香ん乃

『終着駅 -トルストイ最後の旅-』

syutyakueki文豪トルストイが82歳にして「家出」をしたのは、悪妻として有名な夫人ソフィヤに愛想を尽かしたからだった、と言われています。しかし、この映画で描かれているトルストイ夫妻の姿は、通説と正反対。大作家の伝記映画である以前に、「身近にいそうな老夫婦」の在りかたを描いた恋愛映画です。9月11日(土)より、TOHOシネマズシャンテ、bunkamura ル・シネマ他、全国順次ロードショー。

『ちょちょぎれ』— 登場人物の表情と仕草が「饒舌」なラヴ・ストーリー

tyotyomain本作が長編デビューとなる佐々木友紀監督の、スタイリッシュかつリアリティあふれる恋愛映画。登場人物の誰かに自身を重ねたとき、主人公の真意が見えてくる。片山享、玲奈、齋藤ヤスカ等、期待の若手俳優の情感あふれる演技にも注目。

目黒シネマで至福の2本立て!―『シーサイドモーテル』&『ニューヨーク,アイラブユー』

ニューヨーク, アイラブユー [DVD]常に2本立ての興業で映画ファンを喜ばせてくれる名画座・目黒シネマ(東京)。至福を味わえること、うけあいのこの映画館で上映される作品を、定期的にご紹介していきます。9月11日(土)~24日(金)の2週間は、「人間関係を観察するなら、この作品!」と太鼓判を捺したくなる2本 ― 『シーサイドモーテル』と『ニューヨーク,アイラブユー』が上映!

『TENBATSU』

tenbatsumain「あいつに天罰がくだればいいのに!」 ― いけないとはわかっていても、そう考えてしまうのは、人間の性(さが)。では、自分が望んだ通りに、あるいはそれ以上に、憎々しい相手が災厄に落ちるさまを、まのあたりにしたら、人はどうなるのか? 高校のホラー文学研究部を舞台に、フレッシュなキャスト陣が繰り広げる戦慄のホラーが、9月4日(土)より、アップリンクX(東京)にてレイトショー。

命の大切さを本気で考える― 『OROKA』プレ上映会リポート

oroka_satou003― 捨てられたペットたちの行く末を、本当に知っていますか? ―
ペット殺処分問題や児童虐待などの現実を知り、命の大切さを伝えたい一心で制作された短編アニメーション『OROKA』。上映後にYORIYASU監督、イラストレーターのA-1(エイイチ)さんが登壇し、作品への想いを語って頂きました。その様子をお届け致します。

『食べて、祈って、恋をして』―来日したジュリア・ロバーツさんとデデ・ガードナーさんが記者会見!

100823jmain2『食べて、祈って、恋をして』の日本公開を控えて、主演のジュリア・ロバーツさんと製作のデデ・ガードナーさんが来日し、8月18日(水)に記者会見がおこなわれました! ロバーツさんの人生観、ガードナーさんの映画製作への想い ― 約40分に及んだ記者会見の模様を、たっぷりの画像と、臨場感あふれる動画と共に、ほぼノー・カットでお届けします!!

「アメリカの恋人」、ここにあり!―『食べて、祈って、恋をして』ジュリア・ロバーツさん来日レッド・カーペット!!

100824jmain「アメリカの恋人」が遂に来日! ジュリア・ロバーツさんが日本のファンの前に姿を現してくれました! 主演映画『食べて、祈って、恋をして』のプロモーションで来日したロバーツさんを迎えて、8月19日(木)に、東京は六本木ヒルズでレッド・カーペット・イベントが開催。興奮と高揚がMAXのレッド・カーペットの一部始終を、たっぷりの画像と、臨場感あふれる動画でお届けします!

『シルビアのいる街で』

silviamain2008年の東京国際映画祭で話題をさらった、ホセ・ルイス・ゲリン監督の『シルビアのいる街で』が、8月7日(土)よりシアター・イメージフォーラム(東京)にてロードショー。フランスの古都・ストラスブールを舞台に、美しい映像と緻密に計算された音の中、物語の結末は、観る者それぞれの想像と解釈に委ねられていきます。

『老人と海』 ジャン・ユンカーマン監督 インタビュー

100726mainヘミングウェイの同名小説をヒントに、沖縄県の与那国島で撮影された、ジャン・ユンカーマン監督のドキュメンタリー映画『老人と海』が、7月31日(土)より銀座シネパトス(東京)、テアトル新宿(東京)、キネカ大森(東京)ほかにて全国順次公開されます。1990年に日本で劇場公開された本作。今回はディレクターズ・カット版としてスクリーンに蘇ります。国境の島で巨大カジキを追い求めた82才の漁師のドキュメンタリー。今の時代だからこそ、シンプルに、正直に生きることの大切さを感じさせてくれるこの作品について、ユンカーマン監督にたっぷりとお話を伺ってまいりました。独占ロング・インタビューです!

『樺太 1945年夏 氷雪の門』

hyousetsumain1974年に公開されるはずだった、「時代に圧殺されかけた」幻の名作『樺太 1945年夏 氷雪の門』が、2010の今年、遂に劇場公開。終戦を迎えたはずの樺太で、若い命を投げ打たなければならなかった若い女性たちの真実の物語です。7月17日(土)よりシアターN渋谷(東京)にて、8月7日(土)より札幌シアターキノ(北海道)、横浜ジャック&ベティ(神奈川)他にて、全国順次公開。