市川はるひ

『SHIDAMYOJIN(シダミョージン)』 〜 パンク・民謡・盆踊り!福島、沖縄の「限界集落」に寄り添う遠藤ミチロウの歌と旅〜

80年代に過激な歌詞と言動で一大ムーブメントを起こした、ザ・スターリンの遠藤ミチロウの「今」を切り取ったドキュメンタリー。東日本大震災以降、遠藤ミチロウが故郷・福島の「盆踊り」にインスパイアされて結成した民謡パンクバンド「羊歯明神(しだみょうじん)」。福島にとどまらず沖縄や愛知でも歌い叫ぶ遠藤の姿と、観客の興奮をカメラでとらえながら、現在の日本における社会問題も浮かび上がらせる。

新宿K’s cinemaにて2017年5月27日(土)より公開スタート。以降、全国劇場および上映機会にて順次公開

© 2017 SHIDAMYOJIN

『ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー』〜 知られざる偉業! 絵コンテでハリウッド映画名場面を生み出したベストカップルの60年〜

絵コンテ作家・ハロルドとリサーチャー・リリアン夫妻の「仕事」と「人生」を追ったドキュメンタリー作品。ハリウッド黄金期の名作映画『十戒』『鳥』『卒業』など、だれもが知る名シーンは、この夫婦によって生み出されたという衝撃の事実を綴る。貴重な絵コンテがズラリと並ぶ様は圧巻。本作でインタビューに応えているのは、フランシス・コッポラ、メル・ブルックスなどハリウッドの顔ばかり。さらに波乱万丈な夫婦の人生、愛の60年間も同時に振り返る。2017年5月27日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMA ほか全国劇場ロードショー!
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『ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー』〜 ダニエル・レイム監督がハロルド&リリアンと過ごした日々〜

ハリウッドで映画制作に貢献してきた、絵コンテ作家・ハロルドと映画リサーチャー・リリアン夫妻の偉大な仕事、そして夫妻の人生を綴った『ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー』が2017年5月27日から日本で公開となります。先立って4月下旬に来日したダニエル・レイム監督にインタビューを行い、古き良きハリウッドのスタジオでの光景が眼に浮かぶような興味深いお話をたっぷりとうかがうことができました。作品を観る前にも、ぜひお楽しみください。

『トトとふたりの姉』 〜 闇の中から未来を掴む!スラムの3姉弟、衝撃のドキュメンタリー〜

ルーマニア郊外のスラムに住むロマ3姉弟のドキュメンタリー映画。ジャンキーの溜まり場と化した、大人不在のアパート。そんな劣悪な暮らしの中でも、明日への希望を見出していく姉弟のひたむきな日々を描く。麻薬捜査官のガサ入れの様子、喜び・怒り・哀しみの涙など、驚くほどリアルでディープな映像が収められている。2017年4月29日(土)よりポレポレ東中野にて公開、ほか全国順次公開
©HBO Europe Programming/Strada Film

『まんが島』(まんがじま)〜サバイバルなトキワ荘? マンガ家以外立ち入り禁止の危険な島〜

脚本家(『キツツキと雨』『ディアスポリス−DIRTY YELLOW BOYS−』)で俳優の守屋文雄 による、 構想10年の長編初監督作品。無人島にカンヅメになって描き続ける、売れないマンガ家5人の命がけの白日夢を描く。キャスト&スタッフの作品にかける異様な情熱と、関係者の強力なサポート力を感じる、お祭り騒ぎみたいな作品。 2017年3月25日(土)より、新宿K’sシネマにて公開、順次全国ロードショー

©2017守屋文雄ー

【2016年第90回キネマ旬報ベスト・テン】表彰式〜日本映画ベスト・テン第1位は『この世界の片隅に』が受賞〜

今回が第90回目となる「2016年キネマ旬報ベスト・テン」の表彰式が2017年2月5日、都内の文京シビックホールにて開催されました。ステージには、宮沢りえ、 柳楽優弥、杉咲花、竹原ピストル、小松菜奈、片渕須直監督などの受賞者に加え、サプライズゲストとして『この世界の片隅に』の主演声優をつとめた女優・のんも登壇。華やかな表彰式となり、各人のユーモアを交えたスピーチは、客席のファンを熱く沸かせました。受賞者のスピーチを中心に、その模様をお伝えします。

『疾風スプリンター』〜自転車ロードレース、ド迫力のスピード、戦略、そしてクラッシュ! そして男たちの友情と青春〜

自転車プロ・ロードレースを舞台に、男たちの友情と青春を描く本格スポーツ映画。台湾、中国、韓国を代表するアジアの人気俳優たちが、スタントなしで演じる激しい競技シーンはとにかく見もの。アスリートとしての苦悩、友情、恋愛模様という青春ドラマの面も楽しめるエンタメ作品。監督・脚本は、アクション映画監督ダンテ・ラム。第28回東京国際映画祭では『破風』のタイトルで上映され、高い評価を得ている。2017年1月7日(土)より新宿武蔵野館ほか全国公開
© 2015 Emperor Film Production Company Limited All Rights Reserved

『ヒトラーの忘れもの』〜過酷な任務を背負わされた少年兵たち。恐怖と感動のコントラスト〜

第二次大戦直後、異国の地で地雷撤去を命じられたのは、置き去りにされた少年兵たちだった。ショッキングな史実に基づくヒューマンドラマ。緊張の中で上がる息遣いや虫の羽音の中に満ちていく、地雷爆破の恐怖。そんな緊迫感と対比するような、美しい風景、心を打つ人間ドラマのバランスが素晴らしい。2017年アカデミー賞外国語映画賞デンマーク代表となった、涙なくして観られない感動作。
12月17日(土)、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開
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『レミニセンティア』〜ハリウッドに評価された、日本人による本格ロシアSF作品〜

ロシア映画に魅了された日本人映画監督・井上雅貴がロシアで製作したSF映画。人間の記憶の曖昧さをテーマにした、芸術性の高いスリリングな作品。初の長編監督作ながら「ロサンゼルスシネマフェスティパル・オプ・ハリウッド」で主演男優賞、監督賞、長編作品質など主要部門を受賞している。11月12日(土)より、ユーロスペースほかにてロードショー。© INOUE VISUAL DESIGN

『淵に立つ』〜家族とは何かを問う、衝撃のヒューマンサスペンス〜

ある平穏な家庭が、一人の男が通り過ぎたことにより、凄まじく崩壊していく、衝撃のヒューマンサスペンス。家族を翻弄する男を演じるのは、浅野忠信。監督は、一作ごとに新たな切り口で人間の生き様を描く、深田晃司監督。第69回カンヌ国際映画祭で「ある視点」部門審査員賞に輝いた問題作。10月8日(土)より、有楽町スバル座ほか全国ロードショー
©2016映画「淵に立つ」製作委員会