年月の記事
4月公開映画 短評 ―New Movies in Theaters―
4月公開映画の中から、ミニシアライターが気になった作品をまとめてピックアップ! 今月も個性豊かな8作が登場!あなたが観たいのは、どの映画!?【LINE UP】4日(金)公開『終わりの鳥』『HERE 時を越えて』、11日(金)公開『シンシン/SING SING』『Page30』、18日(金)公開『KIDDO キドー』『104歳、哲代さんのひとり暮らし』、25日(金)公開『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』、公開日未定『ただ、愛を選ぶこと』
91歳のヒロインが輝くおとぎ話 『アンジーのBARで逢いましょう』―松本動監督が語る、草笛光子と紡いだ温かな現場
石井隆監督、大林宣彦監督など名匠たちの助監督を経て、自身の監督作品が国内外で高い評価を得てきた松本動(まつもと・ゆるぐ)監督。その最新作は、主演の草笛光子が映画史上最高齢のヒロインに扮する『アンジーのBARで逢いましょう』だ。風のように現れた謎の “お尋ね者” アンジーが、いわくつきの物件で開いたBARを舞台に、訪れる人々の人生をそっと変えていく、心温まる大人のためのおとぎ話。脚本は『十三人の刺客』などを手掛けた天願大介。長きにわたり第一線で活躍し、91歳という年齢を迎えて一層輝く草笛光子の新たな魅力を引き出した松本監督に、制作秘話や込めた想いを語ってもらった。
「歴史のロマンや想像が膨らむところを楽しめる作品」歴女の山崎怜奈が絶賛!―『巨大蛇行剣と謎の4世紀』舞台挨拶レポート
現在ヒューマントラスト渋谷で開催中の「TBSドキュメンタリー映画祭2025」。3月20日(木)には『巨大蛇行剣と謎の4世紀』の上映後舞台挨拶に、歴史番組を担当するほどの歴史好きで知られる、タレントの山崎怜奈がゲストとして登壇し、山﨑直史監督とともに、“巨大蛇行剣”の日本の4世紀の謎に思いを馳せ、魅力を語り尽くした。
「がん」と闘う人たちと周囲の人たちの想いや人生を描く―松本動監督『小春日和~Indian Summer~』クランクイン直前のスタッフ&キャストよりコメント到着!
松本動監督の新たな劇場用長編映画『小春日和~Indian Summer~』のクランクイン直前情報としてスタッフと出演者のコメントが解禁された。「がん」と闘う人たちと、周囲の人たちの想いや人生を描く本作。企画・プロデュースは、俳優であり精神科医の楠部知子。自身もがん闘病中であり「この経験を誰かのために、作品として残したい」と立ち上がった。主演と共同プロデュースは、松本動監督作品へは四度目の出演となる水村美咲。ほか由美かおる、佐野史郎など豪華キャストが集結。由美は主題歌も担当する。
俳優・松林慎司が初プロデュースで片山享監督とタッグ! 山口県岩国市オールロケの『かぶと島が浮く日』 ポスタービジュアル&出演者解禁
俳優の松林慎司が初プロデュースに挑む映画、『かぶと島が浮く日』のポスタービジュアルとキャスト情報が解禁された。監督・脚本は初の長編監督作『轟音』がスペイン・シッチェス映画祭をはじめ国際的な評価を受け、国内外から熱い注目を集める片山享。松林の故郷である山口県岩国市でロケを行い、閉館した映画館の元支配人の男を主人公に、時代とともに移り変わっていくものごとと街を見詰め、そこで起こるほんの一瞬の出来事を描く物語だ。
純粋で不器用で摩訶不思議なパンク映画— 宇賀那健一監督が語る『ザ・ゲスイドウズ』の世界
数多の海外映画祭で賞に輝き、いま国際的に熱い注目を浴びる日本人監督・宇賀那健一。そんな宇賀那監督の最新作は、再起をかけて田舎に移住した売れないパンクバンド“ザ・ゲスイドウズ” の奮闘を描く音楽映画だ。主人公でバンドのボーカルのハナコを演じるのは、モデルとしても活動する夏子。ほかメンバーには、多国籍バンドALIなどで活躍する今村怜央、ゴールデンボンバーの喜矢武豊、映画監督のロコ・ゼベンバーゲンと異色のキャストが集結。激しいパンクロックと穏やかな田舎のコントラスト、犬やカセットテープが喋り出す摩訶不思議な世界観など、ジャンルの垣根を超えた宇賀那ワールド全開の意欲作について、監督に話を聞いた。