『仁寺洞(インサドン)スキャンダル 神の手を持つ男』と1日限りのキム・レウォンSPECIAL
- 2010年06月05日更新
韓国では初、世界的にも稀な美術修復や贋作をテーマにした本作はテーマの斬新さや、エンタテインメント性が評価され、韓国では120万人を動員するヒットを記録。神の手を持つと呼ばれる修復士が、幻の名画をめぐり、一世一代の大勝負を仕掛ける。
仁寺洞(インサドン)の骨董街を牛耳るギャラリーのオーナー(オム・ジョンファ)は、水墨画家・安堅(アン・ギョン)の幻の名画「碧眼図」を手に入れる。この水墨画の修復のために雇われたのが、修復士イ・ガンジュン(キム・レウォン)。国家的な規模となる幻の名画の修復プロジェクトは、表舞台から消え去っていたイ・ガンジュンの登場により、更なる注目を浴びていく。が、このプロジェクトの裏では、様々な人物による様々な思惑がうごめいていた。
室町時代、日本の水墨画にも多大な影響を与えた安堅(アン・ギョン)の幻の名画「碧眼図(ビョガンド)」修復を巡り、様々な思惑が交錯するサスペンス・ドラマ。真か贋か、正義か悪か、米TVドラマ「24」さながらの展開に翻弄されながら、物語に引き込まれていく。コミカルさも取り入れているところが、さすがの韓流エンタテインメント。
主人公の修復士を演じるのは、キム・レウォン。自らの眼でセレクトした兵役前の最後の作品であり、これまでの爽やかなイメージとは違う、新たな魅力を発揮している。ギャラリーの凄腕オーナーを演じるのは、初の悪女挑戦とは思えないオム・ジョンファ。悪女風の衣装とメイクで圧倒的な存在感を示している。
監督は本作が監督デビューとなるパク・ヒゴン。オリジナルの脚本に費やした期間は3年。絵画修復の作業、贋作が生まれる現場などの撮影にも脚本に比類する徹底的なこだわりを見せている。
6月26日(土)よりシネマート六本木、シネマート心斎橋、ほか全国順次ロードショー!
[出演]
キム・レウォン(『Mr.ソクラテス』『ひまわり』)
オム・ジョンファ(「彼女がラブハンター」『ミスター・ロビンの口説き方』
イム・ハリョン(『グッド・モーニング・プレジデント』)
ホン・スヒョン(『映画は映画だ』『宿命』)
キム・ジョンテ(「プランダン 不汗党」)『ひまわり』)
監督・脚本:パク・ヒゴン
配給:エスピーオー
宣伝:ユナイテッド エンタテインメント
2009年/韓国/109分/カラー
公式サイト(http://www.insadong-movie.com/)
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●1日限りのキム・レウォンSPECIAL 6月12日(土)開催決定!
最新作『仁寺洞(インサドン)スキャンダル~神の手を持つ男~』の公開を記念し、彼の俳優としての代表作『マイ・リトル・ブライド』と『Mr.ソクラテス』の1日限りの2本立て上映がシネマート六本木にて開催されます。2本で1,300円というお得な価格に加え、入場者全員にSPECIALなプレゼントもあり。
【1日限りのキム・レウォンSPECIAL】
日時:6月12日(土)10:30スタート(15:01終映予定)
〈上映スケジュール〉
10:30~12:37 『マイ・リトル・ブライド』
(休憩 12:37~13:00)
13:00~15:01『Mr.ソクラテス』
料金:¥1,300(当日券のみ)
※ 『仁寺洞(インサドン)スキャンダル~神の手を持つ男~』の前売り券をチケット購入時に提示すれば1,000円に!
★入場者全員にSPECIALなプレゼントあり(内容は当日明らかに!)
詳細は『仁寺洞スキャンダル~神の手を持つ男~』公式サイト(http://www.insadong-movie.com/)の最新情報でご確認ください。
文・おすず
改行
- 2010年06月05日更新
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