『観ずに死ねるか!傑作ドキュメンタリー88』-観るべきドキュメンタリー、聴くべきトーク
- 2013年03月24日更新
著名人73人が個人的な視点から作品を語った書籍「観ずに死ねるか!傑作ドキュメンタリー88」の出版を記念したイベントが、ポレポレ東中野で開催中。選りすぐりの16本ドキュメンタリー作品が上映され、上映後に豪華ゲストによるトークライブが実施されている。高橋栄樹(映画監督 「DOCUMENTARY of AKB48」シリーズ)×松江哲明(映画監督)など「これが聴きかった」とうなりたくる絶妙なトークショーと「観ずには死ねない」選りすぐり上映作品ついてご紹介します。
4月25日20時~
映画監督・高橋&松江は、フィリップ・プティの挑戦に何を見る?
トークゲスト:高橋栄樹(映画監督 「DOCUMENTARY of AKB48」シリーズ)×松江哲明(映画監督)
『マン・オン・ワイヤー』
2008/イギリス/95分/カラー/35ミリフィルム/作品提供:エスパース・サロウ
監督:ジェームズ・マーシュ
1974年、今は無きワールド・トレード・センターのツインタワー間での綱渡りを達成したフランスの大道芸人、フィリップ・プティの半生を追った第81回アカデミー賞最優秀長編ドキュメンタリー賞受賞作。人々を驚きと喜びで沸かせた前代未聞の挑戦を、当時の映像にプティ本人、彼を支えた多くの仲間たちの証言を交えて描く。©2008 Jean-Louis Blondeau / Polaris Images
4月26日20時~
「ホームレス作家」と、本作を愛してやまない三留さん。2人にとっての「ミリキタニ」
トークゲスト:松井計(小説家 「ホームレス作家」著者)×三留まゆみ(映画イラストライター)
『ミリキタニの猫』
2006/アメリカ/74分/カラー/Lucid Dreaming, Inc.
監督:リンダ・ハッテンドーフ
ニューヨークの路上で暮らす日系人路上画家ジミー・ツトム・ミリキタニを追い、各国の映画祭で絶賛された1本。本作の監督であるリンダ・ハッテンドーフが路上生活を余儀なくされていたミリキタニを自分のアパートに招き、彼のルーツを探りながら、その失われた反骨の半生60年をあぶり出す。ちなみに、ミリキタニは映画公開6年後の2012年10月21日、ニューヨーク市内の病院で脳出血のため死去。享年92。©2006,LUCID DREAMING INC,ALLRIGHTS RESERVED
▼『観ずに死ねるか!傑作ドキュメンタリー88』イベント情報
日時:4月13日~25日
会場:ポレポレ東中野
前売りチケット1,300円(チケットぴあ=Pコード550ー866、ポレポレ東中野窓口ににて)、当日券1,500円。
●『観ずに死ねるか!傑作ドキュメンタリー88』公式サイト
※詳細は公式サイトをご覧ください。
※書籍「観ずに死ねるか!傑作ドキュメンタリー88」は現在、全国書店&Amazonで発売中
「観ずに死ねるか!傑作ドキュメンタリー88」
鉄人社/1,890円(税込み)
詳細はこちら→
文:白玉
- 2013年03月24日更新
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