『美女と探偵-日本ミステリ映画の世界』-ミステリ小説の目利きが選んだミステリ映画

  • 2011年06月04日更新

本で読むミステリもいいけれど、大好きな俳優が出演するミステリ映画も捨てがたい。神保町シアターでは「本格ミステリ作家クラブ10周年記念企画」として日本の推理映画28本を一挙上映。『石坂浩二ではない金田一耕助』など本格ミステリ作家クラブ芦辺拓さんの協力のもとユニークな視点で選ばれた作品がずらり。会期中は芦辺さんとミステリ作家によるトークショーも開催予定。映画と小説、謎解きの世界をたっぷりと楽しんで。 『二十一の指紋』©角川映画


ミステリの目利きが選ぶ“観るべき”ミステリ映画
ミステリといえば、ミステリ小説。時を忘れて読み進み、気が付いたら朝になっていたという経験のある方も大勢いすはず。今回は本格ミステリ作家クラブ10周年を記念して日本ミステリ映画28本を上映。ミステリの目利き、本格ミステリクラブ芦辺拓さん協力のもと選ばれたミステリ映画はどれも絶品。6月4日~10日の「石坂浩二ではない」金田一耕助シリーズでは時代劇でおなじみ片岡千恵蔵から高倉健、そして中尾彬とタイプの大きく違う俳優が金田一耕助を熱演。定番金田一とはひと味もふた味も違う、新しい金田一耕助が発見できるチャンス。週末には芦辺拓さんとミステリ作家によるトークショーも予定。小説と同じくらい夢中になれるミステリ映画の魅力にどっぷり浸かって欲しい。『悪魔の手毬唄』©東映

 

『三本指の男』:原作 横溝正史『本陣殺人事件』
1947年 監督:松田定ニ 出演:片岡千恵蔵、原節子
戦後ミステリの幕を開けた『本陣殺人事件』の映画化。金田一耕助が民主主義の使者として密室の謎を解く。時代劇ではない洋物片岡千恵蔵にぜひ注目を。原節子のメガネ女子ぶりも必見。©東映

  

 


『蜘蛛男』:原作 江戸川乱歩
1958年 監督:山本弘之 出演:藤田進、宮城千賀子、岡譲司

原作は江戸川乱歩が大衆向けに転じた第一作。明智探偵も登場するが、自らもミステリマニアだった岡譲司の怪演をぜひ。©角川映

 

 

 

 

 

 

ミステリ作家トークショー開催予定日:※登壇者は神保町シアター公式サイトでご確認ください
6月4日(土)5:45からの『三本指の男』上映終了後 
6月11日(土)5:45からの『死の十字路』上映終了後 
6月19日(日)5:45からの『「空白の起点」より 女は復讐する』上映終了後 
6月25日(土)5:45からの『死者との結婚』上映終了後 

 

▼『美女と探偵-日本ミステリ映画の世界』
2011年6月4日(土)~7月1日(金)
会場:神保町シアター (公式サイト)
入場料金(当日券のみ)一般 ¥1,200/シニア1000円/学生800円

※スケジュールは公式サイトをご覧ください
文:白玉


  • 2011年06月04日更新

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