメックスのコンペティションに参加後、数多くの国際映画祭で活躍する行定勲監督をゲストに迎え、作り手としての国際映画祭の面白さ、存在意義について熱のこもったトークが来り広げられた。東京フィルメックスで行定監督が「気になる」作品の話も満載。世界基準の監督のお墨付き作品をチェックしよう。
第11回東京フィルメックス開幕―極上の映画セレクトショップへようこそ
アジア作品を中心にこれから花開く,若き才能を紹介する映画祭、東京フィルメックスが11月20日よりスタートする。セレクトショップの“ブランドは知られていないけれどハイセンスな商品”のように、日本を代表する映画の目利きが選んだ上映作品はどれも個性的な光を放つ逸品ばかり。東京フィルメックスを経て、カンヌやベルリンなど主要国際映画祭で賞を取る映画製作者も多く、未来の巨匠の才能に触れる数少ないチャンスだ。今回は活躍が期待される監督のコンペティション参加の4作品をご紹介。日本での上映が決まっていない作品もあるので、この機会を逃さないで。