年月の記事

『セイジ—陸の魚—』—情緒的な映像と音楽にのせて描く、命と絆。豪華キャストが集結した伊勢谷友介監督の意欲作

伊勢谷友介監督作の第2弾「セイジ—陸の魚—」が2月18日(土)よりテアトル新宿ほかで公開される。原作は太宰治賞に輝く辻内智貫の同名小説。“人が人を癒すことの難しさ”というテーマに感銘を受けた伊勢谷監督が、5年におよぶ歳月をかけて映画化した意欲作だ。情緒的な映像と音楽にのせて描く、命と絆の物語。豪華キャストの競演にも注目だ。(C)1 Kino Films/Kinoshita Management Co.,Ltd

『セイジ—陸の魚—』完成披露試写会—西島秀俊さん、森山未來さん、伊勢谷友介監督が登場!

伊勢谷友介監督の『セイジ—陸の魚—』完成披露試写会が、2月10日(金)に新宿の明治安田生命ホールにて行われ、主演の西島秀俊さん、森山未來さん、そして伊勢谷監督が登壇した。個性・実力・人気を兼ね備えた3人が揃うとあって、当日は開場前から多くの観客が詰めかけ、割れんばかりの拍手と歓声のなか舞台挨拶が行われた。ほほえましいエピソードが満載の撮影裏話をレポート!

『DX(ディスレクシア)な日々 美んちゃんの場合』谷光章監督・砂長宏子さんインタビュー障害だけではなく、個性としてのディスレクシア

読み書きの流暢さと正確さに困難のある学習障害「ディスレクシア」。海外では、米俳優のトム・クルーズさん、ヴァージン・グループのリチャードブランソン会長が公表し、欧米では認知の高い障害だが日本ではまだ認知は低い。このディスレクシアを取り上げたドキュメンタリー映画『DXな日々-美んちゃんの場合』がポレポレ東中野で公開中。学習障害を隠しながら職につくため、長続きすることがなく10年で転職12回を繰り返した砂長宏子さんこと美んちゃんが学習障害を公表し、代々木「ユーロデリ」を起業するまでを追う。谷光章監督と美んちゃんに「ディスレクシア」と作品についてお話をうかがってきました。

『禁断メルヘン 眠れる森の美女』-2つの童話を大胆に脚色。官能美に彩られた大人のためのお伽噺。

ヒューマントラストシネマ渋谷で開催中の映画祭【未体験ゾーンの映画たち2012】(1月14日~6月15日)上映作品。同映画祭では「海外での評価が高く、話題作であるのに日本ではなかなか劇場公開されにくい、日本人にとっての【未体験ゾーンの映画】」を上映。本作では、衝撃的かつエロティシズム溢れる作品を得意とするカトリーヌ・ブレイヤ監督が、『眠りの森の美女』と『雪の女王』を下敷きに、大人のためのメルヘンの世界を官能的に描いている。(c) 2010-FLACH FILM PRODUCTION – CB FILMS – Marathon – ARTE France

『フラメンコ・フラメンコ』-本国スペインで“最高の芸術作品”と賞されるフラメンコ映画の決定版! 超一流アーティスト達がセッションする魅惑と官能のステージ。

世界中でフラメンコブームを巻き起こしたと言われる前作『フラメンコ』(1995)からおよそ15年、『カラスの飼育』『血の婚礼』『カルメン』などの名作を次々と生み出してきた、名匠カルロス・サウラ監督と、『暗殺の森』『ラストエンペラー』などの作品で”光の魔術師”という異名を持つ撮影監督のヴィットリオ・ストラーロが再びタッグを組み、更なるフラメンコの真髄に迫る。「生命の旅と光」をテーマに、フラメンコ界の神とも呼ばれるマエストロ達と、人気若手アーティストが一同に会し、魅惑的な舞台を創り上げる。本国スペインで”最高の芸術作品”と賞される、美しきダンスと音楽の饗宴がついに開幕。2月11日(土)より、Bunkamuraル・シネマにてロードショー。

第3回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル

座・高円寺では2月8~12日ドキュメンタリーフェスティバルを開催中。第3回を迎える今年は原発事故後の福島の現状を映し出す作品を含むコンペティション部門4本の上映他、各界の著名人が選ぶゲストセレクションと、バラエティ豊かなドキュメンタリー映画を堪能できる。作品上映後はより深くドキュメンタリー作品を知るトークイベントも開催。目の前に映し出される真実をそれぞれに見て、素直に感じてもらいたい。(C)東映