年月の記事

『スプリング・フィーバー』-中国で制作を禁止されたロウ・イエ監督が描く、むせかえるように濃密なラブストーリー

sub02前作『天安門、恋人たち』で中国政府から5年間の映画制作の禁止令を言い渡されている最中、ロウ・イエ監督が中国国内でゲリラ的に撮影した作品、『スプリング・フィーバー』。中国での検閲をせずに、カンヌ国際映画祭で上映され、脚本賞を受賞。家庭用のホームビデオによって描き出される、ホモセクシャルのカップルを中心とした5人の男女の人間関係はドキュメンタリー映画のように生々しく、むせかえるように濃密。現在、中国での制作を禁止されたロウ・イエ監督が、それでもなお、描きたかった純粋なラブストーリーに触れてみよう。

朝からどっぷり成瀬巳喜男-成瀬巳喜男と女優達

おかあさん“女性映画の名手”として知られており、神話化された女優を飾らない市井の人々として生き生きと演じさせた監督、成瀬巳喜男。神保町シアターでは『成瀬巳喜男と女優たち』と題し、成瀬監督作品の中から昭和を代表する女優が輝く7作品を上映中。映画職人、成瀬巳喜男監督の腕の冴えわたる作品をモーニングショーでお楽しみください。©東宝
神保町シアターの劇場招待券プレゼントも開催中!(10組20名様。11月19日まで有効/応募〆切は11月7日)

グリーンカーペット写真館‐東京国際映画祭

TIFF21男優1盛況のうちに終幕した、東京国際映画祭。日本初上陸の選りすぐりの作品を中心に約200本の作品が一挙に上映されるアジア最大最大の映画祭はイベントも盛りだくさん。今回は豪華ゲストが集結した映画祭最大のイベント、グリーンカーペットの模様を「ミニシアターに行こう。」流のフォトギャラリーにまとめてみました。女優のオーラ、男優の横顔、素顔の監督そして???スクリーンに向き合うだけではない、ライブな映画の楽しみ方、あなたものぞいてみませんか。

菊池亜希子さんの手は、読書と相性ぴったり!―『森崎書店の日々』 初日舞台挨拶

菊池2神保町尽くしの舞台挨拶! この町で撮影された『森崎書店の日々』が10月23日(土)に公開初日を迎え、日向朝子監督、菊池亜希子さん、内藤剛志さんが、神保町シアターに駆けつけました。貴子役に菊池さんをキャスティングした決め手のひとつが、「菊池さんの手」と、日向監督は語ります。さて、どういう意味なのでしょう? 好奇心をそそられる舞台挨拶の模様を、ほぼノー・カットでお届けします!

フィンランド映画祭 2010 オープニングセレモニー

1_全員大盛況開催中のフィンランド映画祭 2010。10月30日(土)、恵比寿ガーデンシネマにてオープニングセレモニーが開催され、『ツイステッド・ルーツ』のサーラ・サーレラ監督、『4月の涙(仮題)』のアク・ロウヒミエス監督、『ヤコブへの手紙』のクラウス・ハロ監督、そして、駐日フィンランド大使館からユッカ・パヤリネン一等書記官が舞台挨拶をおこないました。携えてきた作品への愛と自信を語った監督たちの模様を、どうぞお楽しみください。

『森崎書店の日々』

morisakimain「古本屋さんで暮らしてみたいなぁ」 ― 本の虫なら誰でも、そんなふうに夢想したことが、一度や二度はあるのではなかろうか。そんな願いを叶えてくれる『森崎書店の日々』は、10月23日(土)より、神保町シアター、シネセゾン渋谷他にて全国順次公開。本作も観られる、神保町シアターの劇場招待券プレゼントも開催中!(10組20名様。11月19日まで有効/応募〆切は11月7日)