親友の家族に寄り添った「優しいまなざし」の結晶―安楽涼監督、初のドキュメンタリー『ライフテープ』本予告&各界で活躍する12名から感動のコメント解禁!

  • 2026年03月04日更新

『追い風』『夢半ば』などを監督し、俳優としても活動する安楽涼による初のドキュメンタリー映画、『ライフテープ』が2026年3月28日(土)より東京のユーロスペースほか全国順次公開となる。安楽監督の幼馴染で親友の隆一と妻の朱香、そしてメンケス病という難病を抱える生まれたばかりの長男・珀久、飼い猫のフィガロが過ごすいとおしい日々を、1年にわたり優しいまなざしで記録した作品だ。第16回「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」のコンペティション部門に入賞し、審査員を務めたドキュメンタリー監督の大島新氏が作品に感涙してプロデューサーを買って出た作品という本作。フェスティバルでの上映に再編集を加えての劇場公開を前に、本予告編と各界著名人からの絶賛コメントが解禁された。

これは、なぜだか誰かと生きずにはいられない私たちに手渡された、とびきり大切な“ライフテープ”。

この度解禁された本予告のナレーションは安楽監督自身が担当し、音楽を担当したRYUICHIの「ONE DAY」にあわせ日々の営みが彩り鮮やかに映し出される。「家族を撮ってほしい」という親友の言葉、撮らずにはいられない瞬間。カメラを通して気づく、まなざしの優しさに触れ、ひときわあたたかな温度を感じさせる珠玉のドキュメンタリー作品だ。

各界で活躍する12名から届いた感動と絶賛の声
(敬称略)

生まれてきたことに意味なんてないけれど、生まれてきた限り、命は必ず意味を得るのだと思う。
風に揺らぐ花びらを手のひらで包むように守られ、人生は続く。時間は残酷で、美しさに尽きない。

──伊藤亜和(文筆家)


かすかな希望を信じ続ける日常であったとしても、
三人が一緒にいて、笑って、お互いを見つめ合っている時間は、本当に輝いている。
いま残さなければと、駆り立てられた安楽監督の思いは、その輝きにちゃんと間に合っている。
三人と過ごす猫や友人たちも深刻な顔をしていないように、
この映画を観てる私たちの表情も柔らかくなっているだろう。
なぜドキュメンタリーを観たいと思うのか。『ライフテープ』は軽やかに教えてくれる。

──小森はるか(映像作家)


悲しくなるかもしれないと覚悟をしていたのだけど驚いた。あんな熱いハイタッチ、観たことある? 込み上げてくる感情は予想していたものと違った。かっこいい家族!記録を残してくれて、映画にしてくれて、ありがとうございます。

──Rachel(ラッパー/ohayoumadayarou/DJ 牡蠣姫)


隆一くんと朱香さんの結婚式で初めて珀久くんのことを知った。
メンケス病のことも。
そこに至るまで、そこからの三人の生活を僕は知らなかった。
葛藤して、哀しみにくれて、誰にも話せなくて、それでも支え合って、前を向いて愛を体現しながら笑顔を向け合う家族が、この『ライフテープ』には記されています。
家族の記録、命の記録、愛の記録を多くの方に観ていただけたら幸いです。

──福山潤(声優)


こんなにも雄弁で切実な“声の映画”があっただろうか。 病のため唾液を飲み込む力を持たない珀久君は、多ければ数分おきに吸引を受け続ける。 珀久くんの無垢なかすれ声から、両親は数え切れない感情と意味を読み取る。 訴え、笑い、喜び、約束……。 声を途切れさせてはならない。 この使命を引き受けた家族の日々の営みにじっと耳を傾けることは、 生の尊さを一瞬一瞬学び直す体験であるように思えた。 終盤に起こる、声のドラマの変化に落涙した。

──三浦哲哉(青山学院大学教授/映画研究・評論)


珀久くんはよく笑う。 人と人が一緒に生きるとはどういうことなのか? 隆一さん、朱香さん、珀久くんが一緒に笑ってるとき、そこに現れる幸福な瞬間。こういう瞬間のために人は一緒に暮らし、社会を作ってきたのだろう。しかし隆一さんはいいラッパーだ!

──ダースレイダー (ラッパー)


テープのリールに刻まれるある家族の日常。きっと鉛のように重く感じられる瞬間もあるのだろうが、映像に映し出される三人の足取りは実に軽やかだ。常に笑顔を見せながら成長する珀久くんの様子を見ると、彼は彼の“ライフ”をしっかりと歩んでいるんだ、ということを痛感する。母として、父として、子供の命を守り育てるということはどういうことなのかを改めて考えさせられた。また、『ライフテープ』の家族のように記録されなくとも、同じように子どもの命を守りながら闘っている家庭も多くあるのだろうということにも気付かされる。RYUICHIさんのリリック、「走れよ、俺」が頭から離れない。

──渡辺志保(音楽ライター)


クールで愉快で最高な家族が、ときにイェイイェイイェイと踊るように、ときに祈るように日々を過ごす。カメラは彼らの友人そのものとして、そばで見守って記録を続ける。こんなふうに撮られた映画を、あまり知らない。

──岡田悠(文筆家)


「このふたりならきっと幸せにしてくれる」天使が選んだのは、初めて親になる、不器用だけど必死で前を向くパパとママがいる家。これは、希望のライフテープだ。

──木村昴(声優)


安楽さんの映画を見ると、カメラに温もりを感じます。今回の映画でもカメラは、隆一さんの家族の目となり耳となり当たり前のようにそばにいる。安楽さんの眼差しがその時の家族にはきっと必要だった。『ライフテープ』は愛と魂が記録されている映画だと思います。

──大川景子(映画編集)


夫と妻と息子と猫。全員が揃って幸福が完成するパズルのような一家。 その幸福は目に見えない。けれどカメラはその形ないものを真っ直ぐに捉え続ける。なんて愛おしい眺めだろうか。 彼らならこの先もずっと大丈夫。根拠はないけれど、この映画を観た後じゃそう言い切りたくもなる。

──ISO(ライター)


人類がどうして散歩をしてきたのか、この映画を見てわかった気がする。コメントでそれをどうにか説明できたらと、繰り返し見てる。

そのたびに笑って終えてしまう。もう考えなくていいかもしれない。この映画を見たら写ってるから、その理由を私が書けなくていい。

──杉田協士(映画監督)

作品・公開情報

▼『ライフテープ』

「かわいい~♡」もちりとした白い肌に何度も頬をすり寄せる朱香(あやか)。家族の未来を想い、音楽制作やダンスに取り組むアーティストの隆一。ふたりには珀久(はく)が生まれたばかり。3 人と猫のフィガロの暮らしには笑顔が絶えない。珀久は、約12 万人にひとりという「メンケス病」を抱えている。銅の欠乏によりさまざまな健康問題が生じる指定難病だ。出産から診断までの日記には現実をなんとか受け止めようとするふたりの切実な言葉がありのままに綴られていた。「あのときは、支えがお互いしかなかったよね」逃げ場のない孤独と不安に向き合いつづけ、ここまで紡いできた日常——そうして家族は、珀久の喉の切開手術という大きな決断のときを迎えようとしていた。
「たとえ短い時間だったとしても、幸せに暮らしている俺ら家族を撮ってほしい」。祈りにも似た隆一の声に対して、親友として、作家として何ができるのか。自らに問いながら記録をつづけた本作は、これまで自身の経験を元に映画を制作してきた安楽涼にとって初のドキュメンタリー作品。

(2025年/日本/101分/DCP)
出演:隆一 朱香 珀久 フィガロ
監督・撮影・編集:安楽涼
プロデューサー:大島新 前田亜紀
音楽:RYUICHI(EP「LIFE TAPE」より)
製作:すねかじりSTUDIO
制作協力:ネツゲン
配給:東風 (c)『ライフテープ』製作委員会

※3月28日(土)ユーロスペースほか全国順次公開
公式サイト

  • 2026年03月04日更新

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