たかはしそうた監督と村松正浩監督の作品を上映―「ちば映画祭 定期上映会Vol.7」来年1月開催!

  • 2024年11月08日更新

ちば映画祭上映会Vol.72023年1月より定期上映会として再始動した“ちば映画祭”が手がける「ちば映画祭 定期上映会Vol.7」が2025年1月19日(日)に開催される。今回の上映作品は、たかはしそうた監督『移動する記憶装置展』(併映『未確認生物(確認済)』)と村松正浩監督『おちみづ』(併映『けものがにげる』)。上映後は監督や関係者を招いたトークも予定し、深く作品の魅力に迫る。

プログラム(1)
たかはしそうた監督
上映開始 11時(10時50分開場)

『移動する記憶装置展』
(71分/2023年/日本/千葉県初上映)
映画『移動する記憶装置展』

監督・脚本:たかはしそうた
出演:佐々木想、影山祐子、廣田朋菜
© 東京藝術大学大学院映像研究科

【STORY】麻子は父の遺産として、横浜郊外のショッピングセンターの一角と、マンションの一室をもらった。マンションでは麻子と友人のスミレが住み、ショッピングセンターはギャラリーとして貸し出している。ある日麻子はアーティストの谷繁想にギャラリースペースとマンションのひと部屋を短期的に貸し出すことにした。

<受賞> 第45回 ぴあフィルムフェスティバル(PFFアワード)観客賞


併映:『未確認生物(確認済)』
(5分/2021年/日本/千葉県初上映)

映画『未確認生物(確認済)』メイン画像

監督:たかはしそうた 脚本:上原哲也
出演:小日向春平、今泉玲奈

たかはしそうた監督たかはしそうた

1991年横浜生まれ。東京造形大学映画専攻領域卒業後、5年程イベント制作会社社員として働きながら映画の自主制作を続ける。その後、東京芸術大学大学院映像研究科映画専攻監督領域に進学。2022年度修了。2023年4月、自主制作映画『上飯田の話』を劇場公開。大学院修了制作『移動する記憶装置展』がPFFアワード2023にて観客賞受賞。両作は共に横浜市泉区上飯田町を舞台に撮影された。行ってみたい岬は富津岬。

 

プログラム(2)
村松正浩監督
上映開始 14時(13時50分開場)

『おちみづ』
(62分/2013年/日本)
映画『おちみづ』

監督・脚本・編集:村松正浩
出演:神谷柚里、Velma、廣田朋菜、向山真以、飯嶋佐知子、加山まゆ、小貫音々、遠藤創平、橋野純平、山谷武志、原 陽子、丸山友理慧、榎本博光、木元信一、中嶋義明、野澤昌弘、阿久沢麗加
© ENBUゼミナール / Masahiro MuramatsuFF

【STORY】定年退職を間近に控えた一女の母・いづみの元に不可解な連絡が届く。行方不明と聞かされていた“祖母”が亡くなったというのだ。夏休みのある日、娘の敦子をともない、明菜と聖子と名乗る不審な女たちが共同生活する古民家に向かうと、横たえられていたのは知らない若い女だった。しかしいづみはすぐに理解する。その遺体は“祖母”その人であることを……。


併映:『けものがにげる』
(30分/2007年/日本/千葉県初上映)

映画『けものがにげる』

監督・脚本・編集:村松正浩
出演:田中哲司、斉藤陽一郎、河井青葉、藤田陽子、不破万作
文化庁委託事業「若手作家育成プロジェクト2006」完成作品

村松正浩監督村松正浩(むらまつ・まさひろ)

『シンク』でPFFアワード’97グランプリを受賞。『兄兄兄妹』(2009)『グレイト・グランマ・イズ・スティル・アライブ』(2011)『ロング・サマー・スクール』(2012)など新人俳優とのワークショップを経た異色作を監督、ちば映画祭でも特集された。近年は編集部として参加の『サーチライト -遊星散歩-』(2023/平波亘監督)『KYロック!』(2024/前田多美監督)が公開されている。

 

開 催 概 要

ちば映画祭上映会Vol.7名称:ちば映画祭定期上映会vol.7
会場:千葉市生涯学習センター 小ホール(B1F) 千葉市中央区弁天3丁目7番7号
日時&上映作品:2025年1月19日(日)
(1) 11時~  たかはしそうた監督『移動する記憶装置展』『未確認生物(確認済)』
(2) 14時~ 村松正浩監督『おちみづ』『けものがにげる』
料金:各前売1,000円 各当日1,300円
※前売は11月8日よりteket (テケト)にて発売
定員:各60席
主催:ちば映画祭実行委員会
問い合わせ先:chibaeigasai@gmail.com
共催:千葉市生涯学習センター 後援:千葉市
協力:株式会社両見英世デザイン事務所

  • 2024年11月08日更新

トラックバックURL:https://mini-theater.com/2024/11/08/vol-7-1/trackback/