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【『追い風』SPECIAL INTERVIEW vol.2 監督:安楽涼 脚本:片山享】これは、追い風を吹かせるために描いた「向い風」の映画

安楽涼監督が『1人のダンス』に続き、脚本に片山享を迎えて描いた『追い風』。その主人公は、安楽監督の幼馴染みで俳優やラッパーとして活躍するDEG。安楽や片山と旧知の仲であるからこそ描けたDEGへの辛辣かつ愛情深いストーリーは、どのように生まれたのか? 劇場版公開を記念したスペシャルインタビューの第2弾は、安楽監督と片山さんに映画『追い風』に秘めた思いを語ってもらった。片山さんがメガホンを執り、安楽さんが主演を務めた映画『轟音』が今年7月にニューヨークで開催された「JAPAN CUTS 2020」のNEST GENERATION部門に選出され、来る8月19日〜9月2日に開催される「ハンブルグ日本映画祭 2020」の招待作品にも選ばれるなど、いま国内外のインディーズ映画界で熱い注目を浴びる二人は本作をどう作り上げたのか。

【『追い風』SPECIAL INTERVIEW vol.1 主演・音楽:DEG】DEGが丸腰の自分をさらけ出した理由

安楽涼監督が脚本の片山享と再びタッグを組んだ最新作『追い風』は、幼馴なじみでラッパーのDEG本人を主人公に描いた物語。いつでも笑顔で周囲に気を使い自分自身をもごまかしてきたDEG。そんなDEGに安楽監督は容赦なく疑問を投げかけ、笑顔の裏にひた隠しにしてきた感情まで丸裸にする。安楽涼から大親友DEGへの辛辣で強烈なラブレターともいえる作品だが、自身の内面をさらけ出して演じたDEGには相当な覚悟や勇気も必要だったはずだ。いったいなぜ、彼は本作の主演を引き受けたのか——? 主演俳優として、またミュージシャンとして音楽を担当したDEGに、制作の裏側と偽らざる思いを聞いた。

8月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―

2020年「8月映画短評」メイン画像28月公開の映画から気になる9作品をご紹介!【LINE UP】7日(金)公開『ジョーンの秘密』 『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』、8日(土)公開『もったいないキッチン』、14日(金)公開『ファヒム パリが見た奇跡』、21日(金)公開『海の上のピアニスト』4Kデジタル修復版&イタリア完全版、22日(土)公開『シリアにて』、28(金)日公開『ソワレ』『ようこそ映画音響の世界へ』、29日(土)公開『マロナの幻想的な物語り』

アルメニア革命のさなかで撮影!『剣の舞 我が心の旋律』ユスプ・ラジコフ監督オフィシャルインタビュー解禁!

「仮面舞踏会」「剣の舞」など数々の名曲を残したクラシック界の巨匠アラム・ハチャトゥリアン。彼が、若き日にたったひと晩で書き上げた名曲「剣の舞」には、民族の悲しみと世界平和への祈りが込められていた……。7月31日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開される『剣の舞 我が心の旋律』は、ハチャトゥリアンの若き日の知られざる真実を描く物語。このたび、本作のユスプ・ラジコフ監督のオフィシャルインタビューが解禁された。ラジコフ監督は、ハチャトゥリアンが不本意ながら生み出した「剣の舞」の完成前後の2週間に着目し、彼の自伝や記録、遺族の証言から、5年の歳月をかけて史実を元に名曲の誕生秘話を執筆したという。

北米最大の日本映画祭「JAPAN CUTS2020」開幕 !— 福井から世界へ響く轟音! 『轟音/ROAR』片山享監督 緊急インタビュー

北米最大の日本映画祭「JAPAN CUTS 2020」が現地時間の7月17日(金)に幕を開けた。今年はオンラインで7月30日(現地時間)まで14日間にわたり開催される。米国在住の日本映画愛好家や大手メディアも注目する祭典。そのNext Generation部門に片山享監督の『轟音』(英題:ROAR)が選出されたというニュースを受け、今の心境を監督に伺った。さらに「ハンブルグ日本映画祭」招待作品決定や国内拡大上映も発表された。

【ちば映画主催】祝・劇場版公開! 深田晃司監督作「本気のしるし」ドラマ版全話上映&トークイベント開催!

千葉県初上映の若手映画監督作品をメインに上映している「ちば映画祭」が、8月22日(土)にアテネ・フランセ文化センター(東京・千代田区)にて、「連続テレビドラマ『本気のしるし』 全10話一挙上映 & スペシャルトーク」を実施する。上映作品は、昨年メ~テレほかにて放送され大きな話題を呼んだ、テレビドラマ『本気のしるし』。星里もちるの同名人気コミックの初映像化作品であり、メガホンを執ったのは、「ミニシアター・エイド基金」の発起人のひとりでもある深田晃司監督だ。劇場版公開もすでに決定し、第73回カンヌ国際映画祭の「Official Selection 2020」にも選出されている話題作。上映のみは入場無料。ゲストトークも予定されている(有料)。

『横須賀綺譚』満席スタート!初日舞台挨拶に大塚信一監督としじみ、川瀬陽太、湯舟すぴか、長屋和彰らキャストが登壇

2020年7月11日(土)、新宿K’scinemaにて映画『横須賀綺譚』の初日舞台挨拶が行われ、大塚信一監督とヒロイン役のしじみ、共演の川瀬陽太、湯舟すぴか、長屋和彰が登壇した。新型コロナウイルスの影響も懸念されるなか満席のスタートとなり、登壇者たちは感謝と作品への熱い思いを観客たちに語った。本作は、現在新宿K’scinemaほか全国順次公開中。今後もゲストを呼んだトークイベントを予定しているほか、特別動画のQRコード付きパンフレットの販売やSNSキャンペーンなども予定されているという。

7月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―

『7月公開映画 短評』新メイン画像7月公開の映画から9作品をご紹介! あなたが気になるのは、どの映画? 【LINE UP】7/3(金)公開『MOTHER マザー』、7/4(土)公開『もち』、7/10(金)公開『マルモイ ことばあつめ』、7/17(金)公開『悪人伝』『ブリット=マリーの幸せなひとりだち』『リトル・ジョー』、7/18(土)公開『zk/頭脳警察50 未来への鼓動』『ぶあいそうな手紙』、7/31(金)公開『海辺の映画館—キネマの玉手箱』

大塚新一監督 長編劇場デビュー作『横須賀奇譚』が投げかける「記憶」と「生きる」

映画『横須賀奇譚』ポスター新鋭・大塚信一が監督・脚本を務めた映画『横須賀奇譚』が、7月11日(土)より 新宿k`sシネマほか全国順次公開される。東日本大震災で亡くなったと思われていた元恋人が「生きているかもしれない」との怪情報を聞き、彼女をさがす旅に出た男の姿を描く、一風変わったヒューマンミステリーだ。

『2020年 東京。12人の役者たち』劇中短篇映画『パレット』— 脱リモート撮影実施! メイキング&超特報を緊急リリース!

この夏完成予定の松本動監督の最新長編映画、『2020年 東京。12人の役者たち』。その劇中で展開される短篇劇映画、『パレット』のメイキング&超特報映像がこのたび公開された。新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の解除を受け、演者やスタッフの安全に配慮した独自のガイドラインを策定したうえで、感染防止対策を徹底しながらいち早く脱リモートで撮影された作品だ。