吉永くま
『ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談』-トリックか、悪夢か、現実か? 心霊検証に挑んだ学者に襲いかかる恐怖とは?
世界で100万人以上を動員した“歴史上もっとも恐ろしい”といわれる舞台を映画化。“絶対にトリックを暴けない怪奇現象”の解明に挑んだ心理学者が、想像を絶する恐怖を体験する。この脚本に惚れ込んだ「SHERLOCK」のマーティン・フリーマンが、重要人物の一人として出演。雲が広がりすっきりしない英国の空が息苦しさに拍車をかける。7月21日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、ユナイテッド・シネマ豊洲ほかにて全国順次公開。
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7月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―
7月公開映画の中から、ミニシアライターが気になった作品をまとめてピックアップ! 今回は、豪華キャストが声優を務めるクレイアニメ、感動のドキュメンタリー、話題の邦画、バレエやフラメンコが楽しめる作品など、バラエティ豊かな7作品をご紹介。気になる作品はぜひ劇場で!
【LINE UP】『アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~』(7/6〜)、『君が君で君だ』『ボリショイ・バレエ 2人のスワン』(7/7〜)、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』『子どもが教えてくれたこと』(7/14〜)、『ラ・チャナ』(7/21〜)、『ヒトラーを欺いた黄色い星』(7/28〜)
『ブリグズビー・ベア』-外界から閉ざされた場所で育った青年の唯一の友人は、一匹のクマだった
とある理由から外の世界を知らずに育った純粋な青年の熱い想いに、家族や友人、さらに彼を保護した警官が心を動かされ、ひとつの目的に向かい力を合わせるハートウォーミングストーリー。
「サタデー・ナイト・ライブ」やYouTubeチャンネルで活躍するのコメディユニット、“GOOD NEIGHBOR”のメンバーたちが監督・脚本・主演を務めた。マーク・ハミルやクレア・デインズ、グレッグ・キニアなど俳優陣も豪華。サンダンス映画祭やカンヌ国際映画祭などでも話題になったという。6月23日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか公開。
6月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―
6月公開映画の中から、ミニシアライターが気になった作品をまとめてピックアップ! 今回は、北欧のキュートな映画、フジコ・ヘミングのドキュメンタリー、パレスチナの女性たちを描いた会話劇の3作品をご紹介! あなたが気になるのは、どの映画!? 【LINE UP】『オンネリとアンネリのおうち』(6/9〜)、『フジコ・ヘミングの時間』(6/16〜)、『ガザの美容室』(6/23〜)
5月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―
5月公開映画の中から、ミニシアライターが気になった作品をまとめてピックアップ! 今回は、実在の事件の映画化作品や、ダニエル・デイ=ルイスの引退作など、話題の7作品をご紹介します! あなたが気になるのは、どの映画!? 【LINE UP】『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』(5/11〜)、『29歳問題』『サムライと愚か者-オリンパス事件の全貌-』(5/19〜)、『ゲティ家の身代金』(5/25〜)、『男と女、モントーク岬で』『軍中楽園』『ファントム・スレッド』(5/26〜)
『パティ・ケイク$』-“掃き溜めのディーバ”の魂の叫びが胸を熱くする
23歳の主人公・パティが、貧困、家族のしがらみ、体型へのハラスメントなど数々の苦悩や困難を抱えながら、ラップの世界で成功する夢を追いかける青春物語。パティの編み出す言葉とパフォーマンスが、暗くなりがちな要素をスカッと吹き飛ばす。クライマックスのパワフルなラップシーンは圧巻の一言! サンダンス映画祭で争奪戦となったという本作は、ジェレミー・ジャスパー監督の初長編作。劇中音楽もすべて監督のオリジナルだ。4月27日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』-悲劇は仕組まれた罠か、人智を超えた存在によるものか? 奇才監督が放つ不条理サスペンス
前作『ロブスター』では、“結婚できない男女は動物に変えられてしまう”というシュールな設定で、強烈なインパクトを残したヨルゴス・ランティモス監督。ここでもその独特な世界観は健在。仕事にも家族にも恵まれた男の身に降りかかる、不可思議で身の毛がよだつ悲劇を描く。第70回カンヌ映画祭脚本賞受賞作品。3月3日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか公開。
『クイーン 旅立つわたしのハネムーン《オリジナル完全版》』-自分の殻を破れば新しい世界が広がる! 最高にハッピーなボリウッド発ガールズムービー
インド・アカデミーショー2015最優秀作品賞、最優秀監督賞などを受賞し、アメリカ・イギリス・カナダでも大ヒットを記録したガールズムービー。前向きに生きるパワーを与えてくれる、魅力溢れる作品だ。1月6日(土)より、シネマート新宿、ココロヲ・動かす・映画館○他全国ロードショー
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『彼女が目覚めるその日まで』-突然原因不明の病に侵された女性をクロエ・グレース・モレッツが熱演
「人格を奪われ、正気と狂気の間をさまよう病」―抗NMDA受容体脳炎を発症したニューヨーク・ポスト紙の女性記者、スザンナ・キャラハン。彼女の壮絶な闘病経験を綴った本をシャーリーズ・セロンらがプロデュースし、クロエ・グレース・モレッツを主演に迎えて映画化した。行き詰まった状況にありながら、決してあきらめない家族と恋人の心が希望をつなぐ。12月16日(土)より角川シネマ有楽町ほかロードショー。
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『ポーランド映画祭2017』-古典的名作からアニメ、ドキュメンタリー、話題の最新作まで一挙上映
2017年11月25日(土)~12月15日(金)、恵比寿・東京写真美術館ホールにて、イエジー・スコリモフスキ監修『ポーランド映画祭2017』が開催される。6年目を迎えた今年も、充実したラインナップが揃った。
今回はポーランド派を代表する監督のひとり、イエジー・カヴァレロヴィッチの没後10年特集として、『影』『夜行列車』『尼僧ヨアンナ』『太陽の王子ファラオ』の4作品が上映される。また、幻の傑作『早春』が上映されるスコリモフスキ監督など、多彩なゲストによるトークイベントも予定されている。