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『オボエテイル』 明石知幸監督(第2話『前世の記憶』) インタビュー
2005年の作品完成から約5年。諸事情から公開が凍結されていたオムニバス・ミステリー映画『オボエテイル』が、2011年1月8日(土)より新宿K’s cinemaほかにて、ついに緊急公開されます! プロジェクトの中心を担い、また第2話『前世の記憶』のメガホンをとった明石知幸監督に喜びの声をお聞きしました。独占ロング・インタビュー、たっぷりとお楽しみください。
『オボエテイル』
2005年の完成後、諸事情により公開が凍結されていたまぼろしのオムニバス作品が5年の時を経てついに公開される。“記憶”をモチーフにした高橋克彦の小説の中から、直木賞受賞作「緋い記憶」など3本を映画化。怖さと切なさと入り混じったストーリーとどこか懐かしさを感じさせる映像は、日本人の心にしっくりくるに違いない。1月8日(土)より、新宿K’s cinema、横浜ニューテアトルにてロードショー。
「映画の達人」- 耳をすまして聴く映画 加藤直輝監督
「映画は観るもの」と思われるかもしれない。しかし、今回の映画の達人の主役は音。
元ロックミュージシャンの僧侶が再度、音楽に向かう物語、『アブラクサスの祭』の加藤直輝監督は感情にダイレクトに訴えかける“音”の世界に魅了された映画人。今回は加藤監督が刺激的な音づかいに注目した「音を楽しむ映画」厳選三本をご紹介。ユニークな音が映像に影響を与える映画を耳をすまして感じてみよう。©2004 – Rectangle Productions / Leap Films / 1551264 Ontario Inc / Arte France Cinema
スネオヘアーの強烈ユーモアに会場爆笑。「ともさかさんと結婚するなんて勝手な情報流しました」-「アブラクサスの祭」公開初日舞台挨拶
元ロック・ミュージシャンの悩めるお坊さんが音楽を通して、再度自分の生きる道を探る「アブラクサスの祭」。12月25日、テアトル新宿にて、公開初日舞台挨拶が行われた。撮影から一年たった現在、スネオヘアーさんは髪がふさふさと伸び様変わりをしたものの、加藤直輝監督、ともさかりえさん、村井良大さんとのチームワークの良さは健在。スネオヘアーさんからは、「ともさかさんと結婚するなんて勝手な情報を、大桃さんみたいにツイッターで流してみたりしてすみません」とユーモアたっぷりのコメントが飛び出し、会場が大いに沸いた。今回はほぼノーカットで舞台挨拶の模様をレポートします。
『アブラクサスの祭』~ ヘアーのない、スネオヘアーの圧倒的な存在感
狂おしいまでに音楽を愛していたミュージシャンが、心を病み、音楽をやめて仏門に入る。小さな町でひっそりと生きてきた僧侶、浄念(スネオヘアー)が音楽への断ち切れない思いに気づいた時に、再度、強く思う。「ライブをやりたい」。ミュージシャン、スネオヘアーはもちろん、僧侶を演じるスネオヘアーの存在感は圧巻。歌とともに僧侶としての言葉の響きを堪能していただきたい。12/25(土)よりテアトル新宿ほか全国順次ロードショー
ミニシアターに行きたくなる監督達―東京フィルメックス、Q&Aハイライト
若い映画製作者の登竜門“東京フィルメックス”。内田伸輝監督『ふゆの獣』が最優秀作品賞を受賞して幕を閉じた。Mixiで俳優を集め、たった110万円で制作された自主映画が、そのカメラワークと俳優の演技を高く評価され世界への第一歩を踏み出す。「完成度の高い作品」ではなく、「可能性あふれる作品」を発掘する東京フィルメックスは作品上映とともに行われるQ&Aも見どころ。今回は東京フィルメックスの取っておきQ&Aをピックアップした。将来、国際映画祭で活躍する映画人たちの熱い思いをチェックしよう。
※第11回 東京フィルメックスの公式パンフレットを2名さまにプレゼント致します。ご応募はこちらから。応募〆切は、2010年12月31日(金)です。
最優秀作品賞を受賞した『ふゆの獣』の内田伸輝監督から独占コメント!―第11回 東京フィルメックス 審査員記者会見・閉会式
11月28日(日)、第11回 東京フィルメックスが大盛況のうちに閉幕しました。コンペティションで最優秀作品賞に輝いたのは、内田伸輝監督の『ふゆの獣』。受賞に寄せて、内田監督から当サイトの読者さまへ向けて、コメントをいただきました。審査員記者会見と閉会式の模様を、たっぷりの画像と共に、じっくりとお楽しみください。また、第11回 東京フィルメックスの公式パンフレットを2名さまにプレゼントする企画も実施中です(応募〆切は12月31日)。
クリスマスLOVEショート―クリスマス直前、中島哲也監督ら気鋭クリエイターが描く短編ラブストーリー
12月に入り、街はクリスマス一色。 ブリリア ショートショートシアターでは短編ラブストーリーの特集上映を二本ご用意。“目と目があった瞬間”に生まれるクリスマスLOVEショートの特集上映と『告白』の中島哲也監督ら注目のクリエイター達が振られる女をテーマに綴った『フラレラ』の限定上映。 また、クリスマス・イヴには戦場カメラマンの渡部陽一さんを迎え、世界各国の短編ラブストーリーを観るイベントも開催。恋に効く短編映画を見逃さないで。
ブリリア ショート ショートシアター劇場招待券(1月末まで有効/ 長編料金で上映する作品への使用は不可)を3組6名様にプレゼント。(応募締切12月10日)
『白いリボン』
2009年のカンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた『白いリボン』が、12月4日(土)より日本公開。田舎の素朴な村、敬虔な信者、純真な子供 ― 本来なら美しさや崇高さを連想させる要素が、ミヒャエル・ハネケ監督の手にかかると、不穏かつ不気味な雰囲気を放つ。ハネケ監督の集大成ともいわれる本作の謎解きに頭をひねりながら、独特の空気が漂うミステリーを自分なりに咀嚼して味わうのもまた一興。
「フィルメックスが待ち遠しい!Vol.2」-行定監督が語る、東京フィルメックスの楽しみ方。
ついに開幕した第11回東京フィルメックス。開催に先駆けて行われたトークイベント、「フィルメックスが待ち遠しい!Vol.2」では11年前の第1回東京フィルメックスのコンペティションに参加後、数多くの国際映画祭で活躍する行定勲監督をゲストに迎え、作り手としての国際映画祭の面白さ、存在意義について熱のこもったトークが来り広げられた。東京フィルメックスで行定監督が「気になる」作品の話も満載。世界基準の監督のお墨付き作品をチェックしよう。

