第4回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル— 現実にそこにある「境」を知り、感じ、深めるイベント

  • 2013年01月20日更新


今年で4回目を迎える座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルが2月7日よりスタートする。映画・テレビを問わず良質なドキュメンタリーを上映する映画祭の今年のテーマは『越境』。国と国、男と女、フィクションとノンフィクション、映画とテレビ。様々な「境」に挑んで来た作家と作品にスポットを当て、ドキュメンタリー映像の可能性を探っていく。会期中は作品上映とともにゲストスピーカーによるトークイベントを開催。作品の中の出来事は全て現実に起こったこと。現実にそこにある「境」を知り、感じ、深めるイベントだ。(作品画像:『支那事変後方記録 上海』)


<ゲストセレクション> 是枝裕和セレクション(2月10日 19時-)

『報道の魂 あの時だったかもしれない』

(2008年/90分/ディレクター:是枝裕和)
2008年1月に亡くなったメディア・プロデューサーの村木良彦。彼は故・萩元晴彦と共にTBSから独立し、テレビマンユニオンを創設した。二人の後輩に当たる是枝監督が、生前の二人へのロング・インタビューと当時のドキュメンタリー映像を織り交ぜて、テレビ激動期の姿を浮かび上がらせる。

トークイベント:是枝裕和(映画監督)

・是枝裕和監督のインタビューはこちら


<特集上映> 越境/佐藤輝(2月9日16時-)

『佐藤輝作品ダイジェスト』

(2013年/時間未定/ディレクター:佐藤輝)
尾崎豊、沢田研二、矢沢永吉など……数々の伝説的な音楽PVやCM、伝説的なテレビ番組を作りあげた映像作家・佐藤輝。
彼の作品のダイジェスト版を、佐藤本人が再編集して上映する。

トークイベント:佐藤輝(ディレクター)

 

▼第4回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル

開催期日:2013年2月7日(木)〜11日(月/祝)
会場:「座・高円寺2」(杉並区立杉並芸術会館)

第4回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル公式サイト
※ 上映時間、詳細は公式サイトでご確認ください。

主催:「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」実行委員会 共催:株式会社 ドキュメンタリージャパン
提携:座・高円寺/NPO法人 劇場創造ネットワーク 後援:杉並区

(作品画像:『愛しきソナ』)

文:白玉

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