「第3回夏のホラー秘宝まつり」-キネカ大森の夏の風物詩、観客参加型ホラー映画祭を開催!
- 2016年08月22日更新
キングレコードの人気映画レーベル【ホラー秘宝】が放つ、「夏のホラー秘宝まつり」。3年目を迎える今年は、国内外の幅広い新作5本をはじめ、新旧併せて23本を上映。また、本映画祭の代名詞“ホラー総選挙”のほか、“パーティーピーポー上映”やゲストによるトークショー“ホラーしゃべれ場”など、観客参加型のイベントも目白押しだ。詳細は公式サイトで確認を。
(画像は『バニー・ザ・キラー』 ©BLACK LION PICTURES 2015. ALL RIGHTS RESERVED.)
マニア必見! カルトホラーの傑作シリーズも
注目は“グラインドハウスの申し子”フランク・ヘネンロッター監督、世界初のスプラッター映画監督で“ゴッドファーザー・オブ・ゴア(血のり、流血)”と呼ばれるハーシェル・ゴードン・ルイス監督の特集上映。
なかでもヘネンロッター監督の『バスケットケース』は、グロいB級でありながら、涙なくしては見られない(?)カルトホラーの傑作として知られる作品だ。今回は、未公開だったシリーズ2作目と3作目もお目見えする(ソフト化はされているようだが)。
新作はJホラーからスプラッターまで多彩な5本
待望の新作は以下の通り。ここからウサギ人間やシンガーソングラドルなど、新たな人気者が誕生するかも!?
『EVIL IDOL SONG』(2016/日本)
海外ファンタスティック映画祭で一大旋風を巻き起こした『へんげ』の大畑創が贈る、デス・エンタテインメント。“シンガーソングラドル”藤田恵名が主演。悪魔に取り憑かれ、「歌で人を殺す」能力を身につけたアイドル。彼女は次第に自ら殺人を犯すようになるが、その最終目的は世界滅亡だった。
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眼を見開き不気味な歌で人を殺していく藤田恵名の熱演が光る。普段のアニメ声と呪いの歌の声のギャップも魅力。
監督・脚本:大畑創(『へんげ』『ABC・オブ・デス2』) 出演:藤田恵名、木口健太、屋敷紘子、細川唯
©2016キングレコード
『「超」怖い話』 (2016/日本/76分)
実話怪談のベストセラー「「超」怖い話」の映画化。幽霊に襲われる恐怖体験を3話オムニバスで描く。森に入った若者男女3名が一人ずつ森の怨霊にとり憑かれ、死体を喰い始める!
監督・脚本:千葉誠治(『AVN エイリアンVSニンジャ』) 原作:平山夢明 出演:荻野可鈴(夢見るアドレセンス)、肘井美佳、仁科あい(2016ホラー秘宝イメージガール)
©2016キングレコード ©平山夢明
『The Room』(2016/日本/83分)
世界中で活躍する俳優、尚玄がプロデュースを務めたシチュエーション・ホラー。共演は伊藤歩。日本とアメリカで遠距離恋愛しているため、スカイプでやり取りをするカップル。だが、彼女の部屋で怪異現象が起こるようになり、次第に彼女の精神は壊れていく。
監督:デビッド・シン プロデューサー:尚玄 出演:尚玄、伊藤歩
©Milospy合同会社
『バニー・ザ・キラー』(2015年/フィンランド/88分)
ウサギ人間が次々とカップルを襲う、フィンランド産のスプラッター・ホラー! 『ムカデ人間』『Mr.タスク』などに続く人体改造動物ホラー作品。雪山の小屋に旅行に来た男女が男性器をおっ立てたウサギ人間に襲われる。
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ウサギ人間はなんと着ぐるみ。英語とフィンランド語が入混じり、下ネタ・ハダカ満載でもエロくなく、設定も謎に満ちたツッコミどころがいっぱい。これぞC級映画の醍醐味!
監督:ヨーナス・マッコネン
『サウスバウンド』(2015年/アメリカ/89分)
ある街道を舞台に、奇妙に連鎖し絡みあう怪異現状を描いたオムニバス! 謎の怪物、カルト教団、殺人鬼、狂人一家これら別々の恐怖がやがて一つの物語につながっていく。
監督:ロクサーヌ・ベンジャミン、デヴィッド・ブルックナー、パトリック・ホーバス、レイディオ・サイレンス
©2015 WILLOWBROOK REGENT FILMS LLC ALL RIGHTS RESERVED
▼「第3回夏のホラー秘宝まつり2016」開催情報
期間:2016.8.20(土)~9.9 (金)
場所:キネカ大森(東京都品川区南大井6-27-25 西友大森店5階)
料金:新作1500円、旧作1100円
●「第3回夏のホラー秘宝まつり2016」公式サイト
公式ツイッター @horror_hiho
提供:キングレコード
配給・宣伝:ブラウニー
文:吉永くま
- 2016年08月22日更新
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