ウィル・スミス、オノ・ヨーコ、ウッディ・アレン。次々飛び出る映画セレブとのおいしい映画トーク-ブリリア ショート ショート シアター3周年イベント

  • 2011年03月06日更新

IMG_0455ショートフィルムを専門に上映するミニシアター“ブリリア ショート ショート シアター”では開設3周年を迎え、アカデミー賞ノミネート作品など選りすぐりのショートフィルム4本とLiLiCoさん、別所哲也さんとのトークを楽しむイベントが開催された。映画コメンテーターと映画祭を主宰されるお二人だからこそ語れる映画セレブとの華麗なる交友エピソードに会場は沸き立った。「ミニシアターに行こう。」ではイベントレポートとともに別所さんとLiLiCoさんが観てみたい「夢のショートフィルム」のインタビューも掲載。ショートフィルムの短くても深い楽しみ方を見つけてみてはどうだろう。

選りすぐりの映画と選りすぐりの映画セレブのお話をたっぷりと
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ショートフィルム専門ミニシアター、ブリリア ショート ショート シアターが3周年を祝うイベントにセレクトした作品は短くても極上のエスプレッソのように濃厚でキレのある大人向けの逸品。そんな作品とともに楽しむのは別所さんとLiLiCoさんの映画セレブとのエピソードだ。ショートショート フィルム フェスティバルを主催する別所哲也さんと映画コメンテーターのLiLiCoさんの映画人人脈は恐ろしく広く深く愉快。今回はそのイベントの模様をレポート。また、映画の目利きのお二人が観ていてみたい「夢のショートフィルム」についても語っていただきました。映画ファンであり映画人であるお二人が見てみたいショートフィルム。もしかしたら別所さんが主宰されるショートショート フィルムフェスティバルで見られる日がくるかも?!

 

0327_女性の上半身がぱっと見えて、不思議な感覚ですよね。(別所)
いやらしくなく、本当に美しいなと思いました。(LiLiCo)
別所哲也(以下別所):
『キャッシュバック』は何回かブリリア ショートショート シアターでも上映しているので、改めて見られた方もいらっしゃると思うんですが、アカデミー賞ノミネート作品です。ああいう時を止めたいという瞬間はありますか?
 

LiLiCo:時計を見ると遅く感じるというのは、学校の時はいつも思いました。時間って面白いですよね。この作品は『Frozen time』っていう長編になった作品。長編になってもOKですよね。素晴らしい作品で、その年の私のトップ10に入っていましたよ。
 

別所:ドキッとしたのは(時間が止まった中で)女性の上半身の裸がぱっと見えて、あの瞬間が主人公の願望でもあるんでしょうけど。不思議な感覚ですよね。LiLiCoさんは女性から見てどうでした?

0213_LiLiCo:いやらしくなく、本当に美しいなとい思いました。もうすでにDVDありますので、(この作品が)美しいと思ったらぜひ借りて見てください。「Frozen Time」の次の作品の「Broken」って映画観ました?「Frozen Time」と「キャッシュバック」みたいな映画を想像して見たら、めちゃくちゃ怖かったです。もう一人の自分っていうか、鏡の向こうの世界を描いたお話で。道を歩いていて、車が来ると自分が運転しているっていう。日本の心理的ホラーに近い映画です。
 

別所:ショーン・エリス監督はショートフィルムからスタートしていますけれど、長編映画で活躍しそうな監督ですよね。
 

LiLiCo:どうやって人を釘づけにするか、よくわかっている監督ですね。

 

0273_ウィル・スミスのとの写真が宝物で、机に飾っているのはオノ・ヨーコさんとの写真。(LiLiCo)
LiLiCo:
(映画コメンテーターの仕事をする前のことですが)ウィル・スミスがメン・イン・ブラックで来日した記者会見の終わりに(ウィル・スミスが)「あの子と写真が撮りたい」って言われて、写真撮ってくれたんですよ。宝物です。その後、(一緒に)仕事をするようになって「これ昔撮ってもらったんだよ」って見せたんです。その写真にサインをもらいました。
 

別所:額に入れておいたほうがいいですね
 

LiLiCo: ウィルスミスとの写真はアルバムにいれていて、机に飾っているのはオノ・ヨーコさんとの写真。
 

0022_別所:それもすごい

LiLiCo:私のお父さんがジョン・レノンの大ファンで、ジョン・レノンがオノ・ヨーコさんと結婚した時に「日本人と結婚しよう」っていってバックパッカーで日本に来たそうです。そこでヒサヨ(母)と出会って、私ができたんですね。オノ・ヨーコさんとは映画のインタビューで会えた時、一生に一度のチャンスだと思って、今の話をしたら、「なんて面白い話、今まで聞いたことない」って。私くらいの年代のハーフはみんなそうですよって伝えたら喜んでくれました。本当は写真を撮っちゃいけないと言われたのですけれど「いいわよ」って横に座ってくれて。その写真も宝物ですね。お父さんに(写真を)送れたことも。

別所:LiLiCoさんは映画のスターにもたくさん会っているし、2ショット写真も多いんじゃない?

0329_LiLiCo:2ショット写真は多いです。連載やってたから、撮らなきゃだめだったんです。
 

別所:その中でも宝物は?
 

LiLiCo: ウッディ・アレンですね。写真を撮っちゃいけないと思っていたんだけど、最後に一枚お願いしますって言ったら、「どうぞ」って全然普通に。
 

別所:宝物としてはすごいものですね。コリン・ファレルとかも?
 

LiLiCo:コリン・ファレルとの2ショットはないんですよ。未だに。コリン・ファレル大好きなんです。お会いした日に子宮が爆発しましたね(笑)

0372_素晴らしいショートフィルムと愛に必要なもの―驚き、意外性が大事ですね(別所)

―それでは最後にすばらしいショートフィルムとすばらしい愛に必要なものはなんでしょうか?
LiLiCo:すばらしいショートフィルム?ねづっちがいたらいいのにね。
 

素晴らしいショートフィルムと愛に必要なもの―驚き、意外性が大事ですね(別所)

別所:いい意味での驚き、意外性が大事だと思うんです。愛情っていうのも、小さな驚きとか発見とかの積み重ねだと思うので。無理やりな感じがしますけど。
LiLiCo:素敵ですよ。ふーんって声が聞こえましたよ。
 

0418_別所:あと、ショートフィルム独特だと思うんですけれど長編のように語り過ぎない。愛もそうですけれど、未完の部分があるっていう、ちょっと何かが欠けているという。ずっとその鍵を探し続けるっていうのがいいですね。

トークショーの終わりには「王様のブランチ」でLiLiCoさんがイ・ビョンホンさんとのインタビュー時に着用された衣装などのプレゼントが。衣装争奪じゃんけん大会に会場も熱く盛り上がる。

 

 

 

 

 

映画の達人番外編:
映画の達人、別所哲也さん、LiLiCoさんが観たい「夢のショートフィルム」

1. スザンヌ・ビアの心が痛くなるような短編映画(LiLiCo)
2. 日本の夜のシーンを切り取ったウォン・カーウァイのショートフィルム(別所)
3. 誰もが見たくなるエンタメの王道。アンジェリーナ・ジョリーとブラット・ピットの短編映画(LiLiCo)

 

0668_― この人のショートフィルムを観たいと思われた方はどなたでしょう
LiLiCo:スザンヌ・ビアですかね。人間の醜い感情をむき出しにするような監督さんなので、多分5分くらいで心が痛くなるような映画を作るんじゃないかなと思います。(スザンヌ・ビアの)強烈なせりふオンパレードと強烈な演技を短編で観てみたいですね。
 

0629_別所:僕がショートフィルムに目覚めたのは有名な監督、ジョージ・ルーカスとか(フランシス・フォード)コッポラの初期のデッサン画みたいなショートフィルムなんです。(その中に)ロマン・ポランスキーがポーランドで撮った、たんすを運ぶだけの二人の男の話があって。たんすを海に運んでいくんですよ、家から。最後海に運ぶっていうのは意外で。そこに人生を感じたり、何かを背負って、何かを運んで引っ越して生きているんだな感じた思い出深いショートフィルムです。これから観てみたいのは、ウォン・カーウァイ。夜のシーンをどんな風に切り取って作るかなとか。ウォンカーウァイが日本を舞台にショートフィルムを撮って欲しいです。

0618_LiLiCo:出演してほしいのはアンジェリーナ・ジョリーとブラット・ピット。エンタメの王道ですね。すごい話題になると思う。ショートフィルムに縁のなかった若い子達が「あるんだ、こういう面白いこと」って思ってそこを入口に色々な映画を知ってもらえればいいですね。
 

別所:今ジョージ・ルーカスがやっているのが、なくなった名優達のデジタルでよみがえらせて映画にするというのをやっているんですよ。マリリン・モンローと若い俳優が共演したりということも可能ですね。3D元年の言われた去年から技術がどんどん進んでいるし、色んな多様性が出て面白いんじゃないですかね。

取材・編集・文:白玉 スチール撮影:鈴木友里

  • 2011年03月06日更新

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