年月の記事
『ヤギと男と男と壁と』
かつてアメリカには、見つめるだけでヤギを殺したり壁を通り抜けたりすることができる(?)兵士を擁する極秘部隊があったという。念動力、透視能力、予知能力、“キラキラ眼力”などのトレーニングで超能力に磨きをかけた男たち。決して表に出ることのなかった“日陰部隊”を描く『ヤギと男と男と壁と』は、8月14日(土)より、シネセゾン渋谷(東京)、シネ・リーブル池袋(東京)他にて、全国順次ロードショー。実話をベースにしたちょっとビターで大人テイストの型破りなコメディ、ご堪能あれ。
『日本のいちばん長い夏』 半藤一利さん×富野由悠季さん トーク・ショー&試写会
太平洋戦争終結の内幕に迫る『日本のいちばん長い夏』のトーク・ショーと試写会が7月30日(金)に新宿バルト9で開催され、原作者の半藤一利氏、元陸軍大将・今村均役のアニメ映画監督・富野由悠季氏が登壇し、「戦争を語り継ぐ」をテーマに、それぞれの思いを語りました。戦争の記憶が風化しつつある現状に危機感を持っているお2人のお話から、「形に残すことによって戦争の真の姿を伝えていくこと」の大切さを改めて認識できます。倉内均監督も会場に駆けつけました!
『シルビアのいる街で』
2008年の東京国際映画祭で話題をさらった、ホセ・ルイス・ゲリン監督の『シルビアのいる街で』が、8月7日(土)よりシアター・イメージフォーラム(東京)にてロードショー。フランスの古都・ストラスブールを舞台に、美しい映像と緻密に計算された音の中、物語の結末は、観る者それぞれの想像と解釈に委ねられていきます。
『OROKA』プレ上映会のお知らせ
命の大切さを本気で伝えている、ショートアニメーション『OROKA』が入場無料でプレ上映される。日時:2010年8月11日(水) 13:00~/15:00~。場所:川崎市産業振興会館(JR川崎駅より徒歩8分)。
今後の活躍が注目されている俊英・YORIYASU監督の想いが詰まった新作アニメーション!ぜひ足を運んで、『命の尊さ』を考えてみては如何でしょうか。
『日本のいちばん長い夏』
「原爆は落とされなかったかもしれない」―倉内均監督作品『日本のいちばん長い夏』。現代の文化人たちを俳優として起用する「文士劇」スタイルをとった異色の本作は、戦後60年を過ぎた今、あの大戦について考えるための指針のひとつとなる。8月7日より、新宿バルト9(東京)、丸の内TOEI2他にて、全国順次ロードショー。
『老人と海』 ジャン・ユンカーマン監督 インタビュー
ヘミングウェイの同名小説をヒントに、沖縄県の与那国島で撮影された、ジャン・ユンカーマン監督のドキュメンタリー映画『老人と海』が、7月31日(土)より銀座シネパトス(東京)、テアトル新宿(東京)、キネカ大森(東京)ほかにて全国順次公開されます。1990年に日本で劇場公開された本作。今回はディレクターズ・カット版としてスクリーンに蘇ります。国境の島で巨大カジキを追い求めた82才の漁師のドキュメンタリー。今の時代だからこそ、シンプルに、正直に生きることの大切さを感じさせてくれるこの作品について、ユンカーマン監督にたっぷりとお話を伺ってまいりました。独占ロング・インタビューです!