NO NAME FILMS-世界の観客は認め始めた。日本はどうだ?

  • 2011年11月22日更新

自主映画界で高い評価を受けている映画作家の短編作品を集めた『NO NAME FILMS』が11月19日よりユーロスペースにて2週間限定で上映。東京学生映画祭でグランプリを受賞した翌年、カンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に正式出品された田崎恵美監督の『ふたつのウーテル』を始め、海外の映画祭に出品をし、注目を浴びる自主映画作家の10本のショートフィルム。独自の視点から世界を切り取り、短時間の中に広がりを感じさせる印象的な作品が並ぶ。今後日本でも評価が高まるであろう映像作家をチェックしよう。(画像は『閑古鳥が泣いていたら』)



ふたつのウーテル
監督・脚本 田崎恵美 /プロデューサー 西野智也/ 出演/水口早香,澤田栄一
母親を亡くした姉は自分を捨てた父を見つけ、トラックで会いに行く。父の家では腹違いの弟が家を飛び出すところだった。偶然出会った異母姉弟はニ昼夜のドライブからなにを見つけていくのか?2011年カンヌ国際映画祭・短編コンペティション部門正式出品作品。



トビラを開くのは誰?
監督・脚本・編集 伊月肇 /プロデューサー・柴田啓佑 出演・鈴木知憲,優恵,玉置稔,杉本神伊,橋野純平
母と病院へ向かうバスにのる少年は車内で青い風船で遊ぶうち不思議な体験をする。たどり着いた病院で少年が見たものは?伊月肇監督は初長編作品『-×-』(マイナス・カケル・マイナス)が2010年、ローマ国際映画祭に正式招待されている。



わたしたちがうたうとき
監督・脚本 木村有理子/ プロデューサー 田中深雪 / 出演・増田璃子,宇野愛海,利重剛,鈴木卓爾,川崎桜
外見も歌声も似たさやかと輝夏。放課後の音楽室で合唱した二人は気持ちを通じ合わせる。さやかの父は精神科医としてある患者を診察していたが、その患者は輝夏の父親だった。思春期の不安定な心が生み出す痛みと爽やかな繊細さをとらえた作品。



▼NO NAME FILMS 上映情報
期間:11月19日(土)~12月2日(金) 連日21:00~ 2週間限定レイトショー
会場:ユーロスペース 
※各日AorBプログラム上映(75分)。その後イベント(45分)を続けて開催します。

料金:当日:1,500円|前売り:1,200円|大学・専門学校生:1,300円|シニア・会員:1,200円
NO NAME FILMS公式サイト 詳細は公式サイトをご覧ください

文:白玉

▼関連記事
東京学生映画祭授賞式―グランプリは早稲田大学女性監督の手に

  • 2011年11月22日更新

トラックバックURL:http://mini-theater.com/2011/11/22/no-name-films/trackback/