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東京国際映画祭開幕!- 観るだけじゃない!体感する映画祭の楽しみ方

Poster_B1_olアジア最大の映画祭、東京国際映画祭が10月23日ついに開幕。世界各地の映画の中から選りすぐられた116本が一挙上映。上映数が多いだけが東京映画祭のすごさじゃない!スクリーンのスターや監督に直接会えたり、制作現場の様子が聞けるティーチイン(討論会)が開催されたり、観客参加型のイベントが盛りだくさん。映画制作にかかわる人々の熱い息吹を体感できる映画祭。「ミニシアターに行こう。」お勧めの映画祭の楽しみ方をご紹介します。

東京国際映画祭がついに10月23日開幕 – 深まる秋、吹いてくるのは「アジアの風」

Let_the_Wind_Carry_Me_Main.jpg_cmykアジアの最大の映画の祭典、東京国際映画祭がついに10月23日より開幕。東京国際映画祭の魅力は何と言っても116作品という、その上映作品の豊富さ。日本未公開の作品をはしごしたり、イベントに参加したりしながら、お気に入りの一本を探す9日間。今回は「アジアの風」部門から注目の「台湾電影ルネッサンス2010」特集の見どころをご紹介します。© Yonder Pictures Limited Inc.

「ミニシアターに行こう。」では東京国際映画祭の模様をレポートしていきます。

『約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語』 ニキ・カーロ監督 インタビュー

P8101366『クジラの島の少女』『スタンドアップ』でその手腕が高く評価されている、ニュージーランド出身のニキ・カーロ監督が来日。10月23日(土)に日本公開の新作『約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語』について、お話を伺いました。本作は、究極のワイン造りに魅了されたひとりの男と、彼を巡る女たち、そして美しい天使が紡ぐ30年にわたる愛の物語です。

アラン・ドロン生誕75周年記念映画祭

anomune_sub021957年、『女が事件にからむ時』でデビュー後、その類まれなる美貌と翳りのある色気で、フランス国内のみならず世界中を虜にしたアラン・ドロン。クールで危険な香りを漂わせ、スキャンダルさえ自分の糧にしてしまう不屈の精神力も持ち合わせる彼は、長い間フランス映画界の頂点に君臨してきました。2010年の今年、彼の生誕75周年を記念して、新宿K’sシネマにて1960年代の作品5本が一挙上映されます。約46年ぶりの公開となる『黒いチューリップ』をはじめ、『若者のすべて』、『地下室のメロディー』、『世にも怪奇な物語』、『あの胸にもう一度』というラインナップ。この秋、彼の魅力に浸ってみませんか? 

『約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語』

2h04m15s13f.jpg_cmyk極上のヴィンテージワイン造りに魅了されたひとりの男を巡る、ファンタジーとリアリティーが融合した美しい物語。一面に広がる葡萄(ぶどう)畑の土の匂いと、グラスの中で揺れる芳醇なワインの香りが漂ってくるような錯覚にとらわれる。視覚だけではなく、五感が刺激される本作品。秋の夜長にじっくりと楽しむというのはどうだろう。

延長決定19日16時まで購入可能!一晩限りで一晩中大森南朋-『俳優・大森南朋 幻のインディーズ作品特集』

鍵がないNHKドラマ、劇場版『ハゲタカ』大河ドラマ『龍馬伝』など、メジャー作品の中でも、ひときわずっしりとした存在感を放つ俳優・大森南朋。10月23日深夜より新宿バルト9にて、10年前から大森南朋が山田エイジ監督と共同制作をしているインディーズ4作品を一挙に上映。上映後は「俳優大森南朋と三十路青春映画について」と題して山田エイジ監督によるトークショーも開催される。大作とは一味違う、大森南朋の世界を堪能できるオールナイト企画。今回はチケット購入が10月19日16時までの限定販売となっている、お早めに。

『死刑台のエレベーター ニュープリント版』

死刑台のエレベーター_ニュープリント版_メインあの名作が、ニュープリント版で蘇る! 名匠ルイ・マル監督25歳のデビュー作である本作は、マイルス・デイビスの退廃的なトランペットの響きと緊張感漂うストーリーが絡み合ったサスペンス映画の傑作。かつて観た人も、そうでない人も、「蘇ったオリジナル」を堪能するべく、映画館へ足をお運びください。10月9日より、シアター・イメージフォーラム他、全国順次公開です。

『ゲキ×シネ 蛮幽鬼(ばんゆうき)』

main02小その俳優陣の豪華さ、その骨太なストーリー、その殺陣のスピード感で、日本の演劇界のトップで走り続ける「劇団☆新感線」。高額にも関わらず、常にチケットは即完売の人気劇団だ。今回の公演では上川隆也、堺雅人、稲森いずみ、早乙女太一を迎え、復讐をテーマにした大歴史絵巻が繰り広げられる。「ゲキ×シネ 蛮幽鬼」は最新のデジタルシネマ技術によって収録され、劇場にいるかのような臨場感を楽しめる新しい映画の楽しみ方。ぜひ映画館で極上の演劇エンターテイメントを体感しよう。

松田翔太さんを“おじいちゃん”にする魔性の女-みつめていたい!若尾文子

4鎮花祭松田翔太さんに「おじいちゃんです。」と言わしめたあのCM。50歳の年の差を乗り越えてでも、25歳でおじいちゃんになったって若尾文子が好き!神保町シアターでは10月2日から『みつめていたい、若尾文子』と題し、若尾文子出演20作品を一挙に上映。この機会を逃すとスクリーンでなかなか観ることのできない作品ばかり。松田翔太さんを虜にしたその魅力、劇場で確かめてみよう。1960©角川映画

劇場招待券(10/22まで有効)を5組10名様にプレゼント。(応募締切10月8日)

『海炭市叙景』の熊切和嘉監督とキャストが挨拶!―第23回 東京国際映画祭 記者会見

093W0064s9月30日(木)、第23回 東京国際映画祭の記者会見が六本木ヒルズにておこなわれ、コンペティションに出品される『海炭市叙景』の熊切和嘉監督とキャストのみなさまがゲストとして駆けつけました。熊切監督、谷村美月さん、南果歩さん、竹原ピストルさんが語ったお話を徹底リポートします!