吉永くま
『ハウンター』-時間のループに閉じ込められた少女の恐怖
16歳の誕生日の前日が、延々と繰り返される。そんな悪夢のような事実に自分以外の家族は気づいていない。孤独感と閉塞感、浮遊感が混在した、何とも摩訶不思議な感覚が体を包む。『CUBE キューブ』の鬼才ヴィンチェンゾ・ナタリ監督が、またしても独得な世界観を持つサスペンス映画を送り出した! 「未体験ゾーンの映画たち2014」にて2014年2月19日(水)より公開。
『New York 結婚狂騒曲』-「愛のエキスパート」も結婚に迷う!? ユマ・サーマン主演のラブ・コメディ
結婚は人生の一大イベント。そんな大事の結婚式の日取りも決まり、招待状も出したのに、思いがけないきっかけから、新たに気になる男性が現われる。長身美女ユマ・サーマンと真面目で優しい役が似合うコリン・ファース、大らかな雰囲気漂う自由人を演じるジェフリー・ディーン・モーガンが織り成す三角関係の行方は? 登場人物が皆温かく、ハッピーな気分になれるラブ・コメディ。サム・シェパード、イザベラ・ロッセリーニなど豪華脇役陣にも注目! 1/18(土)<未体験ゾーンの映画たち2014>にて、ヒューマントラストシネマ渋谷他公開。
『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』-イタリア最大の未解決事件の真相は?
史実に基づいた作品である。当時この爆破の現場を目撃したマルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督は、イタリアの若い世代がこの事件を正しく理解していないことに衝撃を受け、映画化を決めたという。今もなお、犯人が分からないという未解決事件。この事件後、イタリアでは無差別テロが相次ぐ“鉛の時代”に突入していく。12/21(土)、シネマート新宿ほか全国で順次公開。
ポーランド映画祭2013-今年も開催! スコリモフスキ監督監修、戦後ポーランド映画の傑作を一挙上映
昨年大盛況のうちに幕を閉じた「ポーランド映画祭2012」。今年もファンの熱い要望に応え、「ポーランド映画祭2013」が開催される。今回メインとなるのは、戦後ポーランド映画界を代表するアンジェイ・ワイダ監督の作品。50年代後半ポーランド派時代の代表作や、70年代後半、“連帯”を支持していた時期の社会派作品群など、多彩な7本が揃った。また、上記のワイダ映画を含め、60年代を中心とした作品を新たに10本、昨年人気の高かったアンコール作品7本、さらに60年代の人気児童アニメやジャパンプレミア作品を上映。そのラインナップの充実ぶりに注目が集まる。同映画祭は、11月30日(土)~12月13日(金)の2週間限定で、渋谷シアター・イメージフォーラムにて開催。
『僕が星になるまえに』-友情が叶えた青年の人生最後の願い。カンバーバッチ初主演作。
あらゆる命はいつかその時を迎える。ジェームズは29歳、末期がん患者。普通なら「死はまだ先のこと」「別の世界の話」だと感じる年代だ。だが、彼のように、思いもかけない出来事にその考えが打ち砕かれることもある。自分の余命を知ったジェームズは、友人たちと旅に出て生と死に真っ向から向き合おうとする。BBCのTVシリーズ『SHERLOCK/シャーロック』で大ブレイクしたベネディクト・カンバーバッチ初主演作。10月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー。
『スティーヴン・キングは殺せない!?』-パロディが満載のド○級ホラー!
モダンホラーの帝王、スティーヴン・キング。その代表作、『シャイニング』『ミザリー』『IT(イット)』『ザ・スタンド』などのパロディが満載のド○級ホラー(○の中は鑑賞後、ご自由に文字を入れてください)が公開される。キングは本物の殺人鬼だった!?というこわ~い噂から誕生した、“血まみれの恐怖+バイオレンス+お下劣な笑い”が詰まった本作は、7月27日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷にてレイトショー。
『ロマン・ポランスキー 初めての告白』-栄光と苦悩に満ちたスキャンダラスな人生を語る
祖国ポーランドで撮影した『水の中のナイフ』(62)で長編デビュー後、約50年にわたり世界を舞台に活躍し続けるロマン・ポランスキー。『ローズマリーの赤ちゃん』(68)、『テス』(79)、『戦場のピアニスト』(02)など、傑作、話題作を発表する一方、私生活では映画のような波欄万丈な人生を送ってきた。このドキュメンタリーは、そのあまりにも重い人生をスイスでの軟禁中(2010年時点)のポランスキー自身が回顧する、貴重なドキュメンタリーである。初期の作品 『水の中のナイフ』(62)、『反撥』(65)、『袋小路』(66)、『ローズマリーの赤ちゃん』(68)も同時上映。6月1日(土)より、渋谷シアター・イメージフォーラムにて6週間限定ロードショー。©2011 ANAGRAM FILMS LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.
『建築学概論』-再会で蘇る過去の甘く切ない想い。15年前の初恋の結末は?
韓国で恋愛映画初の400万人超が見た大ヒット作。特に男性の心をわしづかみにし、2012年の韓国映画振興委員会主催のイベントで、「もう一度見たい映画No.1」に選ばれたという。誰もが経験する“初恋”をテーマに、15年ぶりに再会した1組の男女の心の揺れが描かれる本作。甘すぎず辛すぎず、ファンタジーのようであり現実的でもある、美しく透明感のあるラブストーリーだ。5月18日より、新宿武蔵野館ほかにて全国ロードショー。
『メッセンジャー』-イラク戦死者の遺族に訃報を伝えるメッセンジャーの苦悩
2003年、イラクの大量破壊兵器を摘発するという名目で、アメリカを中心とする多国籍軍はイラクに侵攻する。結局大量破壊兵器は見つからず、戦争の大義名分は崩壊した。イラク戦争における米軍の死者数は約3500人。本作のタイトルにもなっている“メッセンジャー”とは、故郷で帰りを待ちわびる家族に、悲しい報告を伝える軍人のことだ。ここでは、自らも負傷し、この過酷なミッションに任命された軍曹の苦悩と心の再生が描かれる。『プライベート・ライアン』のプロデューサーが製作し、第82回アカデミー賞でも助演男優賞と脚本賞にノミネートされた秀作である。3月9日(土)より、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー © All the Kings Horses, LLC ALL RIGHTS RESERVED
『明日(アシタ)の空の向こうに』-子どもたちは国境の先にある幸せを夢見て走る。
2011年、日本で公開されたミニシアター系映画で最大のヒット作となった『木洩れ日の家で』。その監督であるポーランドの名匠ドロタ・ケンジェジャフスカの新作であり、第61回(2011年)ベルリン国際映画祭でジェネレーション部門グランプリと平和映画賞を受賞した『明日(アシタ)の空の向こうに』が、1月26日(土)からシネマカリテほかで公開される。
住む家も食べ物もない孤児3人が、幸せな明日を探して過酷な冒険の旅に出る物語。あの手この手で困難を乗り越える彼らの逞しさと、その純粋な愛らしさに多くの人が魅了されるだろう。2013年1月26日(土)より、新宿シネマカリテほか全国順次公開。 © Kid Film 2010
