第23回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭公式パーティー『ル グラン バル』レポート

  • 2014年07月19日更新

第23回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭が7月12日よりスタート。7月18日には東京サロンにて公式パーティーの『ル グラン バル』が開催され、DJやエンターテイメントパフォーマンスに観客は大きな盛り上がりをみせた。「ミニシアターに行こう。」では公式パーティーの模様を画像満載でレポートします。今週末に上映されるおすすめ作品についてもうかがってきたので、気になる作品を見つけたらぜひ青山スパイラルホールに。



画像で見る東京国際レズビアン&ゲイ映画祭公式パーティー『ル グラン バル』レポート

ドラァグクイーンのエスムラルダさんのMCで公式パーティーがスタート!
DJのUnoFumiさんとLEOCANDYCANEさんのお二人はキュートで刺激的!
あけみママとネオチンドン、ジュンマキ堂さんのパフォーマンス。ソーラン節を観客とともに踊るパフォーマンス。アンコールも出る盛り上がり。
ドネーションガールのアイハラミホ。さん。寄付をすると踊ってくれるアイハラさんはすっかり『ル グラン バル』の顔ですね。
観客の皆さんの笑顔と熱気。



絶対見逃せない!今日から観られる “イチオシ”作品を広報スタッフが教えます
パーティーを皮切りに青山スパイラルホールでの上映が始まる東京国際レズビアン&ゲイ映画祭。13本ある作品の中からどの作品を観たらいいかわからないというあなたのために広報スタッフが見どころをお教えします。

その1 『アゲンスト 8』は映画を観たら、演劇もチェック!
カリフォルニア州で結婚を男女間に限定する州憲法修正案「提案 8 号」が通過し、一度は合法とされた同性婚が再び禁止されることになった。本作『アゲンスト 8』は「提案 8 号」が人権侵害であるとして州を提訴した二組の同性カップルの裁判を追うドキュメンタリー。2014 年サンダンス映画祭監督賞(米国ドキュメンタリー部門)を受賞している。11月にはこの裁判を描いた舞台『8 –エイト–』が東京で上演される(詳細はフェスティバル/トーキョー14を参照)。映画を通して、裁判の背景や関わった人物たちをつかんで、舞台をみればより理解が深まること間違いなしだ。
★上映日時:7 月 19 日(土)16:10/7 月 20 日(日)13:55

◆その2 日本初上映!これだけは、はずせない!東京国際レズビアン&ゲイ映画祭スタッフ、イチオシの一本は『52チューズデイ』
13本ある上映作品の中でも映画祭スタッフが特におすすめの注目作品。主人公のビリーは離婚した母から「男性になりたい」と告げられる。ホルモン治療中の母との面会日は毎週火曜日。徐々に男性化していく母の変化を見つめるビリーは自身の性のゆらぎにも気づいていく。今回の上映がジャパンプレミアムとなる。貴重な上映機会を見逃さないで。
★上映日時:7月19日(土) 20:50/7月21日(月) 11:30

 

◆その3 誰にだってあるアラフォーの危機を笑う。『ヴァギナ・ウルフなんかこわくない』監督から生の声を聞こう。
仕事も恋人もなく友人のガレージに居候している映画監督のアナ。うだつの上がらない人生にウンザリした彼女は、40 歳の誕生日を機にエドワード・オールビーのカルト古典『バージニア・ウルフなんかこわくない』のレズビアン版映画を作ることを決意する。すべてのアラフォーが共感できるアナ・マルガリータ・アルベロ監督の半自伝的なコメディ。日本到着3時間で公式パーティーの熱気に包まれた監督は「素敵なパーティー、楽しいわ」とすっかり興奮気味。監督から映画のこと、監督自身のことについて生の声を聴けるのは19日、20日のイベントで。
★上映日時:7 月 19 日(土)13:50/7 月 20 日(日)18:45

▼「第23回 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」開催情報

期間: 2014 年 7 月 12 日(土)~21 日(月祝)全 10 日間
(7 月 12~18 日@ユーロスペース/18 日~21 日@スパイラルホール)
会場:ユーロスペース(〒150-0044 東京都渋谷区円山町 1-5)
スパイラルホール(〒107-0033 東京都港区南青山 5-6-23 3F)
主催: 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭運営委員会
WEB:http://tokyo-lgff.org
Twitter:@TokyoLGFF
Facebook:TokyoLGFF

文・編集:白玉 撮影:hal

  • 2014年07月19日更新

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