白玉

『婚前特急』-自己中心、上から目線!それでも憎めない悪女の恋人査定。

仕事も出来て、プライベートも充実している24歳のOLチエ。5人の恋人のメリットを最大限に活かして色々な経験を楽しんでいる。そんな中、親友のトシコが結婚!幸せそうな親友トシコに影響を受け、チエは5人の中から“ほんとうの相手”を絞り込むべく、恋人たちの査定をし始める。一番メリットの少ない恋人に別れを切り出したものの帰って来た答えは意外なものだった。4月1日(金)より、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国ロードショー!

師匠キム・ギドク監督との共通点そして、異なる点は?― 『ビー・デビル』チャン・チョルス監督インタビュー

住民9人の孤島、そこに生きるキム・ボンナムという女性が引き起こす悲劇を描く『ビー・デビル』。カンヌ国際映画祭出品他、多数の映画祭で受賞した本作品は、本国、韓国で30館の公開スタートだったにも関わらず、口コミにより100館にまで拡大。異例の大ヒットを記録した。主人公、ボンナムの心の闇を素手でつかみ出すのはチャン・チョルス監督。衝撃的なストーリーを描く監督は穏やかで、質問に対しても言葉を選びながら真心をこめて答える点が印象的。師匠キム・ギドク監督の遺伝子を感じさせる本作、キム監督との関係についてもうかがってきました。

『ビー・デビル』-救いを求める手を黙殺する人々。物語はそこから始まる

『ビー・デビル』サブ①ソウルで働くヘウォンはすり減った心を癒すため、幼少期に過ごした孤島で休暇を過ごす。島には幼馴染のボンナムが、温かくヘウォンを迎える。しかし、へウォンが見たのはボンナムに対する直視できない夫や姑の仕打ち。自由に生きるヘウォンを見たボンナムは村から脱出しようと考えるが。
キム・ギドク監督に師事をしたチャン・チョルス監督の長編第一作。

カラフルでポップな台北を疾走する幸せな撮影-『台北の朝、僕は恋をする』アーヴィン・チェン監督インタビュー

IMG_2660エドワード・ヤン監督に師事し、最後の弟子とされるアーヴィン・チェン監督。長編第一作となる『台北の朝、君に恋をする』ではベルリン国際映画祭最優秀アジア映画賞を受賞し、アジア発信の注目作品となった。監督の描く、台北は日常でありながらも、人も街も彩り豊かでポップで軽快。恋の街パリとは違うけれども、台北だってロマンチックな夜があり、そこから恋が生まれるような場所として台北を映しだしたかったと語るアーヴィン・チェン監督に台北を駆け抜けた撮影現場、そして俳優、アーバン・クォさん、ジャック・ヤオさんとのエピソードをたっぷり語っていただきました。

『台北の朝、僕は恋をする』‐パリよりも恋が生まれる街台北

メインr制作総指揮はヴィム・ヴェンダース、主演は台湾の国民的スター、アンバー・クォのアジア注目作品。パリに留学した恋人に会いたいカイ。渡航費を借りるために依頼されたのは“ある小包”をパリに運ぶこと。台北を出発する前夜、カイは渡された小包を巡り、顔見知りの本屋の店員スージーと台北の街を駆け巡ることに。第60回ベルリン国際映画祭において最優秀アジア映画賞受賞作品。3月12日(土)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町他全国順次ロードショー

映画の達人‐信じる?信じない?嘘の映画 瀬田なつき監督

ビッグ・フィッシュ場面⑤(サブ)「映画の達人」映画界で活躍する皆さんに愛してやまない映画について語っていただくコーナーです。第7回目は『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』が公開中の瀬田なつき監督に「嘘」が出てくる映画について熱く語っていただきました。瀬田監督のノートには分類された「嘘」映画がずらり。どんでん返しの嘘、軽はずみな嘘、幻想の嘘などなど、そんな数ある嘘映画の中で瀬田監督が選んだ作品は嘘を取り巻く人間関係が楽しめる映画。嘘で生まれ変われる、嘘によってつながる、嘘で守る。人と人がいるから生まれる「嘘」の世界。バリエーション豊かな作品でお楽しみください。

ウィル・スミス、オノ・ヨーコ、ウッディ・アレン。次々飛び出る映画セレブとのおいしい映画トーク-ブリリア ショート ショート シアター3周年イベント

IMG_0454ショートフィルムを専門に上映するミニシアター“ブリリア ショート ショート シアター”では開設3周年を迎え、アカデミー賞ノミネート作品など選りすぐりのショートフィルム4本とLiLiCoさん、別所哲也さんとのトークを楽しむイベントが開催された。映画コメンテーターと映画祭を主宰されるお二人だからこそ語れる映画セレブとの華麗なる交友エピソードに会場は沸き立った。「ミニシアターに行こう。」ではイベントレポートとともに別所さんとLiLiCoさんが観てみたい「夢のショートフィルム」のインタビューも掲載。ショートフィルムの短くても深い楽しみ方を見つけてみてはどうだろう。

新鮮昭和モード東京コレクション!女優とモード 美の競演

27,華やかな女豹5(C)日活

ファッションは女性が纏う時代そのもの。神保町シアターでは『女優とモード 美の競演』と題し、昭和の女性ファッションを楽しむ28作品を一挙上映。40年、50年前に熱狂したファッション。その魅力は現代の若者が見ても新鮮と感じるスタイルであること。いうまでもなく、モードを着こなす女優のプロポーションも必見。©日活
神保町シアターの劇場招待券プレゼント(5組10名様。4月1日まで有効/応募〆切は3月10日)

第二回ドキュメンタリーフェスティバル―真実をずっしりと感じる映画祭

O氏の肖像座・高円寺では2月9日よりドキュメンタリーフェスティバルが開催される。第二回を迎える今年は『≒1969』と題し戦後の価値観から大きく変化をした1969年前後の出来事にスポットを当てた特集上映。その他、各界の著名人が選ぶゲストセレクションとコンペティション部門4本などが上映され、バラエティ豊かなドキュメンタリー映画を堪能できる。作品上映後はより深くドキュメンタリー作品を知るトークイベントも開催。目の前に映し出される真実をそれぞれに見て、素直に感じてもらいたい。

女優によって増幅する作家の想像力-文豪と女優とエロスの風景

26_砂糖菓子が壊れるとき_C_角川映画谷崎潤一郎、泉鏡花、川端康成、三島由紀夫。緻密に書き込まれた男と女の愛の世界は美しいだけではなく、時に残酷で、時に醜くゆがみ、人間が必死で隠している恥ずかしい部分をあらわにしていく。そんな文豪の作品を与えられた女優はただの演技をする操り人形などではない。男を惑わせる美しい横顔、その豊満な体からにじみ出る色香は饒舌に作品世界を語り、作家ですら想像を超えた愛の形を紡ぎだす。神保町シアターでは『文豪と女優とエロスの風景』と題し明治から昭和の文豪とその時代を彩る女優達で作られた28作品を一挙に上映。神保町で名作を選んで読んで、映画館でその世界を増幅させよう。1967©角川映画
神保町シアターの劇場招待券プレゼント(5組10名様。3月4日まで有効/応募〆切は2月10日)

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